クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2016年03月

新型シビックハッチバックに、そこはかとない「アヴァンシア」感…

先だってホンダの社長会見にて、北米で販売しているシビックセダンを日本向けに導入するという話もありましたが、北米ではセダン、クーペにつづいてハッチバックのラインナップも予定しているということをニューヨークオートショーで発表済み。

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シビックといえば、ハッチバックという思いが強いであろう、国内のシビックファン(?)にとってはハッチバックこそ日本に入れるべき と考えるかもしれませんが、そのシルエットを見ると諸手を上げてとはならないのであります、エエ。

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新型シビックの特徴といえるFWDを思わせないロングノーズは、やはりセダンやクーペのほうがマッチしているという印象を受けるのはもちろん、けっしてラゲッジスペースには貢献しないであろう傾斜したリアゲートは~空力には有利なのでしょうが~、おそらく「シビックのハッチバック」というイメージとは異にするもので、どちらかと言えば「アヴァンシア」を思い起こすのは自分だけでしょうか。いや、アヴァンシアのラゲッジルームはもっと広大であったわけですが(汗)

そして、一代限りで終わったアヴァンシアを思い返せば、新しいシビックハッチバックを日本に導入する可能性はけっして高くはないだろうとも感じるのですが、さて?


精進します。








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3/30はマツダRX-7にハッピーバースデー

自分自身が現役で体感したRX-7といえば、やはり「唯一無二、FD3Sの魅力」の印象が濃く、初代RX-7(SA22C)は、大人たちにプアマンズポルシェと言われていたことも知らずに、リトラクタブルライトに憧れていた少年時代の記憶を重なる存在でありました。

そんな初代”サバンナ”RX-7が誕生したのが1978年3月30日なのだそうで。
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というわけで、2016年3月30日はセブンにとって38歳の誕生日。節目を考えると、SKYACTIV-R(次世代型ロータリーエンジン)を積むといわれるクーペの誕生はセブン40歳の誕生日に合わせるのかも、などと想像してしまう2016年の春。

いやいや、NDロードスターに追加されたファストバックスタイルこそ、サバンナRX-7の後継にふさわしいシルエットで、どこかヘリテージを感じさせるとも思うのでありますが、さて?

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ロードスターのバリエーションとしてRX-7が生まれるというストーリーはあり得ないという意見が少なくないかもしれません。とはいえ、マツダの規模で何種類ものスポーツカー用プラットフォームを用意できると考えるほうが不自然でありますし、仮にロータリー専用の完全新設計プラットフォームを用意したとすれば、おそらく四桁万円に近い金額でセブンを待ち焦がれたユーザーと縁遠い存在になってしまうこと必至。

2015年の東京モーターショーに出展された流麗な大型クーペというよりは、ロードスターのホイールベースを伸ばした2+2クーペボディに新型ロータリーを載せた4代目セブンを期待してしまうのは、いくらセブンの誕生日だからといって妄想逞し過ぎであります、エエ(汗)

精進します。


アイ・ラブ・FD3S RX-7 (Neko mook (499))









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スバルの新世代プラットフォーム、リアサスが注目?

富士重工業は、次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバルグローバルプラットフォーム)」 の第一弾モデルとなるインプレッサが北米ニューヨークオートショーにて公開されていたのでした。

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衝突案件からハンドリングや居住性を含めたドライバビリティまで幅広くクルマの仕上がりに影響するプラットフォームだけに、注目点をどこか一点に絞ることはできないわけですが、新型インプレッサの紹介ムービーを見ていて、目が止まったのはリアのサスペンションアーム。初代インプレッサからロアアームの長さには定評のあるモデルではありますが、新型においてもリアサスの存在感は強く、スバルの伝統をひしひしと感じるのでありました。

しかも、今回の新世代プラットフォームではリアのスタビライザーをボディマウントしているという大きな変更点もあり。AWDであることをブランディングとテクノロジーの核に置くスバルだからこそ、四輪のバランスがとれた接地性をドライバーに感じさせることは重要になるはずで、新しいインプレッサからはじまる新世代プラットフォームがリアタイヤをどのように使うのか、いっそう興味を惹かれるのでありました。






