クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2015年04月

NSXのフロントモーターはレジェンドのリアと同じ?

次期NSX、メカニズム公式詳報というわけで、NSXのフロント駆動モーターの画像も公開されております。

NSX_Twin_Motor_Unit__TMU_

左右独立したモーターとプラネタリーギア、そしてリングギアにつながるワンウェイクラッチに、速度に応じてリングギアの固定/解除を行なう多板クラッチ。

こうした特徴的な構造は、まさしくレジェンドのリア駆動モーターと共通、というか同一に見えるのでした






IMG_0998

こちらはレジェンドのリア駆動モーター(カットモデル)

NSXのフロントも、このシステムを使っているということは、インホイールモーターと違って、モーターとホイールが直結ではなく、状況に応じて切り離す制御をしているということでもあります。

とくにNSXの場合はモーターだけで駆動するのがフロントでありますから、いわゆるステアリングフィールにおけるノイズを排除するという意味でも、このモーターユニットの構造は理に適っている印象。

また、減速比は不明ながら、おそらく300km/h近辺と思われる最高速域において、モーターを切り離さなければ過回転になってしまうという面もあるでしょうし。

ということは、モーターを繋いだり離したりという制御を旋回時には行なう可能性もあって、そうだとしたらモーターとの接続することがステアリングフィーリングにおいて、はたして違和感になっているのか、未来感につながっているのか、非常に興味深いのでもありました。

ま、縁のないクルマではありますが……(汗)

精進します。

参考リンク:ホンダ・レジェンド ツインモーターユニット
http://www.honda.co.jp/factbook/auto/LEGEND/201411/P18.pdf










 

熟成感みなぎる5代目ステップワゴン

突然ですが、軽自動車のハイトワゴンと、いわゆる5ナンバーサイズミニバンというのは、限られた全長・全幅を使い切った上でのライバルとの差別化という点で、非常に似ている点があるように思っているのです、前々から。

日産セレナ、そしてトヨタ・ヴォクシー(兄弟車にノアとエスクァイア)と、このところクラストップセールスの座が入れ替わっている5ナンバーサイズミニバンの世界に、ホンダが5代目ステップワゴンを投入。そのシルエットはキープコンセプトながら、ダウンサイジング過給エンジン、テールゲートに横置きドアを内蔵した「わくわくゲート」など、カタログ要素からして圧倒的な新しい感を出す意欲作といえるのでしょう。

ただし、そうした印象的な飛び道具にしても、ステップワゴンというクルマが従来から提供してきた機能や利便性を追求していく中で生まれたファンクションであって、「限られたボディサイズの中でキャビンスペースを拡大するためのエンジンベイのコンパクト化」や、「サードシートを常用するユーザーや荷室を積極的に使うユーザー向けの『わくわくゲート』の採用」といった見方をすると、むしろ真っ直ぐに熟成を極めたモデルと思うのでありました。







4150423-stepwgn_043H


そうした熟成を強く感じるひとつがインパネ周り。

従来から基本レイアウトを受け継ぎ、ブラッシュアップした感を受ける造形。この画像の仕様では、それなりにコクピット感あって、これなら運転手に徹してみるのも面白そうではあります。


つまり、電車やバスの運転手へになりきりって楽しめそうという第一印象でありました(汗)




精進します。











デイズルークスがプリクラッシュブレーキにアイドリングストップするターボを獲得

日産のスーパーハイト軽自動車「デイズルークス」がマイナーチェンジ。
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2トーンのボディカラー設定は、最新の同カテゴリーにおけるトレンドに乗ったものですが、それだけではありません。

今回の一部改良では、これまでメーカーオプション設定のみとなっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、一部グレードではメーカーオプション設定となっていた「SRSサイドエアバックシステム」、「VDC」などの安全装備を全グレードに標準装着

パワートレインではエンジン、トランスミッションのチューニングを最適化するとともに、自然吸気エンジン車には採用済のアイドリングストップ機構をターボエンジン車にも追加

というわけで、ターボにもアイドリングストップがついて、全車にプリクラッシュブレーキが装備と。仕様としては、かなり理想的な商品企画という感じムンムンであります。




 
ただ、以前からNMKVが開発するクルマについてはライバル車を数字の面でキャッチアップすることのプライオリティ が強すぎて、そのトレードオフになる点においてはフィーリングを犠牲にしている印象もあって、果たして今回のマイナーチェンジで、そのあたりの作り込みがどうなっているのかは気になるところ。

ちなみに、アイドリングストップの新採用によりモード燃費を24.0km/L(マイナーチェンジ前は22.2km/L)としたハイウェイスターターボ(FF)のお値段は181万80円。

