クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2018年10月

2018年11月はJAF優待で京急油壺マリンパークに行くのがオトク

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JAFの年会費は4000円。JAFデーに大人5人でいけば一気に元が取れる!?
ロードサービスで知られるJAF(日本自動車連盟)。モータースポーツのライセンス発給元ということで、ライセンスを持つためには会員である必要があって、モータースポーツを嗜んでいるユーザーは基本的にJAFの会員であるはず。かくいう自分も、かつてBライセンスで国内スピード競技を楽しんでいた時期があり、とっくにライセンスは執行しているものの、なんとなく惰性で会員であり続けているのでありました。なぜに年間4000円もの会費を払い続けているのかといえば、JAF会員の優待サービスがバカにできない内容だから。通年で、ドリンクが無料サービスになるレストランや季節ごとのクーポン利用で飲食代が15%オフになるレストランなど、主に外食の特典を利用しているだけで、年会費が回収できるからなのであります。

そんなJAFの会員優待サービスの内容を眺めていて見つけたのが、2018年に開園50周年を迎えた水族館「京急油壺マリンパーク」の入場料がJAF会員優待で大幅割引になるという情報。11月限定となる割引サービスの内容は、通常大人1700円のところが1100円に、小学生850円が500円になるというもの。さらに中学生は通常1300円が900円に、3歳以下の幼児は450円が300円に割引されるといいます。一枚の会員証で5名まで入場できるそうですから、仮に大人5名で行ったとすると、600円×5名で3000円もオトクになるわけで、ほとんど年会費の元が取れそう。

さらに、11月23日~25日の三連休では会員証の提示による入場料が半額になるというスペシャルサービスを実施予定。もし大人5名で行ったなら、850円×5名で4250円も安くなるわけですから年会費の元を取っておつりがくるイキオイ。これだけオトクなら、それなりに混んでしまうかもしれませんが……。

なお、上の画像は京急油壺マリンパークに入ってすぐ目前にある「あしか島」の様子。個人的には「かわうその森」と名付けられた展示はずっと見ていても飽きない楽しさがあると感じていたりするのです、ぜひ!

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【動画】SUBARU FORESTER ”e-BOXER” を芦ノ湖スカイラインで試す

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コーナリングの気持ちよさはハイブリッド用バッテリーによる前後重量配分の好バランスが効いている?
先日、箱根で試乗したSUBARUフォレスター”e-BOXER”アドバンス。そのワインディングでのオンボード映像がこちらであります。

さほど出力は大きくない小型モーターを使ったマイルドハイブリッドといえるe-BOXERなのですが、意外にEV走行に入るシーンは少なくなく、これならハイブリッドという呼び名でも素直に受け入れられたかもしれません。もちろん、北米でプラグインハイブリッドを出すわけですから、このシステムはハイブリッドでない感を出しておくことが、商品のわかりやすさなどでは重要なのも認めるところでありますが。

さて、そんなe-BOXERを積んだ「アドバンス」グレードをワインディングで走らせて印象に残ったのは、モーターアシストによる加速性能よりも、ハイブリッドシステムゆえの重量増が生み出すコーナーでの安定性。とくに後輪軸重が増えていることによりリアタイヤの接地性が増しているようで、四輪をきれいに使ってラインをトレースしているような気持ちよさが味わえるのは同じフォレスターでも2.5リッターエンジン車との大きな違いと感じた次第。乗り比べなければ気にならない程度の違いかもしれませんが、比べてしまうと明確な違いであります。

さらに、ワインディングをアクセルのオン/オフによる速度コントロールで走ってる範囲においては、ピッチング、ロールともほとんど気にならない挙動で、かなりダイレクトにクルマが反応していると感じるわけです。はたしてそのフィーリングは最低地上高220mm、車両重量1620kgのクルマとは到底思えないレベルにあるのは、新型フォレスターの美点であります。そして、動画ではメロディロードの音がほとんど聞こえないのは遮音性能の高さの証明でありましょう。運転しているときには、鼻歌のような音量で心地よく聞こえていたのですが……(汗)

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リーフ(AZE0)の市街地走行42.7kmで電費9.3km/kWh、これってカタログ電費値を達成?

