クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2013年01月

複数のクルマで試してみたい、車種専用タイヤ

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ブリヂストン・ポテンザS001には、トヨタ86専用スペックという設定がありまして。

世界のハイパフォーマンスカーに標準装備されている POTENZA S001を「86」向けに最適化。
ドライ&ウエット性能を向上し、「86」の目指す“操る楽しさ”を追求。

コンパウンドの変更:数ある高性能コンパウンドから「86」に最適なスペックを選択

トレッドパターンのチューニング:「86」の重量バランスから タイヤパタン剛性を最適化

といった謳い文句なのであります。

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で、サイズはフロント用215/40-18、リア用225/40-18 ですから、わざわざこの専用タイヤを他車に使うほど魅力的かつ特殊なサイズでもないのですが、果たして違う車種に履かせると、どんな風に違って感じるのか気になるところ。

たとえばアルテッツァに、このタイヤを履かせてみたら、どんな印象なのだろう? とか想像してみたり。S15シルビアも履きこなせそうですが、どうだろう? とか。車両重量、前後軸重で考えると、これら10年選手のFR車にはマッチしそうですが、いかに?

トヨタのエアロスタビライジングフィン、追加は大変?

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トヨタがサカナにヒント得た空力パーツ『エアロスタビライジングフィン』を拡大採用中といいますが、そういえばマイナーチェンジでスピンドルグリルを得たことで話題のレクサスHSも、リアのコンビネーションレンズに、このフィンが追加されていたのでした。

この手の生産コストについては、恥ずかしながらまったく知識がないのですが、型を作り直すですから、どこかでコストはかかっているはずで、それを吸収することが認められるだけの効果が、この小さなフィンにあると思うと、それはそれで感心してしまう次第であります。

魚にヒントを得た空力パーツというけれど……

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新型クラウンのテールレンズ脇に、ちょこんとついた突起。これが整流効果を発揮するという「エアロスタビライジングフィン」、魚の形状にヒントを得たことから『おさかなちゃん』の愛称で呼ばれているもので、いまやトヨタ車に絶賛拡大中。どこに、この形状が隠されているのか探すのも面白くなってきている今日このごろであります(笑)


しかしながら、先日水族館に行って、さかなたちを見ていると、多様な形状をしているものだとあらためて認識。
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空力効果、整流効果ということから考えると、エアロスタビライジングフィンは、アジやマグロといった素早く泳ぐさかなにヒントを得たのでしょう、おそらく。
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たしかに水の抵抗を減らしつつ、効率的に前に進むさかなには空力のヒントはあるのでしょう。



しかし、さかな、いや自然の造形がヒントになるのは、そうした面だけではないのかもしれません。



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ドレスアップとしての”エアロパーツ”にもヒントになっていそうです(笑)

そして、開発車両の偽装にも、自然界はなんらかのアイデアを提供していそう。そういう視点で、動物園や水族館で楽しむと、子どもに付き合うのも、より一層楽しくなるというもの。趣味が過ぎるでしょうか(汗)

マクラーレンのスーパースポーツ開発絶好調!?

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マクラーレンMP4-12Cにつづく、スーパースポーツ、パリサロンにて「P1」の名前でワールドプレミアされた、あのクルマの開発シーンを収めたプロモーションムービーがYouTubeにて絶賛公開中。

プロジェクトは順調に進行しているようで、おそらく世界中のサーキット模様で偽装されたプロトタイプには「XP2」という名前が付いている模様。

サーキットベストを狙ったスーパースポーツではありますが、エキゾーストノートやタイヤスキール音は、やはり市販車のそれ。動きもマイルドに見えますが、このあたりは映像の加工がわからないので微妙なところ。




しかし、このクルマのチャームポイントは後ろ姿だなぁと思うわけです。夕闇の中で、テールレンズに挟まれるように置かれたマフラーエンドから青い炎があがるのも萌えますし。

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エキゾーストを上方配置したことで、アンダーボディをすべて空力に利用した設計も萌えポイント。ただ、ちょっと最近のリッターバイクにインスパイアされたような感じもあって、意外に新鮮さはない?

3.6リッターV6エンジンから12%増しのトルクを持つキャディのFWD

日本未発売ゆえに、あまりニュースにはならないキャデラックELR。

いかにもキャデラックらしいエクステリアのクーペは、生活に余裕があれば欲しい1台。いや、余裕がなければ乗りこなせない1台でもあります。
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「なにがタイヤを回していようと、キャデラックはキャデラックだ」と宣言されているELRですが、そう言うということはタイヤを回しているのはエンジンではないわけです。

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見ての通り、中身はシリーズ・ハイブリッド。大雑把にいえば、シボレー・ボルトのキャデラック版というところ。モーターゆえにトルクには有利で、そのピーク値は400N.m。これは同社の3.6リッターV6よりも12%増しとアピールされていますが、こうした表現が日産リーフでも使われているのは世界共通のアピール効果ということなのかもしれません。4気筒ターボではなく、6気筒と比べることに意味ありとすれば、ですが。

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こうして、メカ・レイアウトの透視図で見ると、かなりリアシートはタイトな印象ですが、2ドアクーペに多くを望むユーザーもいないでしょうから、それほど問題にはならないだろうな、と。

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それにしても、画像で見る範囲では、厳しそうというか、長距離は修行な空間かもしれません。ただ、このクルマのキャラクターからすると4席が独立したバケット的イメージというのは、演出としてはポジティブといえるのでは。

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プラグインハイブリッドというだけではなく、アルミ鍛造パーツを使ったフロント・HIPERストラット、ワットリンクを採用したリア・サスペンション、2ミリ秒ごとに減衰力を調整するというダンパーなどなど足回りの構成パーツと、その効果も気になるキャデラックの2ドアクーペ。

とくにキャンバー変化が少ないという「HIPER(ハイパー)ストラット」の構造と効果に興味あり。


それにしても、GMがシボレー・ボルトのパワートレインを、キャデラック にも展開しているのであれば、やはりトヨタもプリウスPHVの中身をレクサスに展開する市場があるのではないかと、先日のエントリを思い出してみたり。もはや、プラグインハイブリッドも、高級ブランドへ展開するフェイズと考える時期では?

油壺でプジョー205エボリューション2に出会った?!

お台場ではクラシックカーフェスティバル・ニューイヤーミーティングが開催されていた日曜日、まったく逆方向にクルマを進め、三浦半島の油壺に行って参りましたが、そこでお台場にも負けないエンスーなクルマを発見!

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200円を投入して、しばし揺れるだけの遊具でありますが、このシルエット、カラーリングはまさしくプジョー205ターボ16!! フロントのオーバーフェンダーぶりやカナード、そしてさり気なくエアアウトレットも造形されております。さらにリアフェンダーにはエアインレット風の処理が施され、エンジンがミッドシップマウントされていることをアピール。もちろん、乗員は二人という2シーター。なぜかステアリングは左右についておりますが……。



そんなわけで、油壺マリンパークに行かれた際には、施設のメインテーマとは異なるものの、この遊具をぜひチェックしてほしいと思ってみたり。場所は、ペンギン島の向かいでありました(笑)
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しかしながら、この手の遊具は量産品でしょうから、誰かが元になる型を作ったのでしょうが、かなりマニアックな御仁では? と思う次第です。
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