クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年02月

【緩募】バッテリーカーを楽しめるところ。

昭和の香りただようコチラの写真。恥ずかながら自分が2歳の頃に、とあるデパートの屋上で撮られたもの(らしいのですが記憶なし・笑)。デパートの屋上に遊具が置いてあるということにも時代を感じさせますが、この乗り物の正体はなんでしょう?

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いや、今回気になっているのは、この個体に関する情報ではありません。古いアルバムを見ていたときに、我が子(2歳半)が、写真を指さして、これに乗りたいと主張するものですから。いまでもこうした遊具はあるのかな、という疑問というか、あるとすれば「どこで、いくらくらい」で遊べるのかを知りたいと思った次第。


Twitterにて「バッテリーカー 子供遊具」といったキーワードで検索すると情報が見つけやすいというアドバイスはいただいて、検索してみたので、近場で遊べそうな公園などの情報は得ることができたのですが、なにかおもしろいバッテリーカーがあるよ的な話があれば、お教えいただけると助かります(父の威厳的な意味で)。

よろしくお願いいたします。
 

トヨタの小型モビリティはジュネーブで世界公開

2013_GMS_i_Road__mid
日本国内で原付以上、軽四未満という位置づけの超小型モビリティが盛り上がりつつある昨今ですが、トヨタの小型モビリティ「i-ROAD」はジュネーブモーターショーでワールドプレミアだとか。

公開されたティザームービーを見た印象ではロールではなく、バンクしているようなのでフロント2輪、リア1輪の3輪車なのかもという印象。

おそらくタンデム2シーターでしょうが、この手のコンセプトは目新しくはない感じもあり。エミッションフリーとあるので、電気駆動でしょう。しかし、この手のコンセプトは世界中で定期的に出てくるというか、増えているような気もしますが、パーソナリティモビリティみたいなことを考えると、ここにミライはあり、となるのかどうか。そんなわけで、日産ランドグライダー(2009東京モーターショー出品)を思い出しております(苦笑)


Making its World Premiere at the 2013 Geneva Motor Show, TOYOTA i-ROAD is a compact, fun and emissions-free personal mobility concept capable of swiftly and efficiently transporting two people in an urban environment.

自分自身が感じる価値と実際の売価の関係が気持ちを傾かせる

いろいろありまして、個人的な次期愛車としてスライドドアのクルマを検討中(あくまで妄想)。子どもと老親がいるという前提条件での検討になりますから、趣味というよりは道具としての選択になりますが、そこに少しは趣味的要素を入れて考えるのも、また楽しであります。


しかしながら、こうした考察で気付いたのは、「クルマを購入する予算というのは必ずしも固定ではない」ということ。これだけでは意味不明ですが、なにを言いたいかといえば、たとえば200万円で選ぶ……といった発想は、少なくとも自分にはなかったという事実に気付いたということです。

具体的にいいましょう。

現時点で、スライドドアのいわゆるミニバンで価格と機能とメカニズムとのバランスで気になっているのは日産セレナS-HYBRID。このスタータージェネレターレベルでハイブリッドを名乗るのに違和感を覚えながらも、スタータージェネレターのハイブリッドカーという機械そのものには興味津々なのであります。

とはいえ、感覚的には、セレナの本体価格として許容できるのは200万円まで。

であれば、200万円のクルマ選びをしているのかといえば、 さにあらず。

スライドドアというしばりからは外れますが、たとえばアウトランダーPHEVのようにメカニズム面での刺激が大きいモデルであれば、もっと本体価格を出しても構わないという心情に変わってくるもの。このプラグインハイブリッドシステムへの好奇心が、400万円の価値を感じさせるのです、自分には。

予算がこれだけ上下するのは現実性がないからと指摘されるかもしれませんが、ここでポイントとなるのは自分自身が感じる金銭的価値と実際の売価との関係。この2台の例から、シンプルにいえば、「セレナは高い」と感じ、「アウトランダーPHEVは安い」と感じる自分がいます。

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もっといえば、マイナーチェンジしたばかりのアルトエコ。このクルマには120万円という価値を感じる自分がいて、実際には100万円という値付けなわけで。そうなると、満足度としてはセレナよりもアルトエコのほうが高いということになりそう。

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結論的にいえば、自分なりの金銭的価値よりも安値で買えるクルマのほうが購入時での満足度は高いというか、購入へ踏み切る後押しになってくれるということをあらためて感じた次第。いわゆる『リーズナブル』の本質ということでしょうか。

もっとも、冒頭で触れたように”道具”として考えたときに、たとえば7人乗りであったり、スライドドアであったりというマストな要素を満たしていなければ心情的な満足度は高くても、購入する意味はないのですが……。


ちなみに、今回の妄想的検討の中で感じた金銭的価値を大雑把に記すと以下の通り。ミニバンの希望小売価格と自分の評価が一致したり、まして『リーズナブル』に感じることが、なんとも少ないのは趣味の問題でしょうか(汗)

デリカD:5ディーゼル=320万円
アルファードハイブリッド=300万円
エルグランド2.5=250万円
ハイエース・スーパーGL(標準幅)=220万円
N BOX+=150万円

この自分が感じる金銭的価値と実際の売価のギャップを埋めるのが、いわゆる値引きで、それによって心を傾かせることができるのであれば、やはり現場ではワンプライス制よりも、裁量があるように見せた値引き交渉による販売のほうが売りやすいのだろうなと、これまたあらためて思った妄想的検討でありました。

そして、不思議なもので、ここでいう金銭的な評価というのは、実際の機能をプラスするコストとは異なっていて、たとえばハイエースが5速ATだったらそれだけで20万円は評価が上がるでしょうし、エルグランドがPUREドライブに進化していれば、20万円相当のイメージアップをしそうな予感。まあ、理詰めで考えたわけではなく、気分的なものですから……(笑) 

あのヘリテージカー2台、いよいよ似てきた?

