クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2019年08月

2019年7月、WEBメディアへの寄稿記事は38本、紙媒体は3冊

WEBメディアの記事は前月よりも減少。歴史を振り返り系から未来を見つめる内容まで
2019年6月のWEBメディアの掲載は43記事、寄稿した紙メディアは4誌でしたから、7月はいずれも若干減少といった状況でありました。

というわけで、それぞれのメディアごとnoteをまとめてみたのですが、少ないながらも最新テクノロジーの話から過去の話までいろいろなテーマで書いております。個人的に印象に残ったのはフォルクスワーゲングループの主張するEVシフトでしょうか。コルベットのミッドシップへのフルモデルチェンジも印象的でしたし、一方でアイアコッカ氏の訃報、北米工場におけるSUBARUレガシィの生産開始などアメリカに目の向くことの多かった7月という印象もあります。

メディアは異なりますが、トヨタ・マークXの生産終了について思いをはせたり、マークII3兄弟によるハイソカーブームを思い出したりと、自分の中ではリンクした記事があったのも7月の思い出でしょうか。






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いろいろ話題の白いBMW X5、そのエンジンはクリーンかつ静かです

渋滞中のハンズオフ運転も可能なBMW X5、エンジンは3.0リッターディーゼルだけの設定。それはガソリン以上に静かなことに驚かされる
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いろいろと、お騒がせなBMW X5(アルピン・ホワイト)ですが、そういえば先日ちょっと触れる機会があったのでした。全幅2mを超える巨体は車検証に記載される車重で2240kg(前1080:後1160)と重量級でありますが、それを感じさせない機敏な動きを可能としているのは620Nmの3.0リッター・クリーンディーゼルエンジン。エンジンフードを開けると、そのストレート6エンジンが、かなり低く搭載されているのにも、BMWのこだわりを感じるところでしょうか。

なにより驚かされたのは、このディーゼルエンジンがガソリンエンジンの基準で見ても静かなこと。それも吸音材などで対策した結果ではなく、エンジン自体の発生するノイズがディーゼルとしては極限といえるレベルに抑えられているのであります。ノイズが小さいということは、それだけエンジンがスムースに回っている証左であり、いかにも完成度が高いと感じたのでした。



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アキュラに「タイプS」が復活。第一弾はTLXだが、第二弾は?

ホンダのプレミアムブランド「アキュラ」にタイプSが復活を示すコンセプトカーが登場。今後2年間で少なくとも2台のタイプSが登場するという……
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ホンダのプレミアムブランドとしてグローバルに展開している「ACURA(アキュラ)」からスポーティバージョンとして定番だった「タイプS」が復活との報。

そのイメージリーダーとなるコンセプトカーも登場しているわけですが、気になるのはタイプSについて2年間で2モデルが登場するとアキュラのニュースリリースに記されていること。

すでに第一弾としてTLXタイプSがローンチされることはアナウンスされているわけですが、はたして第二弾のベースとなるのは、どのアキュラモデルになるのでありましょうか?


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ポルシェ・カイエンのプラグインハイブリッド、システム最高出力680PS!

4.0リッターV8ターボ+電気モーター、トータルの最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは900Nm
プラグインハイブリッドがムーブメントの中心にあるといえるドイツから、ポルシェ・カイエンの最強グレードとなるプラグインハイブリッドモデル「カイエンターボS Eハイブリッド」と「カイエンターボS Eハイブリッドクーペ」発表の報が届いております。
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パワートレインの構成は4.0リッターV8エンジン、8速ティプトロニックS(AT)、エンジンとトランスミッション間に挟んだ電気モーター、フロア下に置かれた14.1kWhのリチウムイオンバッテリーといったところ。システム最高出力と最大トルクは上に記した通りで、0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は295km/h、EVモードでも135km/hまで到達することが可能で、ゼロエミッション(モーターだけ)での航続可能距離は最大40kmと発表されております。バッテリーのスペック的にはEV走行可能距離が40マイル(64km)オーバーであることを期待したいところですが、かなりの重量級ボディであることを考えると、これで精一杯なのでありましょう、おそらく。


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BMW 225xeアクティブツアラーのバッテリーが10.0kWhに進化

100kWの1.5リッターターボで前輪を、65kWの電動モーターで後輪を駆動するパラレルハイブリッド。システム最高出力は165kW、システム最大トルクは385Nm
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BMWのプラグインハイブリッド車「BMW 225xeアクティブツアラー」が本国でマイナーチェンジ。ポイントは、リチウムイオンバッテリーの変更で、7.7kWhから10.0kWhへと増量しているところでしょうか。これによって電動領域を拡大しているということでしょう。

さて、基本的なハイブリッドシステムは前輪をガソリン3気筒ターボエンジン+6速ATで、後輪を電動モーターで駆動するという典型的なパラレルハイブリッドのAWD。システム最高出力はエンジンとモーターの最高出力を単純に足した数値になるわけです。

もっとも、このシステムではエンジンで発電して直接バッテリーを充電できないので、外部充電したバッテリーの電力を使い切ってしまうとバッテリーとモーターは単なるウエイトになってしまうのが欠点。そのため、後輪モーターで積極的に回生を取っていく必要があるわけです。もちろん、エンジンで走行中に後輪で回生を取ることで充電することも可能でしょうが、エネルギー効率としてはけっして誉められるものではないはずですので。


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新旧スープラを並べてみると、新型が短くなったのがよくわかる

北米では3.0リッターだけをラインナップする新型スープラ。スターティングプライスは $49,990から
2019年8月時点ではディーラー試乗もできず(9月から)、すぐに契約しても工場出荷は2020年2月以降となっているトヨタ”GR”スープラ。2種類の2.0リッター4気筒ターボと3.0リッター6気筒ターボというのが日本でのラインナップでありますが、スープラ復活の原動力となったであろう北米では伝統を感じさせる6気筒ターボだけのラインナップ。ベースグレードの価格は49,900ドルで、ローンチエディションは55,250ドルという価格設定となっております。いずれにしてもオーストリアからの輸入車なので条件はさほど変わらないようにも思えますが、数の出るであろうUS仕様のほうが手ごろな価格にできるということでしょうか。


そんな北米でのプロモーションビデオのひとつが、こちら。あらためて並べてみると新型スープラがずいぶんと短くなっていることが実感できる映像でもあります。それにしても、この映像を一発撮りしたとは思えず、合成なのか、CGなのか気になるところ。全然ノーズダイブしていないのが違和感なのです(笑)。



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