クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2020年01月

SEKISUIのミッドシップ的ショーカーの正体は?

フランクフルトモーターショーでワールドプレミアを飾った積水化学のコンセプトカーがオートモーティブワールドに登場
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2020年1月15日~17日、東京ビッグサイトで開催された自動車関連の総合展示会「オートモーティブワールド」には大小さまざまなブースが立ち並び、各社がストロングポイントをアピールしていたわけですが、その中でも目立っていたと感じたのは青海棟にブースを構えていた積水化学。なんとオリジナルのコンセプトカーを展示していたのでした。

このコンセプトカー、すでに2019年のIAA(フランクフルトモーターショー)にて発表されているものですが、いかにもミッドシップのスポーツカーといったスタイリングは十分に刺激的で、同社のような素材メーカーが作るレベルではないと感じるほどの完成度であります。

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マイナーチェンジでそれほどスタイリングを変えなかったS660

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高回転指向のS07Aエンジンは健在、パワートレインは実質的にS660専用となっていくか?
東京オートサロン2020でマイナーチェンジを発表するというカウントダウンのティザーサイトを用意していたホンダのマイクロスポーツカー「S660」。そしてマイナーチェンジ版が発表されたのですが、その力の入れようからすると肩透かしなほど変更点は少なく、しかも車両は平置きで乗り放題という状況でありました。

展示されていたのはアクティブグリーン・パール(新色)で、そこはかとなくビートバージョンFを思い出させる色。そのほかアラバスターシルバー・メタリックも新色として用意されるということであります。

パッと見で変わったのはフロントバンパーの左右に置かれたアクセサリーライトの追加や前後燈火類の意匠変更、フロントグリルのデザイン変更といったところ。アルミホイールのディスク面も変わっておりますが、タイヤサイズはそのままの模様で、サスペンションなどハードウェアの変更についても公式な発表はないのでありました。


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シビックタイプRのマイナーチェンジが東京オートサロンでサプライズ発表

目指すは「唯一無二のスポーツカー」、FF最速の座は譲らないという強い意思が込められたスタイリング
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東京オートサロン2020ではGRヤリスの影に隠れてしまった感もありますが、ホンダもシビックタイプRのマイナーチェンジをサプライズ発表。外観では前後バンパーとドアミラーに変更があった程度のようで、ありがちなマイナーチェンジという風でもありますが、じつはダイナミクス領域においてもかなりレベルアップした内容となっている模様。フロントバンパーについても見た目のリフレッシュというのではなく、開口部を広げて冷却性能を向上させているようであります。

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本当に狙うべきGRヤリスかも? モータースポーツベースは小さめホイール対応仕様

豪華ストリート仕様のお値段456万円、標準仕様は396万円。コンペティションベースは350万を切るか?
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過去最高の集客を実現した2020年の東京オートサロン。その原動力となったであろう話題のニューカマーがトヨタの「GRヤリス」。この1モデルで入場者をどれほど増やしたかと言われれば明確な数字としては表せませんが、広く話題となって東京オートサロンのPRにつながったのは間違いないところでは?

そんなGRヤリスですが、オートサロン会場ではローンチエディションとなる「FIRST EDITION」以外にもGRヤリスが展示されておりました。そのうちの一台がこちらの『ラリーコンセプト』であります。

おそらく国内ラリーのレギュレーションに合致するよう製作されたであろうGRヤリスで注目すべきは、その足元で15インチホイールを履いているのでした。「FIRST EDITION」が大きなブレーキを収める18インチホイールとなっていたのと比べると寂しくも思えますが、ダートタイヤを履くことを考えると15インチが収まるようにしておくことのほうが重要で、まさに実戦的な仕上がりといえそう。

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SUBARUレヴォーグSTI Sportプロトタイプ。電子制御ダンパーが超気になる!

モード選択でエンジン・駆動系・シャシーセッティングが変化する新機構を搭載
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東京オートサロンといえば各自動車メーカーが新車を発表する場として活用するようになって久しいわけですが、2020年のSUBARUはレヴォーグSTI Sportを(見た感じはほぼ市販状態に)プロトタイプとして発表。2019年秋の東京モーターショーではレヴォーグのフルモデルチェンジを発表しておりますので、畳み掛けるようなプロモーションといったところでしょうか。
 

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ルノー日産アライアンス解消という報道についての公式見解は……

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ルノー日産(三菱自)アライアンス解消という観測報道あり、日産は即座に否定
カルロス・ゴーン氏が日本脱出しようがルノー日産アライアンスにはもう何も関係がないのでありますが、ゴーの離日というのはなんらかインパクトはあるわけで、報道も加熱気味。「ルノー日産アライアンス解消」といった報道も出ているよう。

アライアンスに関する当社のスタンスについて、海外メディアにおいて様々な憶測報道がなされていますが、当社としてアライアンスの解消といったことについての検討は何もしていません。

日産としては即座に否定するステートメントを出したわけですが、実際問題としてルノー日産アライアンスを解消するというのは考えづらいですし、仮に株のやり取りによって資本関係を解消したところで自動車メーカーとして「明日から別の道」というわけにはいかないはず。

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