クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2021年03月

ホンダGB350正式発表。枯れた雰囲気の空冷シングルながらメカニズムは凝りまくり

幅広いライダーに刺さりそうな作り込まれたスタイリング。前後非対称コンロッドに大注目。電子制御のトルクコントロールも装備

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ホンダから新型ロードスポーツモデルGB350(4月22日発売)とGB350 S(7月15日発売)が発表されました。ティザーも実施していましたから、ご存知のように2021年に登場する新型モデルながら単気筒エンジンで鋼管セミダブルクレードルフレームといった枯れた雰囲気のメカニズムを持つバイクです。

エンジンも空冷でOHCヘッドですから、古い設計のまま現代の排ガス規制に対応させたのかと思ってしまいそうになりますが、さにあらず。

GB350のパワートレインはじつに興味深いメカニズムで構成されているのでした。

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公式にはサプライヤーはシークレット。ホンダ・レジェンドのLIDARはどこ製なの?

ソリッドステート型のLIDARを5つ、前後バンパーに置くことが自動運転レベル3を可能にしたポイント

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自動運転を支えるテクノロジー、とくにセンサーについてはいろいろな見方があるでしょう。やはり現時点での制御からするとLIDAR(レーザースキャナー)は必須というのが2021年時点での大方の判断と思うわけです。LIDARを使わずにカメラとミリ波レーダーだけでレベル3以上の自動運転が可能と主張しているメーカーや研究者、エンジニアが存在しているのは承知していますが……。

というわけで、世界初の自動運転レベル3を実現したホンダ・レジェンドにはフロントバンパーに2か所、リアバンパーに3か所の計5か所にLIDARが設置されております。上の画像はリアバンパーのサイド面に置かれたLIDARの様子。バンパー下部をメッキモールで区切ったうえでブラックアウト、そこに黒いLIDARを置くことで目立たせないようにインストールするというのはレジェンドの車格に合わせた演出といえますが、それでもLIDARのサイズはそれなりですから十分に存在感を示しております。

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有言実行、スーパールーキー角田裕毅選手がF1開幕戦で9位入賞!

「自分の長所はブレーキングとオーバーテイク」という角田裕毅選手がいきなりパフォーマンスを発揮した!

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2021年のF1はホンダがパワーユニットのサプライヤーとして最後のシーズンであり、また7年ぶりに日本人F1パイロットが復活した年として、今まで以上に注目を集めているのでは? 

それが角田裕毅選手、久しぶりに日本人が走るF1を見ることができるとあってSNSでもファンが盛り上がっている様子が見て取れるのでありました。

しかも角田選手、開幕戦で9位入賞して、いきなりポイントゲットというのですから、ますます盛り上がること必至。



そんな角田選手、開幕前にオンラインでの記者会見を開催。小生も参加してご本人の口から意気込みを聞く機会があったのでした。 続きを読む

人生最後の内燃機関だから……という言い訳で決断したCBR1000RR-R

この言い訳を使うのは二度目。二度あることは三度あるかもしれません(汗)



先日来、CBR1000RR-R FIREBLADE SP(メーカー希望小売価格:2,783,000円)に乗っていてどう感じたといった系の話をYouTubeに上げているのですが、こちらは「街乗りオンリーのリターンライダーがリッターSS(スーパースポーツ)を買ったワケ」を、言い訳満載で話している動画。

その理由を簡潔に記せば「軽くて(201kg)、ハイパワー(160kW・218PS)だから」というものなのですが、それがパワーウエイトレシオがに優れていて速さにつながる要素…として捉えていないのがポイント。五十路リターンライダーゆえの判断基準というある種の世迷言のような内容になっております。





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ホンダ・レジェンド、世界初にして唯一の自動運転レベル3を公道で試した。レベル2領域の進化も著しい

自動運転レベル3のトラフィックジャムパイロットを含む「ホンダセンシング・エリート」を首都高速・湾岸線で楽しむ。まさしくレベルが違う走りに驚愕

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以前、拙ブログでもエントリをあげたように、自動運転レベル3搭載車として世界で初めて認められたホンダ・レジェンドに公道試乗をすることができました。

自動運転レベル3の機能である「トラフィックジャムパイロット」が起動するには、高速道路でのハンズオフ機能付き車線内運転支援システムが作動している状態で、先行車が30km/h以下になる(渋滞状態になる)という2つの条件を満たす必要がありますので。

そうしたシチュエーションを期待して、首都高速・湾岸線。具体的には有明から首都高速に乗り、大黒パーキングでUターンしてくるという試乗ルートを選んだのですが、狙いはドンピシャ。

ホンダ・レジェンドの「ホンダセンシング・エリート」が新たに実現したハンズオフ付き車線維持支援機能・車線変更支援・渋滞時自動運行機能を味わうことができたのでした。

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トヨタがアメリカで一般向けに水素燃料電池のプロモーション番組を提供する

ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池車と全方位で電動化対応するトヨタの本命はやはり水素燃料電池か?

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"POWERING THE NATION WITH HYDROGEN"、直訳すれば「水素が国を動かす」といった感じになるでしょうか。こうした意欲的なタイトルのテレビプログラムをトヨタが資金を出して制作、サイエンスチャンネル、MotorTrend TV、ディスカバリーchにて放映するとの発表がありました。

といってもアメリカでの話。バイデン大統領に政権交代、パリ協定へ復帰するというアメリカにおいて水素燃料技術こそが真の代替手段とアピールするトヨタのプロパガンダが始まったといえますでしょうか。ある意味では、これからアメリカ全体としてのゼロエミッションは加速するといえますから、ここで水素燃料電池が主役のように大衆へアピールするのはタイミング的にはちょうどいいといえるかもしれませんので。

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