クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2019年06月

ガソリン1.5リッターエンジン車、高速燃費で20.0km/Lまであと一歩

雨の二名乗車ながら高速燃費はJC08モード値(19.0km/L)を超える
P_201906
昨日、雨のなかホンダ・フリード+で往復300km近くの移動(トリップメーター表示は292.1km)。とはいえ、ETCの履歴をみると7000円近く使っておりましたので、その大半が高速道路(有料道路)だったわけです。当然ながら、ACCを多用したわけですが、フリードのACCは25km/hでキャンセルされてしまう渋滞対応でありますので、それなりにあった渋滞シーンは人力でアクセルワーク。ちなみに、このクルマのパワートレイン(1.5リッターガソリンエンジン・CVT)では、アクセルをちょっと強めに踏み込んで速度を乗せてから、少し戻すイメージでスピードを維持するように操作すると燃料消費量は抑えられる傾向にあるので、そうしたアクセルワークで燃費がぐんぐんよくなっていくのを感じるわけですが、そんな操作とACCの積極活用もあって、雨中のドライブという燃費に不利な状況ながら、292.1kmという全行程でのメーター表示燃費は19.9km/Lとカタログ燃費(JC08モードで19.0km/L)超え。

続きを読む

オールニューMAZDA3、後席の狭さはファミリーカーとしてはどうだ?

身長140cmの小学生に「後ろの席が狭い」と言われてしまうパッケージ
IMG_8677
先日、室内に展示してあるMAZDA3を親子で見取り。最新の魂動デザインはダイナミックかつエモーショナルに仕上がっているというのはマツダファンの多くが認めるところでしょうが、とはいえ実車を見ているとスタイリングが優先され、体感的なパッケージングが犠牲になっていると感じる部分もあり。

とくに後席に、そうした傾向を感じるのでした。スペック上は十分かもしれないタンデムディスタンスも、実際に座ってみると拳ひとつ分くらいしかなく、Cセグメントと考えると少々手狭な印象。子供というのは、正直なもので後席に座って一言「狭いよ、ここ」と。身長140cm以上の小学生で、見たところはひざ回りの余裕があるようですが、体感的には狭く感じるのは後席の窓が狭かったり、室内がブラックだったりという圧迫感も影響しているのかもしれません。

とはいえ、Cセグメントといえばファミリーカーのど真ん中といえるセグメントでありますので、子供が狭いと感じることはけっして褒められるものではないでしょう。スタイリングを優先して家族に我慢を強いるのでは、次のクルマとしてマツダを選ぶのが難しくなるかもしれません……。もちろん、あくまでもサンプル数1の話ではしかないのでありますが。

それにしても、子供というのは正直に思ったことを口にするものであります(汗)



-----------------
精進します。
  




人気ブログランキング

無人運転による公共交通機関でも職員の乗車は必要か? 国土交通省のガイドラインを見る

安全管理と介助が必要なユーザーのために乗務員が必要というガイドラインを策定
IMG_1006
こちらの画像は、ソフトバンクのグループ企業「SBドライブ」が運用している無人走行の小型バス(フランスのNAVYA ARMA)。この画像だけでも、いくつもの空間センサーがついているのが確認できますが、この個体では日本の公道で走行できるよう保安基準を満たすべく改造を受けているのも特徴。たとえば無人運転ではセンサーが周囲を見ているので窓を拭くワイパーは不要ですが保安基準的にはワイパーを省くわけにはいかないので設置していたり、室内もシートを一か所だけ盛り上げるようにして「運転席」を設けてみたりしています。無人運転の時代に向けてナンセンスであり、改正すべき保安基準の項目ですが、ファーストペンギンたるものそうした状況に対応してでも事業を進めていくことで実績や経験を積んでいこうというわけでしょう。