市街地はEVの得意なシチュエーション、ECOモードを外してコースティングを意識したのも効いた?
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空調が不要なこの季節はパワートレインの種類にかかわらず燃費/電費には有利なシーズンなわけですが、記憶にある範囲で初めて実走行で、事実上のカタログ電費値を達成であります。SOCを無視したとして、30kWhのバッテリーでカタログでの航続可能距離が280kmなので、9.3km/kWhで走れば満充電から280kmの走行が可能であろう、という荒い計算でありますが。

さて、連日の好電費の理由はおそらく気候。冷房・暖房ともに不要で、なおかつ晴れていることで路面の抵抗も少ないというのが効いているのでしょう。そして、もうひとつ先日の運転時との違いは運転中に積極的にECOモードを”外して”いたこと。ECOモードはアクセルの踏み始めにおけるレスポンスが悪化するのですが、回生ブレーキが強くなるという違いもあって、普段はECOモードをオンにした状態で回生を積極的に取りにいっているのです。しかし、今回は平坦な市街地をメインで走るということもあって、ECOモードを外していわゆるコースティング走行を意識(アクセルオフの状態で惰性で走る時間を長めに取るように)したのが功を奏したのかもしれません。もっとも、手ごたえのないまま、数値だけはカタログ値相当だったので再現できる気がしないのが残念であります、ハイ。

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170km近く走って平均電費8.4km/kWh。バッテリー満タンで250kmは走れる計算

平均速度45km/hのドライブでの好電費。理由は渋滞にハマったから?
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高速道路を使って西に向かい、箱根新道を超えて芦ノ湖まで。そんなドライブの途中で撮ったのが、この画像。バッテリー残量91%で、航続可能距離表示が199kmを示しております(本当は200kmで撮りたかったのですが、ちょうどいいところにパーキングエリアがなく)。この数値自体は箱根の山下りの後ですから、そこで稼いだ電費分も含んでの航続可能距離表示なわけですが……じつは全体(走行距離:169.1km)として見ても、そこそこの電費だったのでした。その数値を日産リーフの専用アプリで確認すると、なんと8.4km/kWh。初代の後期モデル(30kWh車)の航続可能距離はカタログ値で280kmで、JC08モード電費は9.3km/kWhでありますから、いわゆるカタログ値の達成率でいうと90%なのです。さほど電費を意識しない運転でしたし、箱根の下りは電費を稼げるといっても登りでの消費を考えるとトントンでしょう。おそらくポイントになったのは高速道路の走り方。往路では基本的に左車線を80~90km/hの範囲でクルーズコントロールを使って走行(初代リーフのクルーズコントロールは単純な速度固定タイプ)、そして帰路はダラダラと20~40km/hで流れる渋滞にハマったのでした。とくに帰路の渋滞はEVにとっては電費が稼げそうな雰囲気を感じたのです。ピタっと止まるわけではなく、ブレーキを使うまでもない速度調整といったシチュエーションは、エンジン車であればアイドリングでの消費燃料分だけ燃費にネガな走行シーンとなりがちですが、EVというのはそうした無駄が少ないので電費への悪影響は少ないという印象。速度が低いことで走行抵抗(主に空気抵抗)が小さくなるのも有利でありましょうから。そして、季節的に空調が不要だったのも好条件だったのでしょう。逆に言うと、いまの走らせ方では、これが限界に近いのかもしれません(汗)

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ブレーキの評価が★2つなのは、箱根の下りでメカブレーキを多用したせいでしょう。シフトをBポジションにしても十分な減速が得られなかったのは、山の上でバッテリーを充電してしまったせいであります、おそらく。
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景色を楽しみながらワインディングロードを走るのが最高に楽しい新型フォレスター

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ステアリングの切増し、ブレーキの遅れといったドライバーのちょっとしたミスを難なくカバーしてくれる新型フォレスターのシャシー性能。プラットフォームと電子制御の好バランスも印象的
これまでクローズドコース、市街地&高速道路で試乗してきたSUBARU フォレスターを、あらためてワインディングでテストドライブ。試乗コースは慣れ親しんだ箱根・芦ノ湖スカイライン(通称:芦スカ)。その実力を過去の経験も合わせて感じることができるシチュエーションであります。

