クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2020年06月

癒され系の四輪と刺激ビンビンの二輪の6輪生活という理想を目指して…

愛のあるクルマは「愛情ホルモン」につながるモデル。刺激的なスポーツ性は別の乗り物で求めるのが2020年流

先日、このようなツイートをしました。
ドーパミンというのは快楽につながる脳内物質。それだけを聞くと、とても良いものに感じますが、依存症につながるという怖さも持つもの。一方、オキシトシンは「愛情ホルモン」という別名からもわかるように幸せな感情につながるホルモンで、ストレスを減らす作用も持つといいます。

古い価値観でいうと、ドーパミン的な刺激のあるクルマが高い評価を受けがちな気もしますが、いまは
オキシトシン的な多幸感を味わえるクルマのほうが評価されていると感じるというのが、この短いツイートに込めた思い。そして、こちらの動画で深掘り的に解説させていただいております。

 


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日産の次期エクストレイルはナビリンク型プロパイロットを搭載。3つの進化ポイントとは

新型ローグ(日本名:エクストレイル)のADASは「プロパイロットアシストwithナビリンク」に進化した

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北米日産が新型SUV「ローグ」を発表。これすなわち、日本では次期エクストレイルになるであろうということで、苦境の日産を救うモデルになるかどうか注目を集めております。

個人的にも、このブログでエントリをあげたほか、WEBメディアでもいくつか新型ローグ(エクストレイル)絡みのコラムを書かせていただきましたが、フルデジタルメーターや新しいエレクトリックシフトなどの進化は、いわゆる電子プラットフォームと呼ばれる領域でのバージョンアップを予感させるもの。電子制御系でいえば、とくにナビ連携「プロパイロット」の進化に注目なのでありました。

 




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レクサスISのマイナーチェンジ。Aピラーから前、Bピラーから後ろが新しくなった

ビッグマイナーチェンジのレクサスIS、モノコックボディさえ別物?!

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メーカー曰く「マイナーチェンジ」という新型レクサスIS。とはいえ、どうみてもリアフェンダーからトランクリッドにかけてのラインはマイナーチェンジ前と別物で、それはつまりモノコックボディが変わっているということを意味しております。はたして、マイナーチェンジ前との変更部分は他にもあるのか。そうした点について、記してあるのが以下にリンクを貼った記事。

こちらの記事、自分が寄稿したものなのですが、記事内にもあるように取材時に以下のようなやり取りがありました。

レクサスインターナショナルに「ボディ外板で、マイナーチェンジ前と異なる意匠・形状となっている箇所はどこでしょうか」という質問をしてみたところ…「A、Bピラー及びそこまでのルーフパネルは共通デザイン。他は全部新意匠となります」という回答が来ました。

 

そうです、AピラーとBピラーとそのエリアのルーフ形状以外は変わっているのでありました。ドアのアウターパネルも変わっていますから、ようはAピラーとフロントウインドウ、サイドウインドウの形状が共通なだけで、あとは完全に異なるボディになったのが新型レクサスISというわけであります。





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マツダ乗用車のルーツは、あの軽自動車。そして思い出すこと

マツダのルーツは「R360クーペ」。そしてデザインの基本もクーペスタイルにある


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マツダが100周年特別記念車を全登録車ラインナップに設定しているそうですが、そのモチーフとなったのは同社として初めての乗用車である「R360クーペ」というのを聞いて、思い出したのがこのクルマ。そうオートザムAZ-1であります。

なぜ思い出したのかといえば、R360クーペがマツダ初の軽乗用車であるとすれば、マツダとしてオリジナル設計の最後の軽乗用車がAZ-1だから。マツダ独自の軽自動車は「R360クーペ」に始まり「AZ-1」で終わったといえるのです。そう捉えるとマツダのクルマづくりのスタンスはユニーク極まりないと思えてきます。





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レクサスLCコンバーチブル登場。優雅な4座オープンだけにハイブリッドも欲しかった

現時点ではV8エンジンだけの設定。大排気量で快音のNAエンジンも魅力だが、EV走行のできるオープンは新しい価値を提供する

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レクサスの最上級クーペ「LC」にキャンバストップのオープン仕様『LC500 コンバーチブル』が新登場。国内では5.0リッターV8エンジンを積むモノグレード展開(ローンチエディションはありますが)で、メーカー希望小売価格は消費税込み1500万円となっております。

リリースによる、LC500 コンバーチブルのパワートレインに関する特徴は次の通り。
5.0L V8エンジンとDirect Shift-10ATの組み合わせで、伸び感のあるリニアな加速を追求しました。ドライバーがどのような環境下で走行しているのかを判定し、走行シーンに応じて駆動力をきめ細かく制御。日常のスムーズな加速から限界域の車両コントロールまで、ドライバーの感覚に合う走りを提供します。

自然吸気V8エンジンの官能的なサウンドをLC500 Convertibleでも楽しんでいただくため、吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブをクーペと同様に採用。ルーフオープン時のより気持ち良いサウンドを作りこみました。

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マイナーチェンジしたホンダCR-VのライバルはRAV4か、ハリアーか

ハイブリッドシステムの呼称変更だけでなく、本革シートの最上級グレード「BLACK EDITION」を新設定

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ホンダのロングセラーSUVモデル「CR-V」がマイナーチェンジ。トヨタからハリアーが発売になった翌日のマイナーチェンジ発表というのは、絶妙で思わずライバル比較したくなってしまうタイミングでは? そう、もともとというかグローバルにはトヨタでいえばRAV4のライバルであるCR-Vですが、国内でのポジションからするとハリアーと比較すべきかもしれませんので。


それは価格帯からも一目瞭然。

今回のマイナーチェンジで「e:HEV」と名前を変えた2.0リッター・ハイブリッド車の価格帯は3,925,900円~4,558,400円。1.5リッターターボ車は3,361,600円~4,188,800円。

かつてのライバル(?)、RAV4の価格帯は2.5リッター・ハイブリッドは3,202,200円~3,817,800円で、2.0リッターガソリン車が2,608,200円~3,137,400円。

そして、新型ハリアーの価格帯は同じく2.5リッター・ハイブリッドが3,580,000円~5,040,000円となり、2.0リッターガソリン車が2,990,000円~4,430,000円。

CR-Vのガソリンターボ車には3列シート仕様があるため、そのぶん価格が高くなっている面もありますが、大きくいうとRAV4とハリアーの中間的な価格帯で、どちらかといえばハリアー寄りという印象であります。

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