クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年12月

今まで乗ってきたクルマ 2013アップデート版




などと、ツイートしたこともあって、車歴をあらためて整理といいますか、2013年の終わりにアップデート。ついでにパワステの種類もあわせてメモとして記しておこう、と。

トヨタ・スターレットGT(EP82)  油
いすゞ・ジェミニ(PF60)  無
ランチア・Y10(イプシロン) 無
トヨタ・MR2(AW11)  無
スズキ・ワゴンRターボ(CV21S)  電
スズキ・CARA (PG6SS) 無
ダイハツ・ミジェット2 (K100P) 無
ホンダ・インサイト(ZE1)  電
スズキ・スイフトSE-Z(HT51S) ※初のAT車!  電
トヨタ・クラウン3.5アスリート (GRS184) 電
ホンダ・インサイト(ZE2) 電
フォルクスワーゲン・ザ・ビートル カブリオレ(16CBZK) 電

beecab_side

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わかってはいましたが、電動パワステ率が高いカーライフでありました。というよりも平成に入ってからの車歴でパワステ無しが5台もあるのがヘンなのかもしれません(汗)

デルタウイングの前後重量配分は28:72で、装備重量590kg

日産が東京モーターショーに出品したコンセプトカー「ブレードグライダー」の旋回について想像したエントリにおいて、『フロントのトレッドが異様に狭いこと、前後重量配分が3:7になっているということなどは「こりゃ曲がらない」と批判する要素ではなく、むしろこのシステムで曲がるには、こうでないといけないというレイアウトなのでしょう』、『ヨーコントロールによる旋回時においては、リアタイヤは駆動輪であり、操舵輪でもあるという風に捉えるのがいいのか』などと記して、それなりに真っ当な見解らしいという感触を得たわけですが、この重量配分について、もうちょっと情報を集めてみたいところ。

で、日産的には禁じ手なのでしょうが、アイデア的には大本といえるデルタウイング・レーシングの公表している情報(レーシングカーのテクニカルスペック)や走行シーンのオンボード映像から、いろいろと想像してみることに。
WEIGHTS & DIMENSIONS
Weight: 490kg without fuel or driver, 590kg with fuel and driver
Weight distribution (front/rear): 28% / 72%
Overall Length: 4.65m
Front width: 0.76m
Rear width: 2.08m
Height: 1.03m
Wheelbase: 3.05m
Track width (front) 0.6m
Track width (rear) 1.74m



つまり、前後重量配分がおよそ3:7になっていることは、このスタイルで曲がるためには必須条件なのでしょう。逆にいうと、3:7は黄金比であって、4:6でも、2:8でもダメなのではないかという印象あり。そのためにはフロントタイヤの位置関係がある程度決まってきて、それがこのデルタウイング形状のボディにつながるのかも?


そんなことを思いながら、Androidタブレットのお遊び的な黒板アプリの上でデルタウイングな形状を指をグリグリと。

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ちょっと競艇のボートにイメージが重なってまいりました。そう思うと、競艇のターンのような挙動を見せるのかもとデルタウイング形状カーの走りがアタマの中に浮かんで、イメージが強まっているのですが、なにしろ乗ったことがないどころか、走っているシーンも見ていないので、完全な妄想の世界ではあります(汗)


精進します。

などとオートサロンで、このカタチに会えないことを寂しく思ってみたり……。


スズキ・ハスラーは「LJクロスオーバー」だ!




というわけで、話題の新型軽自動車 スズキ・ハスラー。

カラフルなボディ、まるで規格品のような丸目ヘッドライト、ホワイト&ブラックルーフの2トーンボディという要素もあって、ミニFJクルーザーみたいという声もありますが、そうした声が出てくるのは納得できる部分はありつつも、FJクルーザーのパクリというのには違和感。



そもそもFJクルーザー自体が、FJ40型ランドクルーザーをモチーフとしたヘリテージカーなので、そのクルマに似ているという話に違和感があるのがひとつ。

そして、仮にFJのランクルをモチーフとしているように見えるのならば、同時代(実際には1970年デビューなのでちょっと遅れていますが)に登場した初代スズキ・ジムニー(LJ10型)に「ハスラー」のルーツというか、ヘリテージを求めてもいいのでは? と思うのでありました。

そんなわけで、並べてみます。


LJ10_Hustler

白いバンパーとフロントグリルからそのまま伸びたフェンダーとの間に隙間が空いている様子をハスラーのフロントマスクはモチーフとして採用しているように思うのは自分だけでしょうか? そして2トーンルーフだとドアミラーが白くなっているのもLJ10リスペクトな印象を受けてしまうのですが、それはさすがに考え過ぎ?

40半ばのメリー・クリスマス的欲望

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Merry Christmas !!


