
同等グレードで、NAエンジンとターボの価格差はわずか7万円!
全車にホンダセンシングを標準装備したN-WGNが発表されております(発売は8月9日)。軽自動車の常として、標準系とカスタム系という2種類のアピアランスを用意しており、パワートレインではNAエンジンとターボエンジンを設定しているのも当然といったところでしょうか。そして他社ではターボエンジンはカスタム系の専売となることが珍しくないのですが、ホンダの場合は標準系・カスタム系ともにターボエンジンの設定があるのもいつも通り。
さて、そんなグレード構成と価格を眺めていると最上級グレードとなるカスタム系のターボエンジン車が妙にお買い得に見えてくるから不思議なもの。というわけで、消費税が変わる可能性もあるので税抜き本体価格(FWDのみ)をザッと記してみると以下の通り。※ホンダセンシングの名前は各グレードにつきますが省略させていただきます。
標準系
G:118万円
L:124万円
Lターボ:139万円
カスタム系
G:140万円
L:147万円
Lターボ:154万円
いずれもGグレードはナビ装着用スペシャルパッケージやETCが標準装備されず、エアコンのプラズマクラスター機能が省かれるので、LとLターボが仕様はほぼ同じでエンジンが違うといえるわけです。つまり、この価格差がユーザーから見たときのターボエンジン代といえるのでは(標準系ではターボエンジン車にはLEDヘッドライドが標準装備となるので、その価格差も含まれると考えるべきですが)。
そうやって見ているとカスタム系のLとLターボの価格差7万円というのはいかにもオトク。なにしろターボエンジンだけでなく、本革巻きステアリング、パドルシフト、プライムスムース(合皮)のシート、15インチアルミホイール(NAエンジン車は14インチ)といった装備差もあるのですから。
全グレードでホンダセンシングを標準装備しただけでなく、サイドエアバッグ・サイドカーテンエアバッグも標準装備するなど装備面では充実したN-WGN。こうして仕様と価格を眺めていると、おすすめグレードは、もっとも廉価な標準系のGか、逆にもっとも高価ながら装備を考えるとお買い得なカスタム系Lターボのどちらか、という風になりそう。もっとも、乗ってみるとまた違った印象を受けるのかもしれません。カスタム系の廉価グレードより価格を抑えた標準系のターボエンジン車にもリーズナブルな印象を受けるところでありますし……。
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精進します。



