中国でNIOが始めたバッテリー交換ステーション。対応する電気自動車が世界に広まらないと断言できるワケ
中国でNIO(ニーオ)がバッテリー交換式BEV(電気自動車)というソリューションをスタート。
バッテリーの充電時間に難があると思われているBEVでありますから、こうした発表があると「これが決定版」、「なんで誰もやらなかったんだ」という声があがるのもまた様式美といえるのですが、実際には何社もがチャレンジして、モノにならなかったという歴史があり。あのテスラでさえ一度はバッテリー交換式をプロトタイプまで持って行きながらなかったことにしたほど課題の多いシステムなのでありました。
その理由について、こちらの動画(上)やこちらのコラム記事(下)で触れているのですが、あらためて整理すると、以下の3点が大きな課題。
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中国でNIO(ニーオ)がバッテリー交換式BEV(電気自動車)というソリューションをスタート。
バッテリーの充電時間に難があると思われているBEVでありますから、こうした発表があると「これが決定版」、「なんで誰もやらなかったんだ」という声があがるのもまた様式美といえるのですが、実際には何社もがチャレンジして、モノにならなかったという歴史があり。あのテスラでさえ一度はバッテリー交換式をプロトタイプまで持って行きながらなかったことにしたほど課題の多いシステムなのでありました。
その理由について、こちらの動画(上)やこちらのコラム記事(下)で触れているのですが、あらためて整理すると、以下の3点が大きな課題。
- バッテリー生産量が増えることでのコストおよび環境負荷の増大
- 規格化することで実質的にバッテリーの技術進化を止めてしまう
- バッテリーによりクルマのプラットフォームが固定されてしまう
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