クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2020年12月

2気筒1100ccのレブル、日本仕様は税抜き100万円からと超リーズナブル

Rebel(レブル)1100 Dual Clutch Transmissionは2021年3月11日、Rebel 1100は2021年5月13日に発売開始

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先日、アメリカで発表されたホンダの大型クルーザーバイク「レブル1100」が日本でも正式発表。CRF1100Lアフリカツイン譲りのパワートレインを、レブル伝統のスタイルに一体化したといったのが簡単な生い立ちで、足つき性のよさに走りの余裕が加わった注目のモデルといえましょう。というわけで、エンジンスペックは最高出力64kW[87PS]/7,000rpm、最大トルク 98Nm[10.0kg-m]/4,750rpmとなり、トランスミッションは6速MTとDCTから選択可能となっております。

ユーティリティ面での仕様を見ると、クルーズコントロール、グリップヒーター、ETC2.0、USB(タイプC)を標準装備しているようで、ツアラーとしてもかなり使えそうな雰囲気というか、そこを狙っているように見えるのでした。北米仕様ではシングルシートが標準だったところ、日本仕様ではタンデム仕様が標準になっているのも市場特性の違いを示しているといったところでしょうか。


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217万1100円は超お買い得! ヤリスカップカーはトヨタに良心を感じまくり

小改造でモータースポーツ参戦可能。CVT仕様も気になる新生ヤリスカップカー

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2020年、トヨタのエントリーモデルとして長年親しまれてきた「ヴィッツ」がグローバルネームの「ヤリス」となってフルモデルチェンジ。同時に、これまた長い間エントリーレースとして多くのドライバーを育ててきた「ヴィッツレース」もメーカーサポートがなくなり終ってしまうことが既定路線だったのですが、そのカテゴリーそのものが消えてしまうことはなく、しっかり「ヤリスカップ」として存続することがアナウンスされたのでした。同時に、ワンメイクレースの基本となるイコールコンディションを守るためのカップカーの発売も発表されております。



それにしても、ロールケージやサスペンションといった基本アイテムを備えたカップカーが、6速MT車で217万1100円、CVT車で238万100円という価格設定は内容を考えるといかにもリーズナブル。タイヤとアルミホイール、フルバケシートは別途購入する必要もありますが、そのあたりを付属していないのはスポンサーの関係から自由度を高めておきたいという面もあるでしょうし、また今までレースに参加していたエントラントであれば、すでの所有しているので流用することが多いという状況を踏まえた好判断といえましょうか。

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デンソーは電動化時代のキーテクノロジーとなるSiCパワー半導体を量産化

トヨタの燃料電池自動車「MIRAI」向けに量産開始。
SiC専用ブランド「REVOSIC」で世界にアピール

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苦節10年といいますが、拙ブログ的にいうと2008年あたりから気にしてきていた車載用SiC半導体がついに量産開始との発表あり。簡単にいうと電力損失を大幅に低減できる半導体であって、つまり電動車両においては航続距離だったり、ハイブリッドでいえば燃費を伸ばす効果が期待できる次世代半導体。ずいぶん前から各社が開発してきたことは知られていて、すでにホンダのクラリティFCにはSiC半導体が搭載されている(量産モデルとして世界初)のは知られていましたが、このたび日本のメガサプライヤーであるデンソーがSiC半導体の量産化を始めたとの発表があったのでした。



車載用SiCダイオードについては、すでに燃料電池バス「TOYOTA SORA」に採用実績あり(2018年)ということですが、新たに車載用SiCトランジスタも開発したことで、デンソーとしては初めてSiCトランジスタとSiCダイオードの両方が量産車に搭載されるというのが価値あるニュースといったところでしょうか。

個人的には数年前から各種イベントで公開されるデンソーのSiC半導体の進捗状況をウォッチしてきたのもあって感無量であります(ちょっと大袈裟)



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【意外?】ホンダのレンタルバイク、人気トップ3をカウントダウン【順当?】

2020年スタートでいろいろあったHondaGO(レンタルバイク)、人気トップ3はどれも借りてみたい!



ホンダといえば四輪事業のほうがスケールは圧倒的に大きいといえますが、じつは2輪のほうが収益性には優れているのは知られている通り。そんな二輪事業において市場拡大を目指した施策のひとつが2020年にはじまったバイクレンタル「HondaGO」でありましょう。コロナ禍ということもあり、またローンチ早々に立ちゴケでの補償問題もあってスタートでの印象は少々ネガティブな部分もあったのですが、補償についてはすぐに対応するなど、二輪トップブランドらしいサービスとして成長している模様。そんなHondaGO、初年度の人気モデルトップ3が、HondaGO BIKE RENTAL事務局より届きました。

第3位は「CB400 SUPER FOUR & CB400 SUPER BOL D'OR」

教習車としてもお馴染みCB400、あえて乗りたいという人は少ないのかと思いましたが、意外にも人気だそうで。もっとも愛車を持っていない人がとりあえず借りてみようというときには、もっとも安心して乗ることができる一台なのかもしれません。


第2位は「スーパーカブ110・『天気の子』ver.」!!

個人的には未見なので、どんな映画なのか知らないのですが(汗)、2019年7月に公開された新海 誠 監督のアニメーション映画「天気の子」に登場するピンクのカラーリングを実車化したスーパーカブが人気なのだそう。なるほど、レンタルバイクで聖地巡礼とか楽しんでいるのでしょうか。

そして第1位は……
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2020年12月15日、Kintoneのニューモデル「Model One」発売開始

8.5インチ大径タイヤの電動キックボードが新登場。シンプルすぎる操作系はミニマルでユニーク

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一年ほど前に試乗レポートをお送りした電動キックボードなどを扱う日本ブランドの「KINTONE」を覚えていらっしゃいますでしょうか。そのKINTONEが2021年に向けて新作を発表であります。



ニューモデルの名前はシンプルに「Model One」。発売は2020年12月15日。メーカー希望小売価格は5万9800円となっておりますが、リンク先をみると、いまなら最大30%引きになるというキャンペーンを実施中だそうで、気になる方はしっかりチェックされてはいかがでしょうか。

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MVアグスタとアルピーヌが夢のコラボレーション。スーパーヴェローチェALPINEは3万6300ユーロ

イタリアの伝統的二輪ブランドにフランスのモータースポーツ四輪ブランドのテイストをふりかける

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MVアグスタより「Superveloce Alpine」が発表されました。スーパーヴェローチェとは日本仕様で最高出力108kW(148PS)を発揮する総排気量798ccの3気筒エンジンを積むスーパースポーツですが、「Superveloce Alpine」は、そこにアルピーヌのテイストを散りばめたというコラボレーションモデルであります。

公開されている画像からもわかるように、青と白のカラーリングでアルピーヌらしさを表現。フェアリングにはアルピーヌの「A」ロゴが入り、青いステッチが施された黒いアルカンターラのシートもアルピーヌのイメージを表現しているという仕上げ。バーエンドミラーはベースモデルと同じ仕様といったところでしょうか。

こういっては失礼ながら、MVアグスタとアルピーヌの両ブランドはそれほど強烈なイメージもないのでこうしたコラボレーションでもどちらかが勝ってしまうということはなく、バランスよく見えるのは自分だけでしょうか。





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