クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2020年08月

SUBARUレヴォーグのCB18エンジンをマツダSKYACTIV-Xと比べてみると

新型レヴォーグとマツダCX-30のAWDは同じ車重でパワーも2kW違い。では燃費はどうなっている?

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新型レヴォーグから、SUBARUは完全新設計のエンジン「CB18」を投入するわけですが、このエンジンはリーンバーン過給(ターボ)というプロフィールが特徴。こうした要素でいうと、かなり特殊な環境型エンジンといった印象ですが、メーカー目標値のWLTCモード燃費は13.6~13.7km/Lと、リーンバーン過給という言葉から期待するほどではないのも事実。燃費についてはエンジンだけでなく車体(重量・空力)やトランスミッションなどの要素も関わってくるわけですが…。

そうした「期待値ほどではない」感でいえば、マツダが鳴り物入りで登場させたSPCCI(火花点火制御圧縮着火)エンジンである「SKYACTIV-X」にも同様の印象もあったりするのでした。そういえば、SKYACTIV-Xも過給機(機械式スーパーチャージャー)を使っているリーンバーンエンジンという点ではSUBARU「CB18」と共通性もありそう。

というわけで、新型レヴォーグとSKYACTIV-Xを積む最新モデルCX-30のスペックを比較してみようと思うわけです。




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軽自動車人気ナンバーツーのスズキ・スペーシアがトップを狙える仕様変更を実施

タント、ルークスについでスペーシアも停止まで対応するACCを装備。N-BOX越えを実現するや

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スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」シリーズが、商品改良を実施。仕様変更のテーマは安全性能の向上で、その内容は次の通り。
今回の一部仕様変更では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグの標準装備化に加え、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールを新たに採用。一時停止などの標識認識機能の向上により、スズキ セーフティサポートをより充実させた。

 

というわけで、スズキがリリースの中でもさり気なくアピールしているように、渋滞時の停止まで対応する「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」が、機能面での注目ポイント。このところ、軽自動車の販売ランキングでは2位を守っているスペーシアですが、ACCについてはダイハツ・タントと日産ルークスという追い上げてきているライバル両車が渋滞対応の全車速追従機能付きを搭載しておりましたので。

とはいえ、タントのそれはターボ車だけのオプションで足踏み式パーキングブレーキとの組み合わせになるため停止保持は2秒しかできないタイプで、それについてはスペーシアも同様。一方、ルークスはEPBとの組み合わせとなるので、停止保持が可能なうえ、オートホールド機能もついているという点でリードしているのでありました。続きを読む

新型レヴォーグはオプションの11.6インチ大型ディスプレイをつけるべき【証拠画像】

オプションの大型ナビを選ばないと、2DINサイズのオーディオスペースと2DIN相当のエアコン液晶パネルになる

先日、チラ見してきた新型レヴォーグ。その特徴のひとつが「デジタルコクピット」であります。12.3インチフル液晶メーターと11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの組み合わせは、国産車としてはなかなか新しい感じがするもので、レヴォーグのテクノロジー面での特徴である「アイサイトX」という先進運転支援システムと相まって、非常に”新しい”感じを強めているのですが、全グレードがデジタルコクピットなのかといえば、さにあらず。

こちらの画像は、そうしたデジタルコクピット系アイテムが装備されない昔ながらのコクピットを撮ったもの。
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形状的に1DINサイズのダミーのように見えるカバー部分にはディーラーオプションやサードパーティ製の2DINナビなどが収まるもので、その下に見える7インチの液晶パネルはエアコン操作用。この操作パネルは新造品ということで、ここまでお金をかけるのであれば、いっそ全車に11.6インチの大型センターインフォメーションディスプレイを標準装備すればよかったのにと思うのですが、メーカーの言い分としては「好みのオーディオやナビをつけたいというお客様もいらっしゃるので」ということで、そうしたユーザーニーズへの対応として、こうした仕様も用意しているのだとか。





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物理スイッチを廃したという電気自動車「アリア」のインパネ。惜しむらくはCMSの未採用

2つの大型ディスプレイを並べた電気自動車「アリア」のインパネ。新しいといえば新しいが……

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おおよそ500万円台からの価格帯で用意されるという日産の新しいBEV(電気自動車)「アリア」が気になる今日この頃。おそらく安いほうのグレードでもバッテリー総電力量が65kWhであることを考えると補助金を前提にして車両価格が500万円相当になるという発表は、コストパフォーマンスが高いと言わざるを得ませんから。

そんなアリアのインパネは、たしかに2021年に登場するBEVとして、ちょうどいい塩梅と感じるものであります。二つの大型ディスプレイを並べ、さらにインパネから起動ボタンを除く物理スイッチのほとんどを廃したデザインは、BEVらしいと思えるもので、大型センターコンソールが電動で動かせるというのも、車格を考えると贅沢といえ、そこに所有欲を満たす要素を感じますので。
ダッシュボートには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとアイコンが浮かび上がります。このスイッチは単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっています。幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能です。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載されています。



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新型レヴォーグのボディにまったく不満なし。ねじり剛性は旧型比で+44%!

新世代プラットフォームをベースにインナーフレーム構造を採用。構造用接着剤や樹脂リンフォースも効果アリ

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2020年10月15日の発売開始に向けて8月20日より情報公開の始まったSUBARUの新型レヴォーグ。新設計エンジン、SUBARU初の可変ダンパー、3D高精度地図を用いた「アイサイトX」などなど見どころ満載すぎて何から話せばいいのかわからなくなりますが、まさしくクルマの基礎であるボディの進化ぶりも注目点のひとつ。

現行インプレッサから採用されているSGP(スバルグローバルプラットフォーム)は四輪接地の良さが、最大の好印象ポイントと個人的に感じているのですが、そうした面がさらに強化されていると感じたのが新型レヴォーグのボディでありました(もちろん、サスペンションセッティングも貢献しているはずです)。

ステーションワゴンというボディ形状は、性質的にリアのねじり剛性がウィークポイントになる傾向が強いのですが、まったくそんなことは気にならず、スラローム的な走りを楽しんでいるときにボディに関する不満は皆無でありました。だからこそ映像の中でもボディに言及することはなかったわけです。

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新型レヴォーグのドライブモードセレクトは想像以上に明確にキャラ変する!

6つの要素の組み合わせは300通り以上。ハンドリングにはAWD制御の影響大

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SUBARUから新型レヴォーグが発売間近。2020年8月20日より全国の販売店にて先行予約がはじまるということで、新型レヴォーグ(プロトタイプ)の記事公開できるタイミングとなりました。

新型レヴォーグを見た感じではキープコンセプトですが、プラットフォームからパワーユニットまで完全新設計の意欲作。コアテクノロジーである「アイサイト」についても準天頂衛星や3D高精度地図データを利用した「アイサイトX」をオプション設定するなど大きく進化しているのでありました。

そして外観は従来路線ながら、「アイサイトX」装着車では、インテリアでも12.3インチのフル液晶メーターや、11.6インチの縦長インフォメーションディスプレイ(ナビ画面)を採用するなど要素としては現代的になっているのも注目。さらにテールゲートのSUBARUエンブレム(六連星)にスマートキーを持ったまま手をかざすとゲートが開くという新アイデアも盛り込まれていたりするのでした。

とにかくトピックスが多すぎて、どこかに話を絞らないとその魅力が伝わらないとさえ思えてしまう新型レヴォーグ。プロトタイプに試乗した中で、是非とも伝えたいと感じたのが「STI Sport」グレードに搭載される新機能「ドライブモードセレクト」なのでした。


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