クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2016年03月

ハイブリッド4WDという共通点を得たLMP1hカーと市販プリウス

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トヨタのWECマシン(LMP1h規格)として、2016年シーズンを闘う「TS050 HYBRID」が発表。そのイメージ画像としてプリウスとの2ショットも含まれておりますが、なるほどリチウムイオンバッテリーを使った四輪駆動ハイブリッドカーとして、お互いに共通する要素を増やした2台を並べるのは意味があるのでしょう。

ところで、TS050は予想以上に進化。エンジンもこれまでの3.7リッターV8自然吸気から2.4リッターV6直噴ツインターボへと変更しておりますが、それ以上に注目なのは蓄電装置。

2015年仕様のTS040では蓄電装置にキャパシタを使っていましたが、ニューマシンでは前述のとおりハイパワー型リチウムイオンバッテリーを採用。スペック表示にサプライヤー名が明記されていないということは、おそらく内製。そうだとすると、リチウムイオンバッテリーについてかなりの領域で『技術の手の内化』を進めているということを示しているのでありましょうか。










精進します。








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ホンダNSXのハイブリッドボディは、どうやって溶接する?

新型NSXが生まれるまでのホンダ公式ムービー も公開され、いよいよ市販に向けて盛り上がってきた今日このゴロ。フロントを電気駆動するハイブリッドパワートレインを与えられた新型NSXは、アルミとスチールを組み合わせたハイブリッドなスペースフレーム系ボディというのもウリのひとつなわけですが、アルミとスチールを普通に溶接できるはずはなく、どうやって一体化しているのかは気になるポイントでは?

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ちなみに、ボディの溶接は100%機械化しているというのも新型NSXのセールスポイント。職人技を排除することで安定したクオリティを維持しようという点では正しい選択なのでありましょう。もちろん、生産技術のあれこれも含めて、売価に載せられるスーパースポーツだからこそ可能な選択ともいえましょうが。

それにしても、公開されている画像のあれこれを眺めていくほどに、オハイオの工場を見たくなるのであります、エエ(汗)

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精進します。









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いまや日本車では見えなくなった「サッシュレスドア」セダンの復活はあるや

昔々、側突の安全性など話題にならなかった時代には、「ピラーレスハードトップ」などと呼ばれた、前後の柱だけで屋根を支えるデザインのセダンが国産では主流といえるほど存在しておりました。

そして、Bピラーがあったとしてもドアウインドウを支える枠のない「サッシュレスドア」もまた国産車において一時期はムーブメントとなっていましたが、いまや4ドアで見ることはなく。国産でいえばロードスターや86/BRZといったオープンカーやクーペボディくらいでしか見かけることはなくなっているのでは?

高価格帯のモデルとして『4ドアクーペ』が付加価値としてトレンドになっている昨今ではありますが、国産メーカーが、その流れに乗らないようにみえるのは疑問もありますが。過去の経験から「ハードトップセダン」の商品寿命を短く見積もっているのかもしれない、と思う今日このごろなのでありました。

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 ※画像はイメージです。





精進します。








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フォードを牽引するスバルというイメージムービー


Short Stories "First Date"

グローバルでのラインナップにおいて9割以上がAWD(全輪駆動)というスバル。そのトラクション性能から、スリップしているトラックやパトカーを引き上げたというエピソードが広がっているわけですが、アメリカをターゲットにした「初めてのデート」という1分間のイメージムービーでは、マスタングのオープンカーを助けるアウトバックが登場。

無言で、牽引ロープ(使い込まれているのも味を出しています)をかけて引き出すアウトバックと髭面の男性。助けてからのドヤ顔もスバリストとしての矜持を示しているのでしょうか。

そして、アウトバックに乗る男性の正体は? というのが、このストーリーのオチなわけですが、それは映像を見てのお楽しみということで(汗)


精進します。








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マツダ「ロードスター RF」。ファストバックの必然性…

マツダ・ロードスター RHTあらため「RF」 がニューヨークショーにて世界初公開。

いかにもマツダの魂動デザインらしいスタイルは各所で高評価なようではありますが、このタルガトップ的なフィニッシュは、どうにもミッドシップを思わせるもので、カタチと機能の必然性という点でしっくり来ないというのが正直なところなのです。
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後ろから俯瞰で眺めると、まさにミッドシップスポーツというシルエットに感じるのでありますが、さて?

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そして折りたたむためには必然であるとはいえ、ハードトップの後半が別パーツにわかれていて、そのラインが消化しきれていないように感じるのですが、そこまで気にするのは期待しすぎでしょうか(汗)

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実車を見ると、印象が変わるのでしょうけれども……。





精進します。








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マツダ・ロードスター RHTあらため「RF」

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 ※画像はGIFアニメ、クリックすると動きます…たぶん

ルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜するルーフラインを特長とするファストバックスタイル、そして、独自のリアルーフ形状と開閉できるバックウィンドーによる新しいオープンエア感覚を実現しています。さらに電動ルーフは、10km/h以下での走行中開閉を可能とするフル電動式へと進化しました。また、限られたスペースにコンパクトかつ効率的に収納できる構造とし、ファストバックスタイルのデザインとソフトトップモデルと同じ荷室容量を両立しています。

というわけで、うわさ通りマツダ・ロードスター(海外名:MX-5)に開閉式ハードトップ仕様が登場。先代NC型ではソフトトップのシルエットと大きく変わらずハードトップにしていた印象ですが、新型NDロードスターではファストバックスタイルとして差別化しております。

しかしながら、開閉アクションを見ればわかるようにBピラーから後ろの部分はボディ構造物ではなく、あくまでスタイリングアイテム。この部分に剛性や強度を求めるわけにはいかないようで。そして、ハードトップ周りのパーツにおいては軽量化に向けてどのような工夫がなされているのかも気になるでありました。

そして、ソウルレッドプレミアムメタリックにつづく、新しいイメージカラー「マシーングレー」の提案は、ロードスターに限らず、アテンザなどにも展開することで、また違ったマツダらしさを表現するのでありましょう。東京モーターショーに出展した大柄なFRクーペに、このマシーングレーを与えたら、どんな風合いになるのか…などと考えるのは気が早すぎるでしょうか(汗)

精進します。








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