果たして、触れる機会はあるのかどうか。


精進します。












 

次期NSX、メカニズム公式詳報

NSX_Castings___Suspension
2015年内に発売開始となるはずのホンダ(アキュラ)NSXのメカニズムについてアメリカホンダより詳しいリリースが発表されております。

初代ではオールアルミ・モノコック構造というチャレンジをしたボディは、次期モデルではマルチマテリアルのスペースフレーム構造へ。3次元成形のハイテン材によるAピラーや、世界初のアブレーションキャスティング(割型鋳造?)によるアルミニウム部品の採用というのがトピックスとなっている模様。






そしてV6直噴ツインターボとアナウンスされていたエンジンの排気量は3.5Lと公表されたのでした。
エンジンの画像で注目はリア駆動用モーターの配置でしょうか。9速DCTを使うというNSXですが、モーターの配置は、i-DCD系とは異なるものでありました。

さらりと”Total airflow management design strategy employed to achieve world-class supercar performance”と書いてあるのに注目。ここまで、空力関係の話というのはあまりアピールされてきていなかった印象もありますが、空力による性能アップというのはNSX-R(NA2)で積極的に施された手法であり、ユニークなボディ構造と合わせて、「NSXらしいアプローチ」といえるのでは?

それにしても、今回公表された情報だけでも、これだけのボリュームがあるということは、いざ車両が出たときに目を通すべき資料の多さが想像できるところでもあるのでした(汗)

精進します。











FWDクーペに1.5リッターVTECターボ、という妄想的期待

事前の噂通り、ホンダ・ステップワゴンがフルモデルチェンジで1.5リッター直噴VTECターボエンジンを搭載。

レギュラーガソリン仕様ということもあり、110kW & 203Nmという、まあまあ抑え気味といった印象のスペックで登場したのでありました。


そして、組み合わされるトランスミッションは変速比幅6.53のCVT。そこそこワイドな変速比で、なおかつブーストを維持しやすいCVTでありますから、数字以上のトルク感はありそう、と想像するところですが、果たして実際にどれほど力強さを感じさせるパワートレインに仕立てているのか気になるところであります。

ホンダによれば、常用域では2.4リッター相当のトルクを出す領域もあるそうですが、とはいえ数字的には2.0リッターNAエンジンのダウンサイジングターボといったスペックでしょうか。

つまり、ホンダでいうとK20A(非タイプRに搭載されるレギュラーガソリン仕様)の置き換えユニットとして、この1.5リッターVTECターボは位置づけられているといえそう。

であれば、スポーツではなく、オシャレ的なキャラクターの北米向けクーペのニューモデル「次期シビック クーペ」に、この1.5 VTEC ターボが似合いそうな気もするのでした。

50972_American_Honda_Debuts_Next_Generation_Civic_Concept


ダウンサイジングターボといってもクーペに載せるのであれば、130kW・250Nmくらいの数字(北米の単位でいうと180HP・180lb.-ft.あたりのイメージ) は実現しないと厳しい印象もありますが……。

 

精進します。










シボレー・カマロ、電動バルブ切り替えマフラー採用

The 2016 Chevrolet Camarodual-mode exhaust system


The 2016 Chevrolet Camaro features an enhanced dual-mode exhaust system, with electronically controlled valves that bypass the mufflers under acceleration for improved performance and greater sound levels. The system now offers more personalization options, from a “stealth” mode to a more aggressive “track” mode.
シボレー・カマロの2016年モデルにおいて、エキゾースト系に電動バルブを仕込み、静かな「ステルスモード」とアグレッシブな「トラックモード」といった具合に排気音の切り替えを可能にしたというGMの発表。

こうした機構自体は珍しいものではなく、アフターパーツとしては20年以上の歴史があるでしょうし、また純正採用もされている技術でありますが、4つのドライビングモードとリンクさせ、その変更に寄与する要素のひとつとして使われているというのがアピールポイントとなっている模様。

The 2016 Chevrolet Camaro has a new Drive Mode Control system that tailors up to eight vehicle attributes in up to four driving modes: Snow/Ice, Tour, Sport and – exclusive to SS – Track. Each setting optimizes up to eight vehicle attributes – from the throttle progression, steering feel and stability control calibration.
カマロに限った話ではありませんが、排気音からステアリングフィール、スロットルの開度やレスポンスをスイッチ一つで自在に切り替えられる時代。

「どの部分が演出で、どこが車両の特性なのか」、言い方を変えると「なんでもできる領域とどうにもならない領域」を、しっかり切り分けていかないと、いろいろ評価や感想にズレが生じてしまう昨今でもあります、ハイ。


精進します。












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