さて、こうした無人で公道を走行する公共交通機関(バスやタクシー)に対して国土交通省が新たなガイドラインを定めております。そこでは無人走行のできるバスなどにおいて『運転手以外の乗務員を、必要に応じて車内に配置し、非常時等の状況把握・対応等を行う』とされています。たしかに敷地内などを運用する無人走行バスであればトラブルにおいてスタッフが迅速に駆けつけることは可能でしょうが、いわゆる路線バスにおいては交通事故などのトラブルも予想されますし、また車椅子のユーザーなどの乗降補助も必要になります。完全に無人化すると、そうした対応ができなくなるので、その対策を考慮したガイドラインを策定したというのが基本的なスタンスをいえましょうか。


とはいえ、すべての無人走行バスに乗務員を乗せるというのは、あまり現実的ではないように思えます。だからといって列車のようにバス停ごとにスタッフがいるわけではありませんから乗降の介助をどのように行うかは重要なテーマとなってきそう。個人的には、介助が必要なユーザーにはそれ専用の無人走行タクシーを同程度のコスト負担で利用できるようにすることで、無人走行バスは基本的に乗務員は乗らないという方向に進むことが、人的リソースの活用としては有効だと思うわけです。もしくは乗降補助などが可能なロボットの登場に期待したいとも思うのですが、さて?

-----------------
精進します。
  




人気ブログランキング

大型二輪の運転免許を取るために動きはじめた

IMG_0995
乗りたい大型バイクがあるわけじゃないけれど、自動車学校に通ってみたい……
昔々憧れたスズキ・刀が復活してみたり、ホンダCB750 Fourが自分と同年齢の50周年だったりと、令和になってからなんとなく大型二輪のニュースが気になるようになったので、五十の手習いとばかりに大型二輪の運転免許を取ってみようと思い立ったのでした。

原付・普通四輪(現在の中型限定)・中型二輪(現在の普通二輪)といった順番に運転免許を取得してきた自分ではありますが、最後に免許を取得したのは約30年前。当時の自動車学校(教習所)といまの自動車学校はきっと雰囲気は違うことでしょう。ある意味、いまの状況を勉強がてら、また二種を含めて原付以上の二輪も25年以上は運転していませんので、ライディングを基礎から学び直そうという思いもあっての入校であります。二輪の運転を学ぶことで運転免許がグレードアップするといったイメージでしょうか。もちろん、そのための経費として10万円ほどかかるわけです。

いや、理想的にいけば10万円以下で済むでしょうが、二輪の操作自体がリハビリ状態でもありますから時間オーバーすることは必至。はたしていくらかかることやら……。とはいえ、そうしたチャレンジもちょっと楽しいと思うのは、やっぱり乗り物が好きなのかもしれません。

続きを読む

頑なに「スーパーチャージャー」とは説明しないマツダSKYACTIV-X

手前に見える縦長のボックスは「高応答エアサプライ」。水冷式インタークーラーは温度調整用
IMG_8650
先日、マツダR&Dセンターで開催された一般向けイベントに子連れで参加。マツダファン向けのイベントですが、我が家としてはイベント参加の主役は子供だったので、キッズ向けのイベントを眺めているのが主な時間の過ごし方だったのですが、それでもいくつかの展示物については興味を持って見てみたり。

写真撮影禁止のポスター展示にあった、視線移動からドライバーの状態を検知するという産学官連携の研究なども興味深いものだったのですが、やはりタイミング的に注目度が高いのは「SKYACTIV-X」エンジンだったでしょうか。非常に撮影しやすい明るい場所で、また背景もきれいなところに置かれていたのは、マツダがアピールしたいという熱量を感じるもの。説明員の方も2名いらっしゃいましたし……。





続きを読む

GRスープラのイメージカラー、2019年入荷24台の抽選結果が発表

20190517_01_38_s 


マットストームグレーメタリックは新型スープラの6気筒エンジンだけに設定されるイメージカラーですが、その2019年販売分24台の商談申込権を手に入れるためのWEB抽選の結果がニュルブルクリンク24時間耐久レースのタイミングで発表されておりました。
そういえば申し込んでおりましたから、当方の元にも抽選結果のメールが届きます。
GR Supra商談申込受付特設事務局と申します。

先日はGR Supra "マットストームグレーメタリック"のご商談をお申込いただき、誠にありがとうございました。

厳正に抽選させていただいた結果、
誠に残念ですが落選となりました。





続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