国土交通省のAEBSなる用語は、従来のAEBとは異なる上位概念?

2018年3月に創設された『乗用車の衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを国が認定する制度』により、最初に認定された8社67車種152型式が発表されております(リンク先はpdf:http://www.mlit.go.jp/common/001286624.pdf)。

認定の条件などについては国土交通省HP(http://www.mlit.go.jp/jidosha/AEBS.html)をご覧いただくとして気になっているのは国土交通省認定ロゴに使われている「AEBS」の四文字。これまで自動車業界ではメーカーやメディアだけでなく損害保険業界も含めて「AEB」という三文字で、衝突被害軽減ブレーキを表現してきたのですが、国土交通省はそこに「S」を加えたのであります。
しかも、単にSを付け加えたのではなく、国土交通省のAEBSは「Advanced Emergency Braking System」の略称であり、従来のAEBは「Autonomous Emergency Braking」の略称という風に、言葉自体が異なっているのでありました。せっかく普及を促進するための認定制度であれば、あえて用語を変えて混乱の元にする必要はないように思えるのですが、まあ何らかの思いはあってのAEBSなのでありましょう。条件を満たさず認定されないAEBもあるでしょうから、認定されたシステムであるという識別ポイントになるという点においては意味のある違いなのかもしれませんが……。
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精進します。



2018年3月に創設された『乗用車の衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを国が認定する制度』により、最初に認定された8社67車種152型式が発表されております(リンク先はpdf:http://www.mlit.go.jp/common/001286624.pdf)。

認定の条件などについては国土交通省HP(http://www.mlit.go.jp/jidosha/AEBS.html)をご覧いただくとして気になっているのは国土交通省認定ロゴに使われている「AEBS」の四文字。これまで自動車業界ではメーカーやメディアだけでなく損害保険業界も含めて「AEB」という三文字で、衝突被害軽減ブレーキを表現してきたのですが、国土交通省はそこに「S」を加えたのであります。
しかも、単にSを付け加えたのではなく、国土交通省のAEBSは「Advanced Emergency Braking System」の略称であり、従来のAEBは「Autonomous Emergency Braking」の略称という風に、言葉自体が異なっているのでありました。せっかく普及を促進するための認定制度であれば、あえて用語を変えて混乱の元にする必要はないように思えるのですが、まあ何らかの思いはあってのAEBSなのでありましょう。条件を満たさず認定されないAEBもあるでしょうから、認定されたシステムであるという識別ポイントになるという点においては意味のある違いなのかもしれませんが……。
たしかに”Autonomous(自律型の意)”という言葉の響きから自動運転的なニュアンスを感じてしまうので、アドバンスド(進化版)という表現にしたほうが誤解は招きづらいという判断も理解できるのではありますけれども。それでもABSが普及初期に各社が別の名称を与えて混乱したり、現在でもESC(横滑り防止装置)の表記がバラバラでユーザーにわかりづらいことを考えると、国土交通省が歩み寄ってほしかったなあ、と思うのでありました。山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanning
@MLIT_JAPAN 国交省のいうAEBSって「Advanced Emergency Braking System」の略称なんですが、これまで自動車業界で使ってきたAEBは「Autonomous Emergency Brakin… https://t.co/X7x3mexw2v
2019/04/24 09:19:06
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精進します。



