クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年10月

オデッセイは先祖返り的エボリューション?

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スライドドアの採用、全高1700mm前後というスタイルに賛否両論なオデッセイがついに登場

このフォルムになったということは、メーカーとして「全高1550mmで機械式駐車場に入るかどうかをこだわる必要性がない」と市場調査で判断したのでしょう。実際、ステーションワゴンよりもミニバンが圧倒的に売れている現状からすると、規模として1550mm以下にこだわる必要はないのが現実なのでしょう、と思う次第。

逆にいうと、機械式駐車場の影響大といえる都市部はマーケットとしては縮小しているということなのかもしれません。

ただ、オデッセイに関していえば、もともと1550mm以下のモデルだったわけではないので、シルエット的には先祖返りともいえそう。その意味では『正常進化』といえるのかも?
 


ハダカのKOPENに大コーフン!

今年の東京モーターショーは、1989年以来となる軽スポーツの競演かもしれません。1989年、幕張メッセで初開催された東京モーターショーでマツダ・オートザムAZ550とスズキ・カプチーノのコンセプトカーを見た興奮は、かなり強烈な印象を自分の中に残しています。


それはさておき、2013年の東京モーターショー。なにしろホンダからはビート後継と目される「S660コンセプト」が、そしてダイハツからは噂のコペン後継「KOPEN」が登場なのであります。


S660コンセプトについては、パワートレインの詳細は不明ですが、KOPENは着せ替えコンセプトカーということもあって、ハダカの状態も公開。すなわち、ボディ構造が文字通り”まるはだか”なのでありました。


エンジンはフロントに搭載、カバーの雰囲気から横置きで、まあ市販車の3気筒KF型を搭載しているのでしょう、と見えます、かなり現実的!

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インタークーラーが見えるので、ターボでキマリでしょう。


”コペン”であれば駆動方式がFWDであることにヘリテージ的にも異論はないでしょうし、これでタイヤを常識的なサイズにすれば、リアリティも増してくるというもの。
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しかし、このナンバー位置だとラジエーターにはバッチリ走行風が当たりそうですが、インタークーラーはナンバーで塞いで閉まっているようにみえるのは気のせいでしょうか(汗)

まあ化粧プレートのサイズがリアルなナンバーサイズなのも市販に近いことをイメージさせますが、もし売るのであれば、もうちょっとナンバー位置は下げて欲しいと思う次第。いや、このまま市販してくれたほうが、ナンバーオフセットステーなどのグッズが売れそうなので、アフターパーツ業界的にはウェルカムかもしれませんけれど。

レガシィDIT特別仕様車からはじまる次への期待

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レガシィ2.0GT DITアイサイトにスペックBなる特別仕様車が登場。
一言でいえばサイドエアバッグなどをオプション設定にして価格を下げた仕様であります。そしてブラック内装になっているのも注目の変更点でしょうか。





そんなわけで、非ビルシュタインにして、どこまでコストダウンできるかわかりませんが、そんな仕様で300万円を切ったレガシィDITのお買い得仕様など出てきたら、オモシロイことになるのでは、と妄想していたのでありました。


とはいえ、レガシィ後継の国内専用モデルらしきコンセプトカーが東京モーターショーに出てくるいま、BM/BRレガシィの最終型に期待するのも微妙なところかもしれません。



 「LEVORG」の名称には、「LEGACY:大いなる伝承」、「REVOLUTION:変革」、「TOURINGの新しい時代を切り拓く」という言葉を組み合わせ、『"スバルの大いなる伝承"を引き継ぎながらも、次世代に先駆けた変革により、新たなツーリングカーの時代を切り拓く』という意味を込めました。



スズキの東モは、ワールドプレミア8台!


