クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2012年07月

シーメンスのeハイウェイ構想は、トローリー&シリーズHVトラックがキモ





シーメンスの「eハイウェイ」構想に関する動画を見つけて、しばし見入ります。

ここでの提案は、ディーゼルエンジンで発電してモーターでタイヤを駆動するシリーズHV(ハイブリッド) のトラックに、さらに走行中に外部から電気を取り込めるようパンタグラフを備えたトローリー式とすることで、走行中の燃料使用を低減しようというもの。

電線のないエリアはシリーズHVとして、電線のある道路では外部電源のEVとして走れるというシステムは、航続距離の求められるトラックにおいては、理想のひとつなのかもしれません。

そのためには、主要な高速道路上に電線を用意しないといけないので、インフラ整備を考えると全面的な普及は難しいかもしれませんが……。

ただ、液体燃料のコストがあわなくなってきたときに、こうしたインフラ整備をしてもコストが見合う日が来るかもしれません。そして、そのタイミングで高速道路整備をするような国や地域があったとしたら、こうしたシステム全体でセールスできるということも考えられます。

線路よりも多目的に使えるという意味でも、こうした「eハイウェイ」はありなのかも?

デザイン代で3ナンバーになったのか?

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日本では9月に発売されるという日産ノートがワールドプレミア。発売前に隠すことなく、全身を披露しました……が、今度のノートはグローバル・コンパクトカーということで、3ナンバーのボディサイズになるそうで。

側面衝突とかサイドポールとか衝突基準に求められるレベルも上がっている昨今ですから、ボディが拡幅してしまうのは仕方ない部分もあるとは思いつつ、エクステリアの「"スカッシュライン"と呼ばれる印象的なボディサイドのキャラクターライン」を見てしまうと、ボディ幅のデザイン代を削れなかったのかなあ、と思う部分もあり。

そういえば、現行フーガも骨格はほぼそのままで、デザイン代でボディ拡幅したなんて話を小耳に挟んだことがあったような、なかったような。

環境性能は当たり前になっている昨今ですから、スタイリングは差別化の重要なポイントなのではありますが……。


【追記】
1695mmの全幅ではないかという、ご指摘をいただきました。

全日本のタイトルをEVが獲る日



延期になったパイクスピーク。そこに向けて作られたワークスマシン。

このクルマを、年に一回走らせるだけじゃもったいないデスよね~。

というわけで、これをベースに、ジムカーナのD車(E車?)を作れないかと思う次第。

バッテリーが重いので厳しいかもしれませんが、急速充電の方法をクリアすれば、ワンアタックできるだけのバッテリーで済むわけですから、おそらく現場の四分の一程度にできるかも、と。

そして、ジムカーナであればEVというエクスキューズ抜きの勝負ができますから、目指すは全日本タイトルとなり、それなりのインパクトがある参戦になるのではないかと、も。

果たして、そんな日は現実になるのか。なんとなく気になる今日この頃です。

かつての愛車を思い出すミニカー



昔々、初代インサイトに乗っていた頃に、ふと見かけて買っていた「キャラウィール」であります。


およそ10年の時を経て、パッケージを開けて実物を手に取ってみれば、思いのほかインサイトの実車に近い出来に感心。とくに、リア•トレッドが極端にナローになっているのは、インサイトらしいアイコンでもあり、その再現度に懐かしく思うばかり。

印象に残る、ユニークなクルマでした。いや、本当に。

偽装ティザーといえば、ジャガーFタイプは、もはや宣伝

ftype_prototype

偽装ボディでのティザー的な露出といえば、ジャガーFタイプのそれは、もはや宣伝臭ムンムン。

Fの文字を組み合わせたシートは、偽装にもなっていない気がしますし、エンジンにしてもV6とV8スーパーチャージャーと情報が公開されているので、待つ楽しみが薄くなっているような。

販売は2013年といいますから、まだまだ先の話ですが、こうして見せていく中で、事前予約を集めるというのが、このカテゴリのモデルでは定番となりつつあるようで。

ただ、そうした未来に期待した販売スタイルというのは経済成長が約束された状態でしか通用しない部分もありますから、新興市場での成長スピードが落ちているように感じる昨今の状況からすると、長くは続かないスタイルではないかと思う次第。

そうなってもティザーで見せるというスタイルは続くのでしょうか。

次期シルバラードの公式スクープ動画



GM engineers are putting the next generation Chevrolet Silverado through the final paces at the company’s proving grounds in Yuma, Ariz. This water test is part of a rigorous product validation program that has helped make Silverado the most dependable, longest lasting full-size pickup. The new Silverado will start production in 2013.
シボレーのフルサイズ・ピックアップ「シルバラード」のテスト風景の動画がスクープ! かと思いきや、GMが発表した公式ムービーでありました。

GT-RやLFA、それに86などで見かけた記憶もありますが、海外メーカーも含め、最近はティザーとして偽装した試験車両の映像や画像を公開することが多くなっているようで。 

大事なことは隠しつつも、こうして少しずつ情報を出してくるというPRのコントロール、どこかで確立された手法とかあるのでしょうか。各社が同じように展開しているところからすると、パターンがあるような気もしますが、さて。
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