クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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2015年12月

2015年、自動車業界のキーワードは「正直」だった?

自動車メディアの本流にある日本カー・オブ・ザ・イヤー的にはマツダ・ロードスターが2015年を代表する年車となったわけですが、たしかに1.5リッターのロードスターと軽自動車のS660が、ほぼ同タイミングで登場した2015年というのは、国産ライトウェイトスポーツカーのビンテージイヤーとして語り継がれるのかもしれません、と。

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オーソドックスにスポーツドライビングを楽しむことを追求するといったコンセプトのロードスターに代表されるように、机上でブランディングやマーケティングなどなどをこねくり回すのではない、まっすぐなモノづくりが再評価されているのかもと感じた2015年。一方で、日本市場的にはほとんど関係ないはずのVWグループのディーゼルゲートのあれこれを目の当たりにすると、「正直さ」というキーワードが浮かんでくる、と思い返してみたり。

 

精進します。








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立体駐車場はスマートキーがベストマッチ、だと思った

お恥ずかしい話ですが、多段式パレットタイプの立体駐車場で手に持っていたキーを落としてしまいまして。幸い、パレット上で止まったので助かりましたが、もし隙間に落ちていたら地下深くまでいってしまう可能性もあって、拾い上げるのは大仕事になったはず。

それにしても、昔ながらのコラムなどにキーを差し込んで回すタイプでは、どうしても降車時にカギを手に持っている流れになるので、足元が滑ったときなどに落としてしまいがちではありましょう。

これが、スマートキーであればエンジンを切ったり、システムを落としたりするのはボタンを押すだけ済むので、カバンやポケットの中にカギを入れっぱなしで対応可能。もちろん、ドアの施錠にしてもノブをタッチするだけといった動きになるので誤ってカギを落ちしてしまうリスクは大分と少なくなるのでは?

そんなことを感じた年の瀬。忙しさに任せて、すべての行動にあわててしまいがちですが、注意せねば! とあらためて気を引き締めるのでした。

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※画像はイメージです(汗)


精進します。








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2015年、バリュー・フォー・マネーを感じたクルマたち

新年を目前に、2015年に触れることのできたクルマを振り返っているのでした。

高くて良いのは当たり前、安かろう悪かろうも当然、と思いがちですが、値段の割に良くないと感じる製品もあれば、お値段以上の価値を感じる製品もあり。

そんなこんな、バリュー・フォー・マネーという視点で、記憶に残るクルマのディテール画像と、そう感じたポイントなどを、順不同一覧でご紹介。

2016年も、いい出会いに期待して……。

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 アウディ S6

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 ホンダ レジェンド(スポーツハイブリッドSH-AWD)

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 マツダ・ロードスター(6MT)

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 ホンダ・ジェイドRS(1.5リッターターボ)

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 トヨタ ランドクルーザープラド(1GD-FTV クリーンディーゼル)

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 スバル レガシィアウトバック(EyeSight Ver.3)

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 ホンダS660(6MT)

 

精進します。

良いお年を!








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F1ブームの名残、フェラーリ風のバッテリーカーは一周200円

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神奈川県横浜市にある「こどもの国」は半世紀を超える歴史のある施設。比較的プリミティブな遊園地といいますか、自然を活かした遊び場といった風情なのですが、その中にも乗り物コーナーもあり。

かつて、日産が寄贈して多くの子供にモータリゼーションを教えた「ダットサン・ベビイ」を再生したというニュースもありましたが、いまでも乗り物コーナー( http://www.kodomonokuni.org/norimono/ )には専用サーキットを走るF1バッテリカーがあるのでした。

そのスターティンググリッドが上の画像。高速コーナー、ストレート、ヘアピンを組み合わせた専用コースは確かに用意されており、そこを走るF1を模したバッテリーカーの走行料金は200円/LAP。バッテリーカーといえば、単なる広場を勝手気ままに走るイメージですが、一方通行の専用コースというのはモータースポーツの原体験になる…といったら言い過ぎでしょうか。

とはいえ、バッテリカーがモチーフにしているF1マシンは明らかに1980年代。日本でフジテレビによる中継がはじまった頃の懐かしいマシンのカラーリングが施されている(リアウイングには”GOODY YEAR”、翼端板には”ANIP”というジョークカラーリングですが。そういえばそう、グッドイヤーがワンメイクだった時代もありました!)のは、オールドファン的には懐かしく、見方によってはグッドウッドフェスティバル風味といえるかもしれません。

そしてフェラーリを模したバッテリーカーのゼッケンはエースナンバーの「27」。ボディ形状からしてミケーレ・アルボレートか、アラン・プロストか。子供たちの走りっぷりは、ナイジェル・マンセル的だったかも(汗)

精進します。

 








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フォントを変えたいと思う、レクサスGSのエアコンパネル

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先日、レクサスGSを動かすことがありまして。いや、本当に駐車場で移動するだけの「動かし」経験だったので、グレードもわからないくらい(起動時の雰囲気からハイブリッドだったのでしょうが)。

それにしても、気になったのはエアコンの操作パネルの文字。デジタル表示も含め、もっとレクサスのロゴと統一感のあるフォントだったらいいのにな~、と思う次第。

読みやすいフォントにすることも重要なのは承知しつつも、インパネのそこそこ一等地だけに、ここでレクサスの世界観を表現するほうにプライオリティを置くべきでは? と思ってみたりするのでしが、さて?



精進します。








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時代? 年齢? 「エンジンレスポンス」の概念が変わってきた

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エンジンレスポンスという言葉、かつてはアクセルペダル操作とエンジン回転のリンク具合を示す用語として使っていた面もありますが、いつのころからそうした使い方をしなくなったのは、アクセルペダルがバイワイヤ化したからでしょうか。アクセルペダルを素早く操作しても、バイワイヤであれば、そのままスロットルボディに伝えているとは限らないわけですから…。

そして、バイワイヤのアクセルペダルの役割は何かと考えれば、ドライバーがエンジンの力(トルク)を欲しているかどうかの意思を入力する装置という一面あり。

というわけで、ドライバーの要望に対するパワートレインとしての反応全般を、エンジンレスポンスという言葉で表現しているのが最近なわけです、実際のところ。

そうなってくると、エンジンへの要望も変化してきます。

機械の動きとしての反応ではなく、結果としてエンジンが発揮するトルクこそが「レスポンス感」を左右する要素だと思うようになってきているわけ。


可変バルブリフト、可変バルブタイミングが進化したおかげで、ハイカム由来のオーバーラップによる乗りづらさとも無縁な昨今。ハイレスポンスとピーキーさが結果的にニアリーイコールだった時代はとうに過ぎているのでありましょう。趣味性としては、暴れ馬を乗りこなす的な楽しみ方はあるのは認めるところでありますが。それも年齢と共に楽しさとは別の感情が大きくなっているのかもしれません(汗)

精進します。

※なお、トップ画像はホンダ・シビックタイプR(FK2)のメーターですが本文とは関係ありません、あしからず(汗)








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