クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2012年08月

アメリカIIHSの新small overlap test動画に思うこと。

アメリカIIHS(道路安全保険協会)が新たに採用した「スモール・オーバーラップ・テスト」の動画と結果を公表しておりますが、これがなかなか興味深い感じ。

結果からいうと、12台をテストして、「Good」となったのがボルボS60とアキュラTLの2台で、poorが4台(メルセデス・ベンツCクラス、アウディA4、レクサスIS、レクサスES)という、いまどきの衝突実験とは思えない結果。

時速40マイルでの25%オフセット衝突というと、見た目ではほとんどタイヤハウスで衝撃を受けるイメージで、今回のテスト対象となったミドルサイズのラグジュアリーセダンで、この状態ということは、コンパクトクラスなどはどうなるのか? 非常に気になるスモール・オーバーラップ・テストでありますが、まずは公開された動画を見て感じたことから。

試験された全車の動画がアップされていますが、ここでは評価がGoodのボルボS60、acceptableのインフィニティG(スカイライン)、marginalのBMW 3シリーズ、そしてpoorの メルセデス・ベンツCクラス、アウディA4、レクサスIS をピックアップ。















こうして一連のSMALL OVERLAP FRONT TESTを見て、結果論として思うのは、ギリギリで当たるなら避けず真ん中で当たっていったほうがドライバーはサバイブする可能性もある、ということ。実際には本能で避けてしまうでしょうし、ちょうどいいところに当てるのは難しいし、また避けれるものなら避け切ったほうが有利なので、非現実的かつ無責任的な想定ではありますが。

また、車両を逃がすように潰していくと、このスモール・オーバーラップにおける保護性能は高まるようですが、それにしてもタイヤがもげたり、ドアパネルがはずれたり、そしてAピラーがポッキリいったりと、なかなかにホラーな映像。

ま、 衝撃はいなすのが基本という印象で、それは衝突テストだけではなく、人間関係でも同じかもしれません(汗)

エタノール混合ガソリンとディーゼル燃料を比べると?



ADACの発表したドイツでの燃料価格。E10(エタノール10%含有) ガソリン、ディーゼル燃料ともに上昇しているようですが、いまの1ユーロ≒96~97円といったレートで計算すると、ガソリンは日本と大差ない印象で、ディーゼル燃料は意外に高いイメージ。

それでもディーゼル燃料は、日本に比べると高価で、かの地でのディーゼルブームというのが、燃料代の違いだけでなく、二酸化炭素排出量に関係しているという印象。またエタノール混合ガソリンだと環境負荷は小さくても、燃費は悪化(同じ距離を走るのに使う燃料が増える)するはずなので、それかれするとディーゼルの優位性が際立つのかもしれません。

しかし、一年前のレートでいうと1ユーロ≒110円ですから、それで計算するとドイツの燃料代、かなり高いのだなあ、と思う次第。為替の関係なのか、日本市場では燃費へのインセンティブがマニア層では低いような印象もありますが、ユーロ圏では日本での肌感覚以上に、燃費(財布)への意識が高そう、そんな印象を受けるドイツでの価格上昇というニュースであります。

本体5年/75万マイル、クラッチ2年/20万マイル保証の12速ATに萌える

ダイムラー系のデトロイトディーゼルコーポレーションが12速ミッションを新開発したというリリースを見て、思うこと。

リリースによれば、マニュアルギアボックスベースの、いわゆるロボタイズドMTということですが、たしかに12段もあれば飛ばしシフトも必要で、そうなるとDCTではなくMTベースが有利なのだろうな、と。

また、それによりシングルカウンターシャフトにでき、さらにアルミハウジングとすることで軽量化にも寄与しているといいます。
transmission_cut_l


じつは、乗用車や小型トラックではDCTが流行していますが、パフォーマンスを追求する系のモデルならまだしも、通常の乗用車においては軽さとシンプルさでロボタイズドMTに将来性があると感じている身としては、大型トラックとはいえ、多段化が進んだ時のこうした選択(とくに飛ばしシフト)は納得できるもの。

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ちなみに、リリースには「本体5年/75万マイル、クラッチ2年/20万マイル保証」とあります。この内容であれば熟練したドライバーのMTよりもメンテナンスコストも抑えられそうという印象ですが、いかに?

パドルシフトが苦手な理由

個人的な話ですが、パドルシフトは苦手です。

なぜ苦手かといえば、指先にあたるような気がして集中力が削がれるから。

2012-08-10 00:07:12 写真1

これまた非常に個人的なクセなのですが、ステアリングホイールを力いっぱい握ってしまわないように、指を添えるように当てておくようにしています。そのせいで、いい具合に力が抜けてくると指先がウインカーレバーにも触れそうなポジションとなるわけです。

当然、こうなるとパドルシフトと指先が触れるか触れないか状態になってしまいます。そのおかげで悟りが開けたり、集中力が増すのであれば、それはそれでウェルカムではありますが(笑)。

冗談はさておき、とまあそんな理由でパドルシフトが苦手なのです。

パドルが小さめだと、それほど気にならないのですけどね……。

ともあれ、苦手というのはアジャスト能力が足りないということにほかなりません。

精進します。


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スイフトスポーツくらいのパドルだと、あまり気にならないのですが。

スバル・アメリカの ”LOVE”シリーズでほっこり

スバル・アメリカの、おそらくシリーズもののテレビCM ”LOVE” シリーズの、ほのぼのさというか、ほっこり感に夏の暑さも和らぐ気がする8月上旬。

とくに子どもを育てるようになってから、この手の演出にヤラれるようになりました(苦笑)









なんというか、北米市場でスバルが好調というのも納得な感じです。

3気筒エンジン専用のフロントセクション?!

2012-08-05 23:49:28 写真1
ミラージュのホワイトボディ、そのエンジンベイを撮ったもの。

フロントセクションを支える2本の青い柱は590MPa級の高張力鋼板が使用されていることを意味するもので、実際の製品が青く塗ってあるわけではありませんが、パッと見た印象で、この幅がタイトに感じます。

聞けば、3気筒エンジン専用に作り込んだ前廻りということで、この中に4気筒エンジン+ミッションを納めることは考えていないのだとか。

グローバルプラットフォームとしては、そうした発展性がないというのは信じがたい部分もありますが、このプラットフォームでカバーするクラスは3気筒以下になる、とロードマップを描いているのでしょう、おそらく。

だとしたら、その先には2気筒エンジンがあると捉えるのが自然。三菱自動車の2気筒エンジンといえば「バルカン」なんて愛称を思い出してしまいますが、いよいよエンジンよりミッションが大きい時代がやってきそうです。

ところで、ストラットタワーなどグリーンの部分は440MPa級高張力鋼板を使用している部位で、価格やクラスからすると、かなり積極的に高張力鋼板を使用している印象も受けますが、果たして運転するとそうしたボディへのこだわりは感じられるのかどうか、ちょっと気になる部分でもあります。
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