クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年04月

楽しみだなー、9.5秒で開くホロ

先日、車庫証明の申請に対する確認がありました。

間もなくという感じがヒシヒシ。いやあ~楽しみデス。

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50km/h以下であれば、走行中でもオープンにできるという文言を見ているだけでワクワクします。

思えば、日常的にオープンカーに乗っていたこともありました。1995年あたりでしょうか、仕事の関係でスズキ・カプチーノ(EA21R)のハンドルを握っているときは、10秒足らずで座ったまま運転席の上だけルーフを外すというワザ(?)を身につけたものです。思いついたらオープン、すごく気持ちがいい体験で、それを家族で共有できると思うと、本当に楽しみ。ドライバーとして、父としての自己満足かもしれませんが。

というわけで、ゴールデンウイークは、しっかりと最後までV6エンジンを味わうウィークにしようとも思う次第。だからといってリアタイヤをズルズルにできるようなキャラでもないのでおとなしく楽しみます (汗)

新型ウニモグ、イラストほどスタイリッシュじゃなかった!?

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どこか戦隊モノの劇中車のようなイラストを見て、どれだけ変わるのか期待していた新型ウニモグではありますが、実際はやはりウニモグでありました。

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それにしてもヘッドライトがはっきりとした存在感を示していないと、ちょっと不気味な感じがするのはナゼなのでしょうか。潜在意識というか深層心理というか、どこかでクルマに生物的要素を求めているのかもしれません。

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ウニモグといっても、様々な仕様があって、大きく10のグレードにわかれるそうですが、それにしてもこのプロポーションはユニーク。そして、キャビンと荷台の大きさ感には、軽トラを思い起こしてしまいます。そういえば、海外で軽トラをカスタムして楽しむ趣味人がいるそうですが、そちら方面の情報を目にすると、セミキャブの軽トラをベースにしたウニモグ・ミニを夢想してしまう自分がいたりします、相変わらず(笑) 


208と908のリアウイングは共通らしい……

プジョーのパイクスピークマシン「208 T16」の発表資料に目を通していたら、そのリアウイング(幅2m)はル・マンで勝ったこともある「908」から流用したものなのだそう。

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たしかに、言われてみれば、あの手のクルマについていそうなウイングではありますが、流用したなんてことは書かないほうがいいのにな、という感想と、一方でルマン制覇とつなげてアピールするのもアリだよな、と思う気持ちがあって、なんとも微妙に気になる一件でありました。

探してみたところ、おそらく2010年モデルのリアウイングと同じなのだろうな、と思ったのではありますが、さて?
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三菱のeKについて画像からわかる2、3のこと

ミニキャブ・ミーブのモーター交換のリコール(対象は一台らしい)や軽自動車用エンジン(3G型)のリコールに至る経緯における国土交通省の検査発表、そしてアウトランダーPHEVの制御系へのリコールといったニュースが駆け巡った4/23でしたが、あらためて三菱自のプレスリリースを眺めていれば、三菱自が日産とのJVによって開発した新型軽自動車「eK」の予約を4/18より開始というニュースが出ていたことに、あらためて気付いてみたり。



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そのリリースから気になるスペックを抜き出せば以下のとおり(一部加工・太字は当方で追加)。

軽自動車初のタッチパネルオートエアコン、三菱自動車初の99%UVカットガラス、キーレスオペレーションシステムなど、便利・快適な装備を充実

減速時からアイドリングが停止する三菱自動車初のコーストストップ機能付「新オートストップ&ゴー」を採用。また、新開発のMIVECエンジン副変速機付CVTを搭載したほか、軽量化と空力性能向上などによって、「クラストップの低燃費」となる29.2km/L(JC08モード燃料消費率、国土交通省審査値)を実現しました

『eKワゴン』(全車)、『eKカスタム』(ターボエンジン搭載車を除く)は、平成27年度燃費基準+20%を達成してエコカー減税の対象車となり、ご購入時の自動車取得税と自動車重量税が《免税》となります。また、『eKカスタム』ターボエンジン搭載車の2WDは平成27年度燃費基準+10%を達成、同4WDは平成27年度燃費基準に適合してエコカー減税の対象車となり、ご購入時の自動車取得税と自動車重量税が2WDで《75%減税》、4WDで《50%減税》となります。


というわけで、エンジンは話題の3Gでもなく、iやスマートに搭載した3B系でもなく、新開発らしいのですが、勝手な予想でいえば3Bをリファインしたユニットになるのではないかと思う次第。そして副変速機付CVTは言わずと知れたジヤトコのJF015系統のヤツでしょう。ジヤトコの、このCVTはスズキも日産も、そして三菱自もミラージュではすでに使っているので新鮮味はありませんが、変速比幅の広さと制御のこなれた感からするとベストな選択といえそう。

