クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年05月

そして、いま欲しいロータリーエンジン搭載車は……

昨日、マツダ・ロータリーエンジンの誕生日ということで、かつてFD3SやSE3Pを本気で欲しいと考えたことを思い返していたのですが、いま手に入るとなれば、値段を無視して即決してしまいそうなは、こちらのロータリーエンジン搭載車。

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ガソリンと水素のバイフューエルで動く、ロータリーエンジンを積んだRX-8は、果たして市販したらいくらになるのか想像もできませんが(とくに水素タンクの価格が高そう)、何台か存在しているはずなので、万が一どこかでポロリと中古車として流れてこないかと妄想してしまいます。

ここに貼った映像を撮った2006~2007年あたりは、「自然エネルギーでの発電→電力のバッファ・ストレージとしての水素」という流れが、蓄電池よりもコスト的に有利と捉えていたこともあって、とくにこのクルマに大注目していた時期。

燃料電池車よりもエネルギーの効率では不利とされていましたが、水素純度が高くなくとも機械の寿命には影響しづらいであろうことを考えると、水素の純度をあげるためのエネルギーが不要となるのでメリットもあるのかも、などと思っていたのでありました。

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この画像は、たしか日本科学未来館の地下駐車場で撮ったもの。同館で運用されていた個体のはずですが、果たしていまはどこで眠っているのでしょうか?
 

本日は、ロータリーエンジンの誕生日

1967/5/30はマツダが初の市販ロータリーとして、コスモスポーツを発売した日、なのだそうで。

そういえば、マツダのロータリーは、何度か欲しいと思ったものです。じつは、FD3Sも、SE3Pも真面目に見積もりしたことあったりして。

たまたま縁はなかったのですが、いつかはマツダのロータリーを、我が物としてみたいものです、とあらためて思う次第。

そして、ロータリーに乗るのなら、自分の意思で、エンジンと駆動系を切り離せるマニュアルトランスミッションと組み合わせるのが理想だなーなどと夢想。

それなりに慣性も感じるので、意のままに回転コントロールできるという感じでもありませんが、雑味を排して、できるだけエンジン単体を味わいたいと思うのでありました。


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ルノーの3代目“フレンチロケット”は日産エンジン?

TWIN'RUN: THE NEW FAST AND FURIOUS RENAULT CONCEPT CAR


Renault Twin'Run concept car: the city-car with a kick!

Renault is unveiling Twin'Run, a new concept car which cultivates the sporting spirit of the brand and celebrates automotive passion by paying homage to the legendary R5 Turbo and Clio V6.

Twin'Run, a real racing car, features a tubular chassis lifted directly from motorsport competition and a mid-engine 320-hp V6 engine based on Megane Trophy.



サンクターボ、クリオV6といったホットハッチのリアシートを取っ払って、エンジンを積んでしまうという、ある意味で乱暴かつ過激な成り立ちのスペシャルモデルにニューフェイスが登場するとか。

ツインラン・コンセプトは、次期トゥインゴの皮をかぶりながらも、その中身はチューブラーシャシで、メガーヌトロフィーの320馬力V6エンジンをミッドシップに搭載しているとか。

ということは、搭載しているのは日産VQエンジンってことでしょう、おそらく。しかし、見た目の先入観もあるのかもしれませんが、けっこう軽快な音に感じてしまうから不思議なもの(汗)

そして、そのエキゾーストノートは、どこかダートラのD車ぽくもあり。このルックスと相まって、土系競技で走っている姿も見てみたい感じもあり。ただ、実際に競技となるとゴテゴテと空力パーツがついてしまいそうではありますが……

屋根は開けなきゃもったいない!

Moonlight, Volkswagen Beetle Convertible Commercial | VW USA


ザ・ビートルカブリオレの北米版コマーシャル。一見するとカップルが早朝ドライブに出かけているシーンのようですが、そのオチは白夜のアラスカにおける深夜ドライブといったところでしょうか。

少しでも太陽光を浴びちゃおう! というマインドは高緯度になるほどあるという話を聞いたこともありますが、まさしく真夜中のドライブでもオープンで楽しいというザ・ビーカブの魅力を感じさせる30秒。


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こんな映像を見ると、梅雨の合間の晴天時にはオープンにしないともったいない、と思ってしまいますねー。


ところで、このCMの舞台は看板からするとアラスカ・フェアバンクス。ということは、この続きとしてオーロラを見ながらのオープンドライブといったバリエーションもあるのかも? などと期待してしまいますが、いかに。

V12ツインターボをそこまでアピールしなくても……

BMWジャパンの期間限定・特別仕様車BMW 7シリーズ V12 Bi-Turbo(ブイ・トゥエルブ・ビ・ターボ)が登場、とのことですが、いやはや特別装備でV12をアピールしまくり。

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サイドシルの”V12 Bi-Turbo”はまだ理解できるところですが、ヘッドレストへ赤刺繍で入れられたV12の文字は、アピールしすぎなんじゃないかと思ってみたり。

といいますか、V12という文字列に、「V2 チャンプ」やら「V14スーパースター」などを思い浮かべてしまい、なんともクルマのキャラクターとは離れたイメージが頭のなかを行ったり来たりになるのであります(汗) 




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高けりゃ良いは間違いの元というチャイルドシート選び(ドイツADAC調べ)

高けりゃイイもの。高価なら効果あるだろう。

似たような商品が並んでいたり、また正当な評価をできるスキルや情報がなければ、そのように考えてしまうことは資本主義の本能的判断といえるかもしれません。

しかし、ドイツの自動車ユーザー団体ADACのチャイルドシート衝突実験レポートによると、必ずしも高価な製品が安全性能に優れているというわけではないようで。

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ハズかしながら、ドイツ語は不勉強なので、ブラウザ上で翻訳して目を通しただけなので、詳細までは理解しておりませんが、結果一覧を見てもわかるように、評価とプライスに、なにか関係があるようには見えません。
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もちろん、テスト項目にない要素で高価な商品には、なんらかの価値があるのかもしれませんが、それはあくまでも付加価値であって、本来の性能で劣っているけれど、付加価値によって魅力を高めているというのは、まさしく本末転倒であります。


しかし、考えてみれば、価格と性能に相関関係があると考えてしまうのはクセのようになっていて、商品評価においてもコストパフォーマンス、費用対効果なんて言葉が出てくるわけですが、絶対的な性能というか価値が測定できない嗜好品は別として、性能が判別できるもの、重要なパーツについては、「高けりゃイイもの」と思考停止せずに、しっかりと吟味しないといけないのだな、と再確認であります。

いや、パーツだけでなく、車両本体でも「高けりゃイイもの」と短絡的に考えてはいけないのです。その意味では、「このクルマ、いくらだった?」と聞くことは、相手の経済状況を予想するためであれば有効でも、クルマのパフォーマンスや満足度を図るにはまったく関係ない質問なのかもしれません。 
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