というわけで、スズキが東京モーターショーの事前情報を公開。


Suzuki2013TMS0008
おそらく、市販されるであろう新型軽自動車「ハスラー」(懐かしい名前の復活!)をはじめ、四輪車がワールドプレミア4台。二輪は来季のモトGPマシンを含めて、ワールドプレミア3台、そしてセニアカー1台という合計8台の世界初公開を東京モーターショーにて行なうスズキ。ちゃんと整理してはおりませんが、同一メーカーでのワールドプレミア数では今回のショーで最多かも? 


588ccの2気筒インタークーラーターボエンジンを積むコンセプトバイクの名前は「リカージョン」。ターボ好きとしては、興味津々。大型二輪には乗れない(免許的に)のですが、このエンジンだけで物欲が刺激されるところ。ショー会場でパイピングやらターボチャージャーやらをチェックするのが、はやくも楽しみになってまいりました。


いや、ジムニーと書いているだけで、それが現行型とは限らないので、次世代ジムニーをショー向けにドレスアップした仕様なのかもしれませんけれど。
Suzuki2013TMS0003
具体的に欲しいと思うのは、e-Let'sのパワートレインを利用したという、ミニバイク「エクストリガー」であります。エンジンがないのを強調した、電動バイクらしいスタイルは新鮮。細部のこだわりも、まさしく趣味の乗り物として成立しそうな雰囲気で、好印象なのでありました。このまま販売するとなると、50万円はくだらないかもしれませんが……。

ともかく、東京モーターショーが近づいていることを実感、そして楽しみになってまいりました。

夜のテールレンズが示すミライ感

夜、スモールライトを点けた状態でクルマを見たときに、リアコンビネーションランプの雰囲気が昼間と違って見えることありませんか? いや、イメージはそのままでも、よりミライ感が強調されることが昨今増えているような気がしております。おそらく、いや確実に、それはLEDランプになっているからなのでしょう。

というわけで、そもそもミライ感のあるスタイリングのインサイト(ZE2)は、昼間のイメージそのままに、若干チープながらもミライを強調しているように思っていたのです。

画像2


ですが、こちらのテールランプを見ると、インサイトのミライ感は吹き飛び、むしろ古く見えてしまいます。

画像1


ザ・ビートルカブリオレ、スタイリングはヘリテージ系なはずなのに、夜の後ろ姿はコンセプトカーさながら。昼間と夜で、これほどイメージを変えていたとは。


まさしく「恐ろしい子」と言わざるを得ないのでありました。
 

OEM元のほうが高いという普通のターボ……

ムーヴに、標準顔のターボが追加

メーカー希望小売価格は……
Xターボ(FWD):1,270,000円
Xターボ(4WD):1,391,000円
XターボSA(FWD):1,320,000円
XターボSA(4WD):1,441,000円


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そして、ムーヴのOEMモデルであるスバル・ステラも標準顔のターボを追加。

こちらのメーカー希望小売価格は……
LS(FWD):1,259,500円
LS(AWD):1,380,500円
LSスマートアシスト(FWD):1,309,500円
LSスマートアシスト(AWD):1,430,500円
ST13X01

なにが違うんだ?! と思ってみていたら、ムーヴには『インテグレートCD・AM/FM付ステレオ(CD-R/RWに対応)&16cmフロントスピーカー+AUX端子』が標準装備なのに対して、ステラのターボはオーディオレスが基本なのでした。

ph_ls_cockpit
そういえば、このネタ、以前にも触れたことがあるような?


すっかり失念しておりました。


精進します。 


【追記】
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ところで、ダイハツとスバルのインテリアを見比べていると、アーバン色のターボ用メーターには六連星のステアリングが似合うような気がしますが、いかが?

しかし、1,309,500円でそこそこの走りと衝突被害軽減ブレーキがついてくるのですから、そりゃ軽自動車は売れるよなー、と思うばかり。ほぼ同じ価格のヴィッツを見てみると、1,300,000円でベーシックなFグレードの1.3リッター・FFが買える程度。このグレードでは、アイドリングストップもつかないし、ステアリングもウレタンですから…… 
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