精進します。








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ワイルド・スピード女優とジャグアが封鎖したストリートで320km/hオーバー

映画「ワイルド・スピード」でNISSAN 240SXを駆っていた印象が残る女優、ミシェル・ロドリゲスがジャガーF-TYPE SVRのプロモーションにて公道最高速伝説に挑戦という企画。ジャガーの公式リリースにも”Fast and Furious(映画ワイルド・スピードの原題)”に出演したスターという表記があるように、まさしく演じたキャラクターを活かしたチョイスというわけでありましょう。

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The new Jaguar F-TYPE SVR, the fastest production Jaguar ever, has been put through its first high speed test drive with Fast and Furious star Michelle Rodriguez at the wheel. On a closed highway in the Nevada desert, home to the world’s fastest road race the Silver State Classic Challenge, the actress pushed the car to its top speed with the speedometer indicating 201mph.
それにしても画像で見る限り、けっして舗装コンディションが良いとは思えないネバダ砂漠の公道で、201mph(≒323km/h)でまっすぐに走ることができるというのは、ドライバーをつとめたミシェル・ロドリゲスの腕と胆力もさることながら、クルマのパフォーマンスが高いというのを実感させるわけですが……しいて言うならばメーター読みだけでなく実測の数値も欲しかったと思うのは、考えすぎでしょうか(汗)




 


精進します。








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アウディR8登場、50馬力アップの価格差は450万円

新型 Audi R8 の日本導入が正式発表。

日本仕様のパワートレインは5.2リッターV10自然吸気で、quattroフルタイム4輪駆動システムと7速Sトロニックの組み合わせ。ベースグレードのR8 V10の最高出力は540PS、ハイパワーバージョンとなるR8 V10 plusは最高出力610PSというのが違い。

そのほか、plusにはレーザーハイビームのヘッドライトも装備されるということですが……


それにしても450万円の価格差というのは、なかなかどうしてシビれるものであります。

そもそも2500~3000万円の価格帯のクルマを買おうというユーザーにとっての450万円の価値というのが、想像はできたとしても肌感覚でわかるものではないのでありますが(汗)


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それはさておき、気筒あたり排気量520ccの10気筒エンジンで、最高出力の発生回転数が8250rpmというのは、ハイレビングという一点だけで商品性というか、スーパースポーツならではという印象。運転してみたいとは思わないまでも、その吹け上がりぶりを見てみたいくらいには興味を惹かれるのであります、エエ。

精進します。










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NSX GT3はV6ツインターボエンジンに6速トランスミッションのRWD

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話題豊富なニューヨークオートショーにて、ホンダ(アキュラ)がNSXの市販レース車両「NSX GT3」をワールドプレミア。FIA GT3規格に合致したマシンで、ベースモデルがハイブリッドAWDなのに対して、ガソリンエンジンのリア駆動としているのが大きな違いながら、エンジン自体は市販と同じバンク角75度の3.5リッターV6ツインターボとなっている模様。
The NSX GT3 will be powered by a 3.5-liter, 75-degree, twin turbocharged DOHC V-6 engine using the same design specifications as the engine in the production 2017 Acura NSX, including the block, heads, valvetrain, crankshaft, pistons and dry sump lubrication system. The engine will be paired with a 6-speed, sequential-shift racing gearbox, delivering power to the rear wheels.
開発途中で縦置きとなったV6エンジンは、レーシングエンジンビルダーも関わった、レース仕様を意識した設計というウワサも耳にしたことがありましたが、なるほど主要パーツからして市販エンジンと共通というのは、ブランディングとなりそうですが、ハイブリッドの必然性をスポイルする発表という印象も。

こうなると、GT3のストリート版も期待したくなりますが、どちらかと言えばハイブリッドを廃した軽量・廉価版を望んでいしまうのはスーパースポーツとしてのNSXには失礼な話でしょうか(汗)

そして、GT3規格ということは、スーパー耐久やスーパーGT300などへの参戦も期待されるわけですが、さて?

Acura NSX GT3 Reveal





精進します。








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