クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2020年06月

レクサスISマイナーチェンジでボディ一新、全長と全幅を30mm拡大

マイチェンというレクサスISだがボディで共通しているのは、ごくごく一部ぽい

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レクサスISのマイナーチェンジが発表されました。ボディが一新されるということでフルモデルチェンジを期待したエントリもあげたのですが、やはり噂通りにマイナーチェンジでありました。とはいえ、全長はともかく全幅まで30mmも拡大しているという変更は、並みのマイナーチェンジのレベルではないのは明らかで、トヨタがマイナーチェンジでここまで変えたのは記憶になく。ビッグマイナーチェンジといわれた9代目クラウンでもフェンダーまでは変わっていなかったはずなので……。

   


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上が新型、下が従来型。ドアミラーも別物ですし、外板で共通しているのはAピラーの形状くらい?





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日産ルークス、後席の使い勝手は想像以上にイケていた!

横浜みなとみらいの日産ギャラリーで新型ルークスと初対面。気になる後席をチェックしてみると…

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ちょっと横浜みなとみらい方面に用があったので、日産グローバル本社一階の日産ギャラリーをウロウロ。すると気になっていた一台、軽スーパーハイトワゴン「ルークス」が何台も置かれていたのでした。スタイリング面で気になっている箇所はいろいろあったのですが、まずチェックしたのは後席の使い勝手。とくに、この手のモデルでは乗降性は気になるところであります。

開口部の広さは不満ないものの、Bピラーのアシストグリップについては「やっぱり、もう少し大きかったら視覚的な魅力につながったのに」というのが第一印象。どうしてもフロアが高くなるスライドドア車ではBピラーのアシストグリップは幼児や高齢者の乗降には欠かせないアイテムで、実際の握りやすさはもちろんのこと、頼りになると感じられるデザインがクルマ選びの段階では重要と感じているのですが、そうした視点でいうと「あと一歩」というのが正直なところ。もう少し、下まで伸びているとさらなる安心感につながると思うのですが…。

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北米で日産が新型SUV「ローグ」発表、日本では次期エクストレイルになる?!

キーワードは「Family hub」。まさにヤングファミリーを狙った新型ローグの発売は2020年秋

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先日、日産が今後18か月に新発売するという12車種を発表したことは当ブログでも紹介しましたし、YouTubeにも動画をあげておりますが、そこに含まれていた「Rouge」が北米で発表されております。おそらく日本では次期エクストレイルとなるであろう「ローグ」はプラットフォームから完全に新規となったフルモデルチェンジで、微妙に全長が短くなったといいますから、カテゴリーというかセグメントというか、ターゲットユーザー層にも変化があるのかもしれません。

ターゲットユーザーがファミリー層であることは、新型ローグのインテリアコンセプトが「Family Hub」とされていることからも明確に感じられるのですが、だからといってスマートな方向にシフトするのではなく、よりSUVらしい力強さを感じさせるアピアランスになっていると感じるところ。フロントのVモーショングリルは大きくなっていますし、サイド面の強い張りは上級SUVの雰囲気をまとっているといえるのでは? 

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SUBARU WRX S4 STI Sport# もっともレアカラーはシルバーで25台だけ

最人気カラーはセラミックホワイトで予約台数は370台!

  

SUBARUのスポーティセダンである現行WRX S4の最後を飾るSTIコンプリートカー「STI Sport#」が500台の予約受注を集めて、いわゆる完売状態になったとの発表あり。そこで500台のボディカラー内訳を調べてみたところ、なかなか興味深い数字を知ることができたというのが、こちらの動画のテーマ。



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レクサスIS、6月16日午前8時にオンライン発表、ティザー映像第二弾も公開中

延期されていた新型ISのオンライン発表会の日程が決定。「IS350」グレードの存在が確実に!



レクサスのコンパクトFRスポーツ「IS」の新型発表会がオンライン上で開催。もともと6月11日の予定だったのが、世界情勢を鑑みて延期されていたのですが、6月16日午前8時からの開催となった模様。それに合わせてティザームービー第二弾が公開されております。

ところで、以前のエントリで新型ISについて「フルモデルチェンジ」という前提であれこれ妄想したのですが、プラットフォームはそのままで、ビッグマイナーチェンジに近いものという噂もあり。たしかに、はっきりとディテールを映した第二弾ムービーを見ると、骨格はそのままといわれると「そうかも」と感じる雰囲気ではあります。


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ポルシェ・カイエンGTSがV8リターン、ダウンサイジング指向の終わりの始まり?

排気量も、気筒数も増やしたカイエンGTS。その背景にはピュアEV「タイカン」の存在がある?

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ポルシェジャパンがカイエンGTSの価格を発表。そのニュースリリースのタイトルは『8気筒エンジンを再び搭載。新型カイエンGTSモデル』となっておりました。
先代カイエンGTSには3.6リッターV6ツインターボエンジンが搭載されていましたが、このニューモデルでは再びV8エンジンが採用されました。最高出力338 kW(460 PS)、最大トルク620 Nmを発生する4リッターツインターボエンジンは、あらゆる面でパフォーマンスを大幅に向上させています。
というわけで、ダウンサイジングもレスシリンダーも否定するかのようなポルシェのモデル進化であります。個人的に、ポルシェの戦略というのはトレンドをつくると感じている部分もあり、今回のカイエンGTSにおけるパワートレインの選択は、もはやプレミアムクラスではダウンサイジング・トレンドは終了したということを意味しているのでは? と思うのでした。

もちろん、単純にダウンサイジングやレスシリンダーを否定して、「CO2排出制限なんか無視するぜ」という意味でないことも明らか。ポルシェというのはインテリジェンスなイメージのブランドでもありますから、そうした乱暴な考え方は似合いませんから。では、ロジックとしてダウンサイジングを終了するにはどんな背景があり得るのか。そうした点について考察した動画をYouTubeにアップさせていただきました。

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