山本晋也 【Yamamotosinya】@YsplanningTOYOTA、「GR」シリーズ4車種を発売
2017/11/21 14:19:04
― 150台限定販売のヴィッツGRMNは商談申込受付を2018年4月に開始 ―
2ZR-FE (1.8ℓスーパーチャージャー) 6MT 2WD(FF) 4,000,000円
ヴィッツGRMNは、GAZOO Racing Companyが手がけるトヨタのスポーツカーシリーズ「GR」の頂点に立つ数量限定モデルで、「モータースポーツからの還元」をコンセプトに世界一過酷とされるドイツ・ニュルブルクリンクでのテスト走行や、全日本ラリーに参戦しているヴィッツからの知見を盛り込んで開発した。というわけで、トヨタのガズーレーシング・カンパニーからスポーツコンバージョンを中心とした新生GRシリーズが誕生。その頂点に立つモデルとして「ヴィッツGRMN」の詳細が正式発表されております。
日本のレギュラーモデルには存在しない3ドアボディに、1.8リッターエンジン(2ZR)を搭載。そこにスーパーチャージャーを加えることで最高出力156kW(212PS)/6,800rpm、最大トルク250Nm(25.5kg-m)/4,800rpmを達成。変速比幅5.05と割合に接近したギア比の6速MTを介してフロントタイヤを駆動するといった仕様。スリット入りローター、対向4ポットキャリパーといったブレーキシステムも気になるところ。
ボディカラーはホワイトのみ、販売台数も150台限定、メーカー希望小売価格は税込み400万円と、正直なところユーザーを選ぶ一台ではありましょう。もっとも、その希少性と、ピンポイントで刺さるであろうスペックを考えれば、即完売でありましょう。ちなみに、商談申し込み期間は2018年4月9日~5月13日。150台を超す申し込みがあった場合は5月21日に抽選だそうであります。
モータースポーツからのフィードバックという視点でいえばヴィッツ(欧州名:ヤリス)についてはWRCマシンとのつながりを期待したいところですが、今回のリリースを見る限りは「全日本ラリーマシン」との関連性を示すのみ。逆に、このくらいの仕様ではWRCからのフィードバックとは言えないと作り手が考えているのだすれば、WRCマシンの使う1.6リッターターボのディチューン版を積んだような、そして空力を盛り込んだワイドボディの、より過激な市販車を妄想したくなるわけですが、さて?
こちら「GRのすべて」では、開発統括部ZR主査のインタビューなどを寄稿しておりますが、新たにマーケットインの思想を意識し始めたというGRカンパニーでありますから、WRCとの関係性を求める”シジョウノコエ”にも反応してくれると思うのですが…(汗)
TOYOTA GAZOO Racing@TOYOTA_GRGRMN Vitz
2017/11/21 19:41:10
Vitzであることに、違いはない。だがそれは桁違いの、究極のVitz。
https://t.co/aYLud7Wp8C
#GR https://t.co/765t5u1Efu
精進します。