まず、芦スカを湖尻のほうから登りはじめて感じたのは2.5リッター直噴エンジンに合わせたトランスミッション(チェーン式CVT)のマッチングのよさ。指定速度の範囲でいえば、ロックアップしたまま、変速比もほとんど変えずにエンジンの力だけで加速しているのです。具体的には、コーナーの進入から脱出、勾配の変化に対してアクセルを踏み込んだときに、トルクコンバーターを滑らせることもなく、そして変速比を大きく変えることもなく、スッと速度を戻すといったイメージでしょうか。エンジンの力強さを実感できる駆動セッティングは、車格よりもワンランク上のパワートレインであるという印象を与えてくれるのです。大胆に言ってしまうとアウトバックを超えた、SUBARU SUVとして最良のパワートレインと感じたほど。





さらに、好バランスを感じたのはシャシー性能。芦スカのような観光道路では景色に目を奪われ、運転操作がおろそかになってしまう(本来はいけないことですが)こともあるでしょう。あえて、そうしたシーンを再現しようと、コーナーの曲率を見誤ったという前提でのステアリングの切増しや、コーナーとの距離感を間違えたという想定でのレイトブレーキングなどを試してみたのですが、なんとか曲がる・止まるというのではなく、難なく曲がる・止まるといった高いレベルで、運転手のミスを受け止めてくれるシャシー性能を有しているのを確認(もちろん、指定速度の範囲内での話)。こちらでも、新世代プラットフォームの持つ設計上の優位性に加えて、VDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)の絶妙な制御が効いている感じを受けるのは、作り込みにかけた工数がかなりのものだったと容易に想像させるもの。当たり前の話ですが、すごく丁寧に作り込まれたクルマという印象を受けたのでした。こうした美点は、市街地でも感じられるのではありますが、ワインディングといった非日常な空間だからこそ強く実感できたのかもしれません。



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電気自動車は「こまめ充電」でロスタイムが気にならなくなる

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充電量50%を目安に、タイミングよければ急速充電をするという使い方がメイン。10分以下の充電時間で80%までは復活する
画像は”すっかり行きつけになった近所の日産ディーラーで急速充電をするの図”でありますが、買い物などで出かけた際に、ちょっと時間に余裕があるときには、こうして充電をする機会が増えております。電気自動車の購入以前は「急速充電で30分も待つのはイヤだろうな」と想像しておりましたが、実際に30分も急速充電したことは数えるほどしかありません。それも、サービスエリアで充電中に食事をいただくといったケースで、車内で30分待ち続けてことは一度しかありません。その一度も、充電中に寝ていたら、いつの間にか30分経っていたというときだけなのですが……(汗)

10分以下の「こまめ充電」で十分なのは、バッテリーを使い切る前に充電するという使い方をしているから。おおよその目安は充電量50%。航続可能距離でいうと80~100kmを残した状態で充電するようにしているのです。気温などの環境にもよりますが、50%から80%まで急速充電するのであれば8分程度というのが肌感覚(日産ディーラーの急速充電器を使った場合)。30%相当というと市街地の航続距離で50~60kmでありますから、それだけのために充電に立ち寄るのは手間ともいえますが、それでも10分程度のすき間時間であれば、日常生活に組み込んでしまえば気にならないというのが実感。それは普段の走行エリアの中に複数個所の急速充電設備があるというのもあるでしょうし、またギリギリになっての充電でないので先客がいるときには「また後で」とスルー出来るという2つの余裕がなす業かもしれませんけれど。そんな10分程度の「こまめ充電」、メールチェックのついでに充電するというマインドにもなると充電タイムのロスも気にならず、ストレスにならないと思うのです。

もっとも、こうした使い方がバッテリーのライフ的に良いか悪いかは考えてもいませんし、検証もしていないのですが、”Quality of CarLife”を優先しておりますので……。

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