フランクフルトモーターショーに出展されたポルシェの電気自動車コンセプトの充電について、あらためて整理しておこうというメモ的エントリ。
フロントフェンダーがスライドして、主にドイツが推しているCOMBO2インレットが顔を出すのは、いかにもショーカーらしい演出でありますが、その能力は従来の常識破りなもので、15分で400km走行相当の充電が可能なのだとか。
バッテリー総電力量などは公開されておりませんのが、インレットの脇にも書いてあるように 800Vの新システムを使っているのがポイントなのだとか。
急速充電ということは直流800V。日本でいうと高圧電気取扱者の資格が求められそうな電圧なのでありました。
さらにいえば、SAEのDCチャージのレベル3でも600Vが上限になりそうなので、COMBO2コネクタを使って、既存のインフラを利用できるようにしておきつつ、急速充電に関しては独自規格も用意するという見方もできるのですが、さて? それとも、オンボードで昇圧して充電するという想定なのかどうか?
●参考リンク:SAE Charging Configurations(リンク先pdf)
http://www.sae.org/smartgrid/chargingspeeds.pdf
ちなみに、ポルシェ・ミッションEは前後2モーターの四輪駆動で、最高出力600馬力、満充電での航続可能距離500km、0-200km/h加速が12秒以内というスーパースポーツ4シーターを想定したコンセプトカーであります。
まったくもって、人生に関係ないイメージしかわきません(汗)
精進します。
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