クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2020年12月

2020年を振り返る。もっとも印象に残った新車は電動化時代を感じさせるアコードだった

新型コロナウイルスに振り回された一年。自動車業界の変革スピードも加速した感アリ

2020年、世界中が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けた一年となり、その影響はまだまだ続く状況なわけですが、そんな一年を月別に振り返って、個人的に選んだ重大ニュースがこちら。

超個人的独断と偏見に基づく2020年自動車業界重大ニュース
1月:トヨタのウーブン・シティ構想
2月:イギリスのエンジン車販売禁止の発表
3月:新型コロナウイルスに起因する交通事故の増加
4月:ホンダとGMのアライアンス強化
5月:日本メーカーの決算はSUBARU以外すべてマイナス
6月:ハリアーの「実質ドライブレコーダー」機能搭載
7月:日産アリア発表、水冷バッテリーを新採用
8月:スバル・レヴォーグの超絶ハンドリング 
9月:トヨタ・ヤリスが日本一売れたクルマに! 
10月:ホンダがF1参戦終了を発表したが…… 
11月:マツダの直列6気筒エンジンはどうなる? 
12月:三菱エクリプスクロスに見る電動化時代の走り

その内容や選んだ理由については、WEBカートップでのコラムに記しておりますので、そちらをお読みいただければ幸いなのですが、COVID-19の影響なのか本当に様々なことがあった一年でありました。

続きを読む

【動画】2021年是非とも味わってみたいBEVの一番手「日産アリア」に大注目

エントリーグレードで約500万円、2021年中ごろ発売予定の日産のEV専用モデル第二弾に興味津々

2020年は国産新車ラインナップにおいて豊作ぞろいという声もありますが、その流れは2021年にも続きそうな予感。その筆頭候補と個人的に考えているのが、2020年に発表済みの日産の100%電気自動車「ARIYA(アリア)」であります。



こちらの動画は、横浜にある日産のヘッドクォーターにて撮影したもの。市販前のモデルだけにロープで囲われていて、ペタペタと触ることはできないのですが、これほど間近に見ることができるのは、市販目前という雰囲気でありますし、車両の仕上がりもまさに市販車といった雰囲気。フロントマスクはゴージャスですが、じつはボディはさほどグラマラスではなく、取り回しも良さそうな感じは好印象といったところでしょうか。





続きを読む

【マイナーチェンジ】キング・オブ・軽自動車、ホンダN-BOXの隠れた進化ポイントとは?

圧倒的なブランド力を持つN-BOX、しかしEPB、全車速対応ACC、ハイブリッド……などなど持たない機能も目立つようになってきた

IMG_0154

2020年の暮れも押し迫った12月24日、キング・オブ・軽自動車として名高いホンダN-BOXがマイナーチェンジを発表。上に画像を貼った標準車ではフロントグリルのメッキ部分の面積を拡大、さらにアンダーグリルにメッキ加飾のラインを入れるなど、確実にユーザー層の好みを捉えた進化を遂げているのでした。



メーカー発表のほうでは、そうしたスタイリング変更とリアパーキングセンサーの増量(?)くらいにしか触れられていませんが、じつはメカニズムについてもひっそりと進化を遂げているのでした。その最大のトピックスがCVTに関するものでありましょう。




続きを読む

【悲報】マツダCX-3の開発責任者が酒気帯び運転と万引きで捕まるという失態

マツダCX-3の開発主査が”土曜日の午前10時”に酒気帯び運転で現行犯逮捕された

2020_cx-3_japan(rhd)_c20_s

マツダでCX-3の開発主査などを務めている人物が、酒気帯び運転および窃盗(万引き)の容疑で逮捕されたという報道あり。個人攻撃をする気もありませんし、一次情報にリーチできてもいないので、個人名については触れずにおきますが、自動車メーカーでそれなりの立場にある人物が酒気帯び運転というのは、あまりにも自覚がないというか、残念という以外に感想がない事件。酒気帯びについては現行犯逮捕ということで、言い逃れできない状況なのもそうした印象を強くするところ。

もしかすると、アルコール依存症のような理由があるのかもしれませんが、そうであればなおさらクルマの運転はしないなどの対応ができたはずですし、はたして今回の飲酒運転がたまたまなのか、常習していたのかによっては、管理責任も問われることにもなりそう。まあ、立場を考えると懲戒免職などの厳しい処分として、そこからはマツダと関係のない人物とするのかもしれませんが……。いずれにしても年の瀬に、こうした対応をする羽目になった部署の方には同情してしまいます。




続きを読む

トヨタから新規格対応の超小型EV「C+pod」登場。そして思い出す日産ハイパーミニ…

2人乗り、街乗り専用EVの価格は165万円から。2022年には一般向け販売も計画
20201225_02_19_s
数年前から拙ブログでも注目している超小型EVという新カテゴリー。ついにトヨタが、そのカテゴリーに合致するニューモデル「C+pod」の市販開始!であります。といっても、当面は企業や自治体などフリートユーザー限定で、一般向け販売は2022年からとなっているのでした。



そのルックスは、2017年の東京モーターショーに出展された「TOYOTA Concept-愛i RIDE」の市販バージョンというべきもので、その意味では突然出てきた商品企画ではなくいろいろとリサーチした結果としてこのタイミングでの販売になったのでありましょう。おそらく先日発表したe-Pallet同様、トヨタの実験都市ウーブンシティでの活用を考えているからこそ、このタイミングでの発表となったのでは?
続きを読む

プラグインハイブリッドを与えられた新型エクリプスクロスの走りに大感激

クルマは電動化したほうが楽しくなる! を具現化したツインモーター4WDによる駆動トルク配分制御に大感動

_1000817
 
2020年、最後の新車試乗となったのが三菱自動車のエクリプスクロスPHEVの公道試乗でありました。御殿場近辺で開催されたメディア向け試乗会は自由にルートが選べるというものでしたが、自分が選んだのは某N峠。フルロックとはいいわないまでも、かなりステアリングを大きく切り込むコーナーが右に左にとつづくワインディングでこそ、新型エクリプスクロスPHEVに与えられた「S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)」の真価を知ることができると考えたからであります。

結論をいえば、車検証表記で1980kgもあるクルマとは思えないほどナチュラルなハンドリング(ドライブモードでノーマルを選んだとき)に感じましたし、さらにターマック・モードを選択すればまさしく意のままに、イメージ通りのラインをトレースする能力の高さを感じることになったのでした。


続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