と、無駄にテンションを上げたところで、四十半ばのオッチャンのところにサンタが来ることはなく、むしろサンタ的な出費を強いられるのではありますが(汗)

そして、妄想だけなら無料とばかりに、プレゼントを想像しても、すぐには思い浮かばないくらいに現実にまみれているというか、買えそうにもないものへのリアルな想像力が失われていることにも気づく寂しいクリスマス・イブでもあり(大汗)

もっとも、欲しいクルマであればいくらでも思い浮かぶのではありました。

最初に思い浮かぶのはケータハム・セヴン130だったりするのではありますが、3,496,500円~の軽自動車スポーツというのは、保管場所という大問題はあるものの、なんだかこれまでのカーライフから外れていない感じで、クリスマス・プレゼントでサプライズという風ではありません。

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ならばと、こまかい条件や具体的な維持費などの話は置いておいて、無邪気に希望するとしたら、とあらためて夢想。






クルマへの興味、好奇心に素直に耳を傾けて、浮かんできたのは、自分でも意外ながら「リアかきのアメ車」、だったのです。

V8でスティックシフトなスポーツクーペで、豪快なアクセルターン!!  し・て・み・た・い ----かも。

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サイズ変更2014-Chevrolet-Corvette-057


ま、いずれにせよ靴下に入る大きさじゃありませんでした(大々汗)
 

アウトバックの6気筒スペシャルモデル、378万円はお買い得?!


といった具合に、午前中にツイートしたのは、スバル・アウトバックの特別仕様車として、2014年 2月 27日に発売予定の 「Grand Master(グランドマスター)」。

レガシィのフラッグシップであり、トップ・オブ・スバルの象徴でもあるスバル唯一の3.6リッター水平対向6気筒エンジンを搭載したアウトバック「3.6R EyeSight」をベースとしたスペシャルモデルなのであります。

LO13Z04


インテリアは、艶消し木目調加飾やブラウンレザーシート(アイボリーステッチ・パイピ ング)などで ”くつろぎある室内空間を実現” とのこと。

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一方、エクステリアでは、専用アルミホイールや大型ルーフレール、サテンメッキドアミラーやダーク調のフロントグリルなどを与えております。

それでいて、希望小売価格は378万円。ベースの3.6Rは364万3500円なのでモデル末期のお買い得仕様というわけではありませんが、6気筒らしさを内外装でアピールする仕様ならば納得という感じ(2013.6発売の2.5 EXエディションと似たような内容じゃないの? というツッコミはさておき、です)。


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個人的な視点でいえば、自分が乗っているザ・ビートル カブリオレと車両本体価格でいうとほぼ同じなのです。カブリオレには気ままに屋根を開けたオープンドライブを楽しめるというエクスペリエンスはありますが、このアウトバックにも貴重なスバルの6気筒エンジンを日々味わえるという貴重な体験ができるわけで。そのフィーとしては十分な価値があり、元がとれる金額、まさしくバリュー・フォー・マネーだと、あらためて思うのでありました。

果たしてスバルの水平対向6気筒エンジンが将来的にどうなるかはわかりませんが、世界のダウンサイジング・トレンドが続くならば、この6発エンジンが主役に踊り出ることも、大きく進化することも考えづらく、むしろ手に入るときに買っておくべき逸材的エンジンなのかも? とも思う次第なのでありました。

もっとも、3.6リッターという排気量は自動車税的に維持費の負担も小さくありませんし、変速機が5ATであったりと、けっして最新のパワートレインではないのが気になるかもしれませんけれども……。 

精進します。







ちょっと気になる日産ノートのマイナーチェンジ【追記あり】

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間もなくマイナーチェンジで、衝突被害軽減ブレーキ的な装備を追加するという日産ノートが気になります。ライバルたるフィットも進化しておりますし、安全装備だけでなく、燃費面・パフォーマンス面でも、それなりにレベルアップを果たすと期待されますので。

気になっている理由は、そうしたマイナーチェンジの内容だけではなく、個人的な事情から具体的に買い替えを検討せざる得ない状況になりつつあるため。来年で5年目となるインサイトに大きな不満はないのでありますが、ひとつ問題が発生している昨今なのであります。

それは「車椅子の積載性」。

ラゲッジの使い勝手を示すものとして、ゴルフバッグやベビーカー、自転車などはカタログに記載されておりますが、車椅子はまだまだ一般的ではないかもしれません。

しかし、実際に車椅子を利用するようになると、その積載性というのは重要。なにしろ車椅子を使う家族がいるとクルマで出かけるのはマストになりますから。そして車椅子のまま乗車するほどではない状態であれば、リフト付き、スロープ付きの福祉車両にするほどではありません。

とはいえ、出かけるたびに車椅子をラゲッジに積み込むことになるわけ。そうなると、毎度毎度ギリギリのスペースに車椅子を持ち上げて積み込むのはユーザーとしてはストレスフルなわけであります。


「(車椅子が)積みやすく、(高齢者も)乗り降りしやすく、(取り回し的に)運転しやすい」という条件でのクルマ選び、高齢化社会のニッポンにおいてはバイヤーズガイドの条件として重要になってくるかも? そして高齢者の世話をするであろう子供世代も壮年以上になっているわけですから、ミスをカバーしてくれるプリクラッシュセーフティな安全装備へのニーズも高まるであろう、とも思うところ。

そう考えると、フィットであったり、ノートであったりというサイズで、ラゲッジの広さやテール高の低さで車椅子の積載性という条件を満たして、なおかつプリクラッシュセーフティが装備されているモデルへの注目度が、これまで以上に高まるのではないかと考える今日このごろなのでありました。

自分自身の個人的なニーズを一般論に置き換えてはいけないとは思いつつも……。


【追記】
2013.12.25、正式にマイナーチェンジが発表されました。


そう、ノートのプリクラッシュセーフティシステムはカメラを使うタイプ。軽自動車やコンパクトカーではレーザーセンサーの低速域だけの衝突被害軽減ブレーキというケースが多いので、このシステムには注目なのであります。
 
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