クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2017年04月

紛らわしい? パーキングボタンがグリップにあるアウディのATシフト

一見、オーソドックスなスタイルながらレバーの位置は一定
ATのシフト操作周りについて、ストレートタイプが長らくデファクトスタンダードといえる状態が続いていたと思ったら、いつの間にかゲート式が主流になりかけるなど、意外にも時代によってトレンドが変わっております。

そして、現在の主流といえるのがシフトレバーの位置は常に中央に戻るバイワイヤのタイプでしょうか。国産ではトヨタ・プリウスやホンダのハイブリッドに使われていることで知られ、一部では批判の対象になることも少なくないようですが……。

さて、そうした新世代シフト操作系の提案と感じたのが、こちらの映像。

撮影に使ったサンプルカーはアウディS4でありますが、シフトレバーの形状がオーソドックスなタイプに似ているだけに、コクピットドリルを受けないと最初は戸惑ってしまうかも。

ほとんどの操作においてボタンを押しながらでないと、ポジションが変わらないのでミスが起きることは少ないUIになっているということなのかもしれません、エエ。

それにしても、パーキングポジションにするのがボタン式で、それがシフトレバーについているというのは操作系のスムースさでいえばナイスアイデア。こうした操作系に戸惑ってしまうのは、過去の経験に囚われているためで、アタマが固くなっているためでありましょう。反省しきりであります(汗)
 

精進します。
  




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昭和の日、昭和のクルマを思い出す

昭和の最後といえば日本はハイソカー・ブーム
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4月29日は「昭和の日」。昭和のクルマといえば思い出すのは、なぜか昭和の最後期を飾った日産の名車(迷車)『7th SKYLINE(セブンス・スカイライン)』なのでありました。 

世はハイソカー・ブーム。白いボディにマルーンの内装が庶民にゴージャスを感じさせていた時代だったでしょうか。ハイソカーの主役はトヨタ・マークII兄弟(クレスタ、チェイサー)でしたが、その対抗馬としてグッとゴージャスになったのが7thスカイラインでありました。

そのロングノーズ・シルエットからして直列6気筒エンジンの存在をアピールする7thスカイライン、4ドアハードトップの立派な体躯に見えますが、しっかりと小型車サイズ(いわゆる5ナンバーサイズ)に収まっているのも、また昭和の文法でありましょうか。

個人的には、クーペに似た顔になった後期型(上の画像)が好みではありますが、むしろ前期型の4ドアハードトップのほうがハイソカー的だったかもしれません。画像を眺めていると、2トーンカラーがハイソカーのお約束だったことも、あらためて思い出してみたり(汗)

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昭和は遠くになりにけり、でしょうか……。

精進します。
  




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V8! アメ車がアメ車らしくなってきたのは大統領の影響?

トランプ大統領効果? アメ車がマッスル路線に帰ってきた
ダウンサイジングやDCTのトレンドに影響を受けているように思えていたアメ車ワールドが、トランプ大統領の就任以来、もとの姿に戻りつつあるような気がする今日このごろ。

嗜好性に影響される商品である限り、市場マインドに応じて変化するのは当然であり、政権交代によってアメリカ的な文法が正しいという自信が蘇っているのであろうとは想像されるわけですが、商品に影響が出るまでのタイミングが予想よりも早いという気がしないでもなく。

すなわち、大統領選の結果を受けて市場マインドが変化したというわけではなく、すでにアメリカンファースト的な意識が強まっていたという風に考えたほうが自然でありましょうか。


※貼り付けた動画は、いわゆる「イメージです」(汗)

精進します。
   




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とっくにバスも2ペダルの時代。労働環境カイゼンでしょう

いすゞのバスのATシフトセレクター、マニュアルモード付き
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先日、藤沢(神奈川県)にある 「いすゞプラザ」を訪れたときに、いわゆる路線バスが展示してあったのでコクピットを覗いてみると、そのシフトセレクターはATのそれでありました。とはいえ、中身はAMT(MTベースの2ペダル)でありまして、通常はDポジションでオートマ的に運転、坂道などはMポジションにして任意にギアを選ぶという仕組みであります。

ボタン式の操作系になっているトルコンATのコクピットを見てみたかったという気持ちもありますが、いずれにしても、現行のいすゞの路線バス(エルガ)は2ペダルだけの設定。労働環境のカイゼンと運用コストの低減という両面においてメリットがあるゆえの結論でありしょう、おそらく。

そして、このAMTの操作系のマニュアルモードでは引いてシフトダウン、押してシフトアップとなっているのも、なるほど街乗りスペシャルのプロユースではこうした選択をするのかと考えるヒントになるのでありました。
 

精進します。
  




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春のオープン日和! 高速道路で屋根を開けて走ってみた。

オープン状態で高速走行、その燃費は…?
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ちょっと都内に出かける用があったので、ザ・ビートルカブリオレに乗ってお出かけ。

少々風は強く冷たい気もしましたが、花曇りといえそうな絶好の天候だったのでオープンにしてみたり。そのまま調子に乗って首都高~東名ルートへ進んでみることに。途中、渋滞でもしていればクローズドにできるのですが、幸い順調に流れていたのでルーフを閉じることのできる速度(およそ50km/h以下 )になることもなく、最後まで屋根を開けたまま走ることになったのでした。

降りてから髪の乱れぶりを見ると、頭上の風はそれなりに強かったようですが、サイドウインドウを上げている限りでは運転席で風の巻き込みを感じることもなく、快適なハイウェイ・オープンドライブが楽しめるのを、あらためて実感したのでありました。

ちなみに、オープン状態では空力的には不利なはずですが、メーター表示の区間燃費は18.2km/Lとカタログ値超え。ただ、同じ条件(気温20度前後、エアコン・オフ、一名乗車)という条件と過去の経験から考えると、クローズドであれば19km/Lが見えるコンディションだったという印象もありますが……。

それでもオープンにするのを躊躇してしまうほど燃費に悪影響があるわけではなく。せっかく屋根が開くためにエクストラコストを払ったクルマでありますから、今後も積極的に屋根を開けていきたいと、あらためて思った次第であります。夏場だって短時間であれば楽しめるはずですから(汗)


精進します。
  




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SUBARU XV、樹脂パーツへのこだわりが存在感を生む

SUBARU XVのこだわりは、クラッキングにあり?
新生SUBARUとして初のニューモデルとなったSUBARU XVについては、クローズドコースでの試乗記などをWEBメディアに寄稿しておりますが、じつは発表前にデザイナーインタビューをする機会にも恵まれていたのでした。

そのインタビュー記事が載っているのは『ニューモデル速報 No.551 新型XVのすべて』なのでありますが、なにしろ印象的だったのは、デザイナーをはじめとする開発陣が”クラッキング”と呼ぶ樹脂パーツの意匠を決定するまでのこだわりと、実物が持つ表現力。実際、クロスオーバーSUVとしての差別化ポイントなのでしょうが、それにしてもクラッキングの表現について、様々なトライをした上での製品の姿と思うと、フェンダーガーニッシュなどについて「SUVらしさの表現としての樹脂パーツ」のような通り一遍な文言では表現しきれないとしみじみ思うのであります、エエ。

そして、個人的にはオレンジボディとのコントラストが、クラッキングの個性を強く表現しているように感じますが、さて?

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精進します。
  




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