クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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2020年04月

トヨタ・スープラ、47馬力アップで26万円高はお買い得!

4気筒は据え置き、6気筒は価格アップも内容からするとバーゲンプライス?



TOYOTAがスポーツカー「スープラ」のマイナーチェンジを発表。2.0リッター4気筒グレードについてはさほど変更はないようですが、3.0リッター6気筒グレードにおいては最高出力を250kW(340PS)から285kW(387PS)へと大幅に向上させているのがトピックス。その内容については、既報の通りで当ブログでも過去にエントリをあげておりますが、おそらくブーストをかなり高めたというのが個人的な見立て。ボディ・シャシーについてもリファインしているようですが、まあこれくらいのパワーアップであれば余裕で受け止めるくらいのポテンシャルは与えているのでしょう。

ところで気になるのは、このマイナーチェンジによる価格改定。

2.0リッターのベーシックグレード「SZ」が4,995,000円、2.0リッターハイパフォーマンスの「SZ-R」は6,013,000円、そして6気筒エンジンの「RZ」は7,313,000円と発表されております(いずれも消費税10%込み)。

4気筒グレードについては、ほぼ据え置きといえる価格ですが、さすがにパワーアップを果たした6気筒車はそれなりに価格アップしている模様で、マイナーチェンジ前を税抜き価格で比べてみると……




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トヨタ・クラウンの純正ナビがスマホ連携対応の意味するところとは?

65周年特別仕様車の発表と同時に、T-Connect SDナビゲーションシステムにApple CarPlay®/Android Auto™とのスマートフォン連携機能を追加

 

トヨタが、クラウンの特別仕様車発表に合わせて商品改良を実施。機能面での注目ポイントはコネクティッド・サービスの入口といえるT-Connect ナビのスマホ連携を可能としたところでしょうか。

コネクティッドなのだから、スマホ連携せずとも「つながる」ことができるわけですが、それでもスマホ連携が必要になった背景というのは興味深いところ。

真逆の視点でいえば、これだけスマートフォンが普及している中で、スタンドアロンで使えるGPSナビの需要について「スマートフォンを使いこなせない世代からのニーズが強い」という話もあったりするのですが、ついにクラウンのユーザー層からもスマホ連携を求める声が大きくなりつつあるのだとすれば、クラウンのスマホ連携対応というのは車載ナビ終了のお知らせなのかもしれません。

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特別定額給付金を当てにすれば、実質180,500円で買えるスーパーカブ110の新色が気になる

スーパーカブ110に、鮮やかなイエローの車体にブラウンのシートを組み合わせた「パールフラッシュイエロー」を新設定

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自分の誕生日カラーがイエローということで、黄色いバイクを探そうという気持ちはどこかひっそりと持ち続けているのですが、ホンダ・スーパーカブ110に新色『パールフラッシュイエロー』が追加されたという発表を見て、黄色いバイクへの物欲が沸々と湧き上がっております。

しかも、ただ黄色いボディというだけでなく、ブラウンの2トーンシートを組み合わせたオシャレ仕様というのもそそるところ。自動車の任意保険にファミリーバイク特約をつけておけば、保険対象は台数制御がないというのも、原付バイク(原付二種含む)の増車ココロを刺激するでした(汗)



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ヤリスクロスのライバルは? ボディサイズでいうとエスクード? C3エアクロス? それとも…

価格やパワートレインは無視、ボディサイズ(≒パッケージ)からヤリスクロスのライバルを探してみる



2020年秋のローンチということなので、路上で見かけるようになるのはずいぶん先の話ですが、トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」は、いま一番注目されているニューカマー。どのメディアも試乗はできないタイミングながら、妄想ライバル比較なんて企画も続々と出ているようです。

1.5リッターのNAエンジン or ハイブリッドというパワートレインからすると、ホンダ・ヴェゼルが直接のライバルとなりそうですが、ボディサイズでいうとヤリスクロスは絶妙にライバルの少ないセグメントに参入という印象で、ライバル不在といえるのかも? と思ったのですが、考えてみるとボディサイズ的にドンピシャのガチ・ライバルが思い浮かぶのでありました。



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トヨタ・ヤリスクロス、電動パーキングブレーキ採用の模様。ドライブモードの切り替えもあり?

2020年秋の発売が待ちきれない、全長4180mmのちょうどいいSUV「ヤリスクロス」

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トヨタが、コンパクトSUVのニューモデル「ヤリスクロス」をフォトデビューさせ、各所で話題となっております。値段やスペックは未公開状態ですが、ヤリスという名前から価格帯も想像できますし、パワートレインもヤリスと共通と考えればおおよその感じは想像できます。つまり、それなりに手頃な価格で省燃費なSUVであることが期待できるわけで、市場の期待が盛り上がるのも当然といえましょう。

そんなヤリスクロスのコクピットの画像を見ていて気になるのは、パーキングブレーキがEPBになっていると思われること。ヤリスはハンドタイプのパーキングブレーキですが、ヤリスクロスにはそうしたレバーが見当たらず。センターコンソールのスイッチからすると、おそらくEPB(電動パーキングブレーキ)になっていて、なおかつオートホールド機能もついているように見えるのでありました。EPBが備わっているということは渋滞対応ACCも装備されていると考えるのが妥当で、そこも期待したい機能といえるでしょうか。



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トヨタ・アリスト~レクサスGSの系譜が途絶える…2020年8月生産終了を正式発表

惜別の特別仕様車GS“Eternal Touring”は710万円~900万円



日本におけるレクサスの原点(開業時のラインナップ)といえば、4ドアサルーン「GS」とオープンモデルの「SC」なのですが、すでに「SC」が消え、そしてGSも間もなく生産終了となることが正式にアナウンスされました。
2020年8月にGSが生産終了を迎えるにあたり、お客様のご愛顧への感謝を込めた特別仕様車
LEXUSがグランドツーリングへのこだわりを継承し続ける思いを象徴する名称「Eternal Touring」

GSは、1993年の初代モデル発売以降4代にわたり、走りの楽しさと上質な乗り心地を両立させたグランドツーリングセダンとして好評を博してきました。日本国内においては、2005年のLEXUS開業に伴い、3代目から販売を開始。2012年にフルモデルチェンジした現行モデルは、今日のLEXUSのデザインアイコンであるスピンドルグリルを初採用したほか、ドライバーが意のままにクルマを操る楽しさを追求。ニュルブルクリンクをはじめとする世界各国の道で100万kmを超える走り込みを行い、徹底的に鍛え込まれた走行性能を実現しました。走りのパフォ-マンスはもとより、スペックでは測れない動的/静的な感性の領域においても新しい価値の提供を目指したモデルです。
北米などレクサス店で「GS」として売られていたモデル、レクサスディーラーを展開する以前の日本では「アリスト」の名前で売られていたことを覚えているファンも少なくないのでは? そんなグランドツーリングセダンが途絶えることになってしまったのでした。


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