
Mercedesのクルマといえば、印象的なのはシートのカタチを模したパワーシートの操作系。それもドアについているというのは直感的で扱いやすいと評価は高いところ。
もっとも、こうした仕様にできるのは、ある意味で広くパワーシートを採用しているからで、非パワーシートが多いクルマでこうした操作系を採用すると空き地が目立ってしまうので、ごく一部のグレードにしかパワーシートを採用していないようなクルマでは採用しづらい操作系でありましょうが。
一方で、最近のメルセデスはシフト操作が独特のコラムからちょこんとレバーを生やしているタイプ。国内仕様には操作方法を示すコーションステッカーが貼ってあるように、こちらは直感的には操作しづらいとメーカー(インポーター?)が認識しているはずで、このあたりの独自性というのは単純に人間工学に基くというよりは、他と違うことを重視したブランディングの一環というか、ユーザーの囲い込みという意味合いもなくはないのでは? と感じることもあったり。
まあ、慣れてしまえば問題ない話なのですが、他社と異なる操作系の「慣れ」を利用することに、囲い込みブランディングの本質的な狙いがあるのかしれないと思ったりする今日このごろなのでありました(汗)
精進します。




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