フィアットがジュネーブモーターショーにFiat 500L Trekkingという特別仕様車的なモデルを出品するそうで、その画像を眺めていて、ふとミニ・カントリーマンを思い出す午前四時。

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毒々しい言い方になりますが、それぞれもともとのヘリテージカーから離れたモデルという側面もあって、そうした背景も似たキャラクターに感じさせる理由の一つなのかもしれません。

勝手な想像ながら、ミニも500も、もう一段階進んで、ミニバン的な方向へ向かうと、かなり似たクルマが生まれそうな予感がしております、ハイ。

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しかし、このゴツい印象のシフトレバーは好印象。横が短く、縦方向に長いというイタ車的なシフトフィールを想像してしまいますが、実際にはどうなのでしょうか。

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ダニカは”持っている”ドライバーですねー

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Danica Patrick and the No. 10 GODADDY team hope to make more history with a victory at Sunday's Daytona 500 race. Patrick, behind the wheel of a Chevrolet SS race car, won the pole position -- the first time ever for a female driver in any racing series.
シボレーのニューモデル「SS」のデビュー記念ともいえるNASCAR デイトナ500にて、そのSSのNASCARに乗る、あのダニカ・パトリック選手が女性として初めてのポールポジションをゲットしたということで、実力はもちろんですが、タイミング的に、ダニカ選手はいわゆる”持っている”ドライバーだなあと感心することしきり。

2014_Chevrolet_SS_Daytona-018

ところで、市販車のシボレーSSとは、415馬力のV8エンジンでリアタイヤを駆動するFRスポーツセダン。環境性能が要求される昨今のムードではありますが、北米市場においては、まだまだこの手のイケイケセダンが成立するだけの市場があるようで。

日本でいうと、かつてトヨタ・アリストが担っていたカテゴリーでしょうが、その後継モデルであるレクサスGSにもV8モデルは消えていますし、トップグレードはV6 ハイブリッドの450hですから、日本ではかなりニッチなマーケットしかないのかもしれませんが。そして、だからこそGMジャパンは、きっとこのシボレーSSを入れるのだろうな、とも予想するというか、願望するというか。

いや、まあ、おそらく安くはないであろう車両価格、もろもろにかかるであろう維持費を考えると、自分自身には縁のないモデルだとは思いますけれども……。
 

ジープ・チェロキー復活!

ジープのカジュアル系として、かつて日本でも人気を博したジープ・チェロキーが復活、今度のニューヨークショーにてワールドプレミアを飾るということで、プレスフォトが公開されております。

一時期、ホンダでも販売されていたので、1990年代のジープ・チェロキーというのはアメ車としてはかなりのヒット作になった記憶ありですが、たしかにボクシーなスタイルと4.0L直6エンジンという組み合わせはアメ車らしさと日本市場での差別化という点でちょうどいいところにあったのだなあ、などと想い出す次第。

そんなジープ・チェロキーという名前が復活! となれば、気にならないわけはありません。


で、こちらが公開されているプレスフォト。

Jeep Cherokee on road__mid

Jeep Cherokee lead__mid

Jeep Cherokee House__mid

Jeep Cherokee Front__mid

いまのクライスラーがFIATとアライアンスしているからという先入観もありますが、ムルティプラのノリで日産ジュークの対抗馬を考えたら、こんな姿になるのかな? という印象を受けてしまいます(汗)

ちなみに、ムルティプラとはこんなカタチのクルマでした。
9 JTD (2002)

Jeep® Cherokee. The name is instantly recognizable as the most capable and versatile mid-size SUV in the world. For 2014, Jeep brings the Cherokee name back to North America with the debut of its all-new mid-size sport-utility vehicle.

Set to debut at the New York International Auto Show in March, the all-new, “no-compromise” 2014 Jeep Cherokee sets a new standard with even more best-in-class capability, exemplary on-road driving dynamics, and fuel economy improvements of more than 45 percent versus the outgoing mid-size SUV model.

The all-new 2014 Jeep Cherokee will be built in the United States at Chrysler Group’s Toledo Assembly Plant in Toledo, Ohio, and will arrive in dealer showrooms in the third quarter of this year.

なお、リリースによるとアメリカで生産するそうですから基本設計は置いておいて、生粋のアメ車として生み出されるよう。かなり燃費性能にも自信アリのようですからダッジ・ダートと同じ系統のパワートレインだったりするのでしょうか?
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