クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2019年11月

ザギンでPHEVをアピール、三菱自動車プレゼンツのカフェバーとは?

銀ブラ(←死語)をしていたら、突然グリーンの広い空間が現れた
普段は都会に出かけることは少ないのですが、久しぶりに銀座に用があってウロウロしていたところ、唐突に人工芝の敷かれた広い空間があり、その奥に三菱のプラグインハイブリッド「アウトランダーPHEV」が置いてあるのに驚いた。
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こちら、三菱自動車が電動車両をプロモーションするために作ったカフェバーで、その名も「MI-Garden GINZA(マイ ガーデン ギンザ)」。三菱自動車の国内販売状況を考えると、このプロモーションにおける費用対効果には疑問も覚えるのですが、たしかに銀座一丁目駅を出たすぐの場所に、これだけのスペースを用意しているのはインパクト大。プロモーションといっても飲食は有料のカフェバーで、ドリップコーヒー450円~といった価格なのですが、銀座の相場からするとリーズナブルなのかもしれません。まったくクルマに興味がないような方もくつろいでいたのが印象的。銀座にプロモーション用のカフェバーを展開するという狙い通りの層にリーチできているのかもしれません。


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10~11月にかけて”さわった” SUVモデル8台の「うれしい装備」

「2020年 国産&輸入SUVのすべて」で触れた最新モデルの”キラリと光る”ポイントとは
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メルセデス・ベンツGLC
先日来、メルセデスのシフト操作系対話型インターフェース「MBUX」についてのエントリをあげていたのは、最新のGLC220d 4MATICに触れる機会があったからなのですが、それは「2020年 国産&輸入SUVのすべて(発行:三栄)」という本で使い勝手に関する原稿を書くためでありました。

40台を超える最新SUVを網羅したバイヤーズガイドでは、都合10台ほどの写真解説をしているのですが、じつは「うれしい装備」のセレクトも書き手の役割で、それぞれのクルマが持つ独自の価値を見つけるという作業は、プレッシャーも感じながらそれなりに楽しいのであります。

というわけで、本日発売となる「SUVのすべて」。覚えている限りで、取材対象車で気になったポイントを挙げていこうと思う次第。気になるところがあれば、紙面でご確認いただければ幸いです。

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最新のメルセデスに触れて感じた「エアコンパネル不要論」

「Hi,Mercedes」と話しかけるだけでエアコンの設定温度は最適化される
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先日、日本に上陸したばかりのメルセデス・ベンツGLCに触れる機会あり。せっかくなので対話型インフォテイメント・システム「MBUX」でいろいろ試していたのですが、あらためて感覚的な会話によって様々な機能を利用できるというユーザーインターフェースの利便性を感じる次第。とくに痛感したのはエアコンの操作性でありました。

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レクサス初のBEV「UX300e」の手堅すぎるバッテリーデザイン

バッテリーパックを遮音壁として利用するというレクサスらしい電気自動車。バッテリー総電力量は54.3kWh、モーター出力は204kW&300Nm、航続距離は400kmと発表
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レクサス初、トヨタとしても新世代テクノロジーに基づく電気自動車(BEV)であるレクサスUX300eが広州モーターショーにて世界初公開されております。 透視図からもわかるようにリチウムイオン電池を床下に配置、駆動モーターはフロントベイに置くというFWD。このあたりのパッケージはBEVとしてはオーソドックスなもので、手堅くいったなあというのが第一印象。パドル操作による回生ブレーキの強弱コントロール、スマートフォンとの連携といった要素は、すでに他社の電動車両では実装されているもので、こちらも新鮮さは感じないものの、求められる機能は押さえておこうという狙いが見て取れるという印象。企業としては新しいことへチャレンジしているのでしょうが、BEVという商品の中ではけっして新しさを感じさせないのはトヨタ(レクサス)らしいともいえますが、こうしたアプローチがどのように評価されるのかは気になるところであります。


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CO2排出量の問題プラス都市部の大気汚染がZEVの推進力になると予想

効率やバランス面では内燃機関を程よく使うことも重要ですが、ゼロエミッション化の優先順位が上がっていると感じる昨今
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自動車に限らず、モビリティ業界全般、いや産業界を含めた社会全体での環境対応というのは急務。とくに気候変動への対策と、その手段としてのCO2排出量削減は、その象徴といえるでしょうか。また、先進国・途上国を問わず都市部での大気汚染(スモッグ)というのは定期的に話題になるところ。日本は目に見える大気汚染(黒煙などのPM系)については他国に先んじてクリアした感はありますが、それでも夏場には光化学スモッグが発生することもあり。内燃機関を使っている限り、大気汚染のリスクは常に背負っている状態といえるわけです。

走行中に排ガスを出さないゼロエミッション車であれば大気汚染のリスクがゼロになるかといえば、生産や発電などの過程で発生する分がありますからそうとはいえないのでしょうが、それでもリスクを抑えることにはつながるはず。CO2排出量の削減と同時に大気汚染への対応を考えると、少なくともパーソナリティモビリティについては再生可能エネルギーを利用したゼロエミッション車を走らせるという方向に向かうだろうというのが、いろいろと眺めてきた上での個人的な予測。自動車メーカーが、そこまでは考えていないというのは理解しつつも、資本経済の仕組みからすると社会的なニーズが生き残る商品を生むわけで。ともかく次世代モビリティを予測するには、CO2排出量削減だけでなく大気汚染の視点も常に持っておく必要があるとは思う次第。もちろん、コネクテッドや自動運転といったテクノロジーも重要なピースになりますから、いずれにしても単純な話にはならないのでありました。

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全12色を用意するレクサスLCコンバーチブル、赤ボディにタン内装が刺さる!

パワートレインは5.0リッターV8エンジン+10速AT。優雅な雰囲気の4座オープン
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ロサンゼルスオートショーにて、レクサスLC500コンバーチブルの市販バージョンが世界初公開。ショーではブルーの個体を展示しているようですが、LCコンバーチブルでは『エクステリアカラーとソフトトップの色、華やかな内装色など、豊富なバリエーションから、お客様のライフスタイルに応じた組み合わせをお選びいただくことができます』ということで、発表されているオフィシャルフォトから推察するに、全12色のボディカラーをラインナップしている模様。ブルーやシルバーでは風合いの異なるカラーを揃えるなど、かなりこだわりを感じる色設定ですが、その中でも気になるのはキャンディレッドと思わしきボディカラー。それにタン内装、ブラウンのソフトトップという組み合わせは、スポーティでありながら優雅な気持ちにさせてくれそう。レクサスのフラッグシップ感を高めるのであればイエローメタリックとブラック内装のコンビネーションも惹かれますが……。

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