で、JC08モード燃費性能29.2km/Lというのは、ライバルとなるワゴンR(28.8)やムーヴ(29.0)を超えるもの。といいますか、ターゲットとしての29.0があって、そこを超えるべく煮詰めたのだなあと思う数値ではあります。

気になるのは重量。

29.2という燃費性能で平成27年基準の+20%となるのは最軽量クラスの601kg未満でもクリアできる性能なのですが、さすがにそこまで軽いということはないのでしょう。ただ、ターボエンジンでは2WDで+10%、4WDでは平成27年基準レベルということは、かなり燃費基準をクリアするのに苦労している印象もあり。たとえば、ムーヴの場合は二駆ターボでも25.2で741~866kgクラスの+20%燃費を実現しています。

eKの燃費ターゲットがライバルを超えることであれば、この数値を上回っている可能性もあるわけで。それでも燃費基準+10%ということは、軽いクルマなので基準値がキビシクなっている可能性も考慮すべきかもしれません。だとすると741kg未満のクラスと考えられるのですが、1550mm以上の全高で、その重量に収めていると考えづらい部分もありまして。やはり単純にターボエンジンの燃費性能は二駆で23.1~25.1の間、四駆で21.0~23.0の範囲と予想するのが妥当なのでしょう。仮にこのくらいの数値だとすると、ターボはアイドリングストップを装備していないでしょう、おそらく。

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インパネの画像を見ると、eKカスタムには液晶パネルがインテグレーテッドされたタコメーター付きのスポーティなメーターが備わっていて、これはeKスポーツのそれを思い出すもの。そのタコメーターは7000rpmからレッドゾーンになっていて、9000rpmまで刻まれているのが確認できますが、このあたりは現代の標準的な軽自動車エンジンという印象で、特別な何かを感じるところではありません。現実的にもCVTのメリットを考えると4500rpmあたりを上限に走っているほうがよさそうですし。そして、この画像で見る限りではパドルシフトのようなギミックもないようですが、上級グレードには用意されそうな予感も。


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あらためてインテリアの画像を見ると、フロントシートがベンチタイプになっています。一時期、流行したベンチタイプですが、ここ数年はトレンドの中心からは外れていた印象。ただ、最近になってホンダがN-ONEで採用したこともあって、再注目というか、この日産・三菱自の軽自動車が採用するとなれば、再び主流となるのかもしれませんが、いかに?

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しかしながら、外観の印象から、標準ボディは「ミニカ」、カスタムモデルは「eKスポーツ」という名前が浮かんでしまうのは、やはり爺だからでしょうか(汗)








iBeetleが出た! その期待と……

The iBeetle is one of the first cars in the world to have a genuine integrative interface for the iPhone that was coordinated with Apple. As mentioned, the special model will be available as a Coupe and Convertible. The colors and equipment features of the iBeetle are stylistically linked to the Cupertino-based US company, bringing its iconic smartphones into harmony with what is certainly one of the world’s most iconic automotive designs.
上海モーターショーにて、フォルクスワーゲンが「iBeetle」を出展。純正としてiPhoneをインターフェイスとして統合した世界初のクルマ! という触れ込みに期待なのです。



さっそく、その画像をダウンロードしてみれば。


ええ、期待に腹をふくらませてダウンロードしてみれば。







だのに、なぜ……。




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いろいろ連携しているのかもしれませんが、これではオンダッシュにドックコネクタ兼スタンドを両面テープで固定したようにしか見えません(苦笑)

たしかに商品化としては、これが合理的なのだとは思いますが、インパネにはめ込むくらいのアクションを想像していた自分の期待しすぎでありました(汗)

上海モーターショーで発表された「ヤリス」は4代目ヴィッツになるのか?

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トヨタが上海モーターショーで、グローバルコンパクト「ヤリス」を発表!!

というわけですが、画像で確認する限りでは、これまでのヤリス(ヴィッツ)とはプロポーションから異なる印象で、名前はそのままに車格をワンランク上げた感じもあり。

ヤリス=ヴィッツだとすれば、国内ではヴィッツの車格をあげて、ボトムラインをパッソ、その上にハイブリッドのアクア、そしてヴィッツというサイズ・ラインナップになるのかもしれません。

もしくは、カローラのように、国内仕様は現行プラットフォームをベースにしたブラッシュアップに留めて、グローバル仕様とは異なる路線でいくのか。

もうひとつ考えられるのは、ヴィッツをやめてしまい、アクア(小型ハイブリッド)かピクシス(軽自動車)かという選択をメインストリームにしてしまうことですが、そこまで思いきれるかどうか。ただ、現時点での国内需要、マーケットのトレンドからすると1.3リッター前後のコンパクトカーに将来的な需要増は感じられないので、整理してしまうのもアリかな~などと思ってしまう今日この頃でもあります。あくまで現時点での印象ですが。


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