クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

2017年02月

マツダ・デミオが売れていない?! 2年で販売台数が半減

日本市場のSKYACTIV離れか、ターゲット層を全食いしてしまったか?
2016年10月のデミオ&CX-3商品改良でマツダの国内販売は上向くか? と思いきや、まだまだ数字は厳しいようです。
image
マイナーチェンジにより商品力を上げたはずのデミオですが、2017年1月の国内販売は4,224台(前年同月比-39.2%)と厳しい状況。しかも、2016年1月も前年同月比−21.7%と落ち込んでいましたので、一昨年から比べると半減といった状況であります。実際、2015年1月のデミオ国内販売台数は8,863台(前年同月比+163.7%)でありましたから。
デミオに限らず、マツダの新世代商品群についてはSKYACTIV-D(クリーンディーゼル)が差別化ポイントになりますが、先日のSKYACTIV-D2.2のリコールなどからわかるように、近距離ユースには向かないというディーゼルエンジンの特性をユーザーがしっかりと把握してくると、デミオの属するカテゴリーでは対ハイブリッドの戦いが厳しくなるのは自明。トヨタやホンダのハイブリッドに加え、日産e-POWER(シリーズハイブリッド)が登場したのも、クリーンディーゼルには逆風なのかもしれませんが、さて?




精進します。
  




人気ブログランキング

北米生まれのホンダNSX、ついに製品版が日本上陸。

2016年に乗ることができてよかったと思うクルマの一台、NSXがついに上陸開始。

image
横浜で陸揚げ、埼玉でPDI
発表されたのは昨夏、秋に公道試乗をする機会があったので、すっかり2016年のクルマだと思っておりましたが、そういえば日本での正式な発売開始は2017年2月27日からだったのです、エエ。

とはいえ、その独特の乗り味に魅了されながらも、庶民にはいろいろな意味で維持するのが難しい一台でありますので、リアルなカーライフは思い浮かばない自分なのでありますが(汗)

精進します。
  




人気ブログランキング


2017年1月の国内販売、乗用車メーカーは5勝2敗1分け?

2017年1月の国内販売、前年比で大きく落としているのは2社
image
自動車メーカー各社より「2017年1月の生産・販売実績」が発表されております。

などなど……というわけで、各社の発表データから、日本国内での販売台数(登録車&届出車・OEM含む)を並べてみたのが、こちら。なお各社、商用車も含む数字としております、あしからず。

トヨタ:118,299台(前年同月比104.5%)
ホンダ:59,512台(同116.2%)
日産:55,838台(同110.6%)
スズキ:50,651台(同105.9%)
ダイハツ:48,151台(同99.9%)
マツダ:16,909台(同80.7%)
スバル:15,484台(同111.7%)
三菱:6,806台(同79.0%)


こうして台数順に並べると、軽自動車を扱っていることが台数ベースでのランキングとしては有効という風にも見えてきますが 、なにより販売網の影響が大きいのは当然の話。それにしても、マツダと三菱の2社が沈んでいて、ダイハツがほぼ前年同様となっているものの、そのほかについては前年同月比で明確に伸びているというのは自動車業界としては明るい兆しでありましょうか。

ちなみに、おもしろいと思ったのはスバルとスズキの登録車販売台数が意外に離れていないこと。数字でいうと、スバルが12,722台(同114.7%)、スズキが9,257台(同138.6%)となっているのでした。スズキについてはスイフトの新車効果もあるので、このまま1年を通して数字を伸ばしていくのは難しいでしょうが……(汗)

※イメージカットは販売台数でも前年同月比でも最下位となってしまったメーカーの本社屋です……

精進します。
  




人気ブログランキング
 

ドアパンチ対策になる! シトロエンC4カクタスの「エアバンプ」

ユニークだけじゃない! 実用性も兼ね備えたシトロエンの”エアバンプ”

シトロエンC4カクタスのチャームポイントとなっている「エアバンプ」。本国では4色から自由に組み合わせが選べるようですが、そのエクステリアにおけるアクセント(というには大きな面積でしょうか)となっているだけでなく、実用性もありますよ! とアピールする50秒足らずの動画。

いわゆるドアパンチ(隣のクルマがドアを開閉した際に、エッジが当たってしまうこと)でも傷つかない様子が確認できるのは、動画の22秒付近。さらにペットボトルの水でも簡単に洗うことができると利便性をアピールするといった具合で、この瞬間だけ深夜の通販番組を思い出してしまうのは自分だけでしょうか(汗)

精進します。
  




人気ブログランキング
 

貴金属の使用量低減だけでなく圧損の抑制にも効きそうな新技術キャタライザー

構造の工夫により触媒の『貴金属使用量を約20%低減させる』トヨタ・デンソーの新技術
トヨタが、間もなく発売開始となるレクサスLC500h(マルチステージハイブリッド車)に採用する新しい触媒技術(デンソーと共同開発)について発表しております。ポイントは、中心部分と周辺においてセルの密度(断面積)が異なる点。これにより、排出ガスの流速を稼ぐことができる……と考えてしまうのはスポーツ触媒的な発想でありますが、それは二次的な要素であって、この触媒技術の狙いは『貴金属使用量を約20%低減させる』ことによりコストダウンと持続可能性の両立でありましょうか。
20170222_01_02_jp
排気管に搭載された触媒内部の排出ガスの流れが均一であれば、塗布した貴金属などの触媒材料を有効に排出ガス浄化に利用できる。しかし、触媒中心部の排出ガスの流れは周辺部よりも速く、多くの排出ガスが流れるため、セル断面積が均一な従来型基材では、排出ガスの流れに偏りが発生する。このため、排出ガス通過量が多い中心部は、浄化性能を確保するために多くの量の触媒材料を必要とする。一方、現在の触媒材料の塗布技術では、全てのセル壁面に一律に塗布する工程とならざるを得ないため、排出ガス通過量の少ない部分にも排出ガス通過量の多い部分と同量の触媒材料を塗布している。
結果として生まれたものを見せられると「なるほど」と納得してしまうのですが、この発想と実現力には、トヨタとデンソーというダブルネームだからこそと思わずにはいられないのでありました(汗)

精進します。
  




人気ブログランキング
 

晴れている日は、いつでもオープン日和

どんな天候でも濡れない状況ならオープンドライブは楽しめる
image
オープンカーに乗っていると「そうは言っても、屋根を開ける機会は少ないんじゃないの?」といった質問を受けることもありますが、個人的には気が向けば屋根を開けるというスタンスでオープンカーライフを楽しんでおります。冬場だって陽が照っている時間帯なら寒さは感じませんし、むしろ空気が気持ちいいくらい。もちろん、シートヒーターのスイッチは入れているわけですが……。

夏場だって、長時間のオープンドライブは熱中症になってしまうかもしれませんが、適度な時間であれば気持ちいいもので、オープンを楽しめる時期は意外に短いと自分でリミッターをかけてしまうのはもったいないと思う次第。もっとも、自分自身でいえば幸い花粉症の症状に見舞われていないのも、オールシーズンでオープンドライブを楽しめる理由のひとつでしょうから、難しいクラスタが存在するのは承知の上で。

それにしても、このようにオープンを積極的に楽しもうと思えるのは、ロックの操作などもなくスイッチ操作一つでパッと屋根を開けて、サッと閉めるソフトトップを備えているからで、同じようにスイッチ一つで開閉できるとしても大げさにボディがトランスフォームするようなクーペカブリオレだと躊躇してしまうかもしれません。このあたりのマインドもまた個人差は大きいでしょうけれど(汗)

オープン日和!

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)がシェアした投稿 -


精進します。
   




人気ブログランキング
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