BMWグループとトヨタ、協力関係強化で合意
まずFC(燃料電池)について。BMWは水素といえば内燃機関のほうばかりで、FCは手がけていなかったので、トヨタと組んででも市販(おそらく限定的)しなければいけない状況に追い込まれているということなのでしょう。カリフォルニアの規制がパッと浮かびますが、さて?


ダイハツの水加ヒドラジンをつかったFCが、机上にあがるようだとオモシロイのですが、それはないでしょう。
次に電動化について。
すでにフル・ハイブリッドについては、それぞれにモノにしていますから、協業する必要なし。だから電動といった風に明記されているのだろう、と。

となると、ピュアEVですが、この分野ではじつはTOYOTAは積極的ではないので(テスラに丸投げしているくらいですから。基礎技術はかなりありそうですが)、量産効果によるコストダウンという点ではBMWとの共同開発は効いてきそう。すでに発表されているリチウムイオンバッテリーの共同開発とあわせてスケールメリットが活かせそう。

またBMWは二輪メーカーでもありますが、意外にコミューター的なEVについてはウワサを聞かない気もするので、トヨタ車体のノウハウがアッセンブリーで売られるというケースもあり、か?
そしてドイツ・トヨタ・電気自動車といえばTMGのコレ。

BMW名義のワンメイクレースとかに使われたりしたら、おもしろいかも。
そしてスポーツカーの共同開発。BMWという名前からFRプラットホーム! と思いがちですが、ミニもありますし、どちらの方向へも可能性はあると考えておくのがよさそう。
ただ、FRプラットホームというか、いわゆるMシリーズの技術要素をトヨタに移植するとなると、例のトリプルターボ・ディーゼルエンジンの供給という線が濃いか、と。

もしくは、ガソリンエンジンの開発はトヨタ、ディーゼルエンジンはBMWと分担することで、お互いのリソースを有効に使うという流れもありえそう、です。
最後に軽量化は、ずばりカーボンボディの量産効果を狙ったものでしょう。
BMWはカーボンルーフ、トヨタはレクサスLFAでカーボンモノコックと実用化していますから、基礎技術というよりは量産性や購買のメリットが大きい印象。


そんなわけで、個人的には、いまさらBMWがFCに手を出さなくてはいけなくなった背景に興味津々。
ほぼ完成しているトヨタFCを搭載するだけならば、それほど開発に時間はかからないでしょうから、このクルマが市販時には、コンセプト段階のレンジエクステンダーから、燃料電池車に変わっているのでは、とか思ってしまうわけです。
BMWグループ(ビー・エム・ダブリュー・グループ 以下、BMW)とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、昨年12月に締結した両社の戦略的な協力関係を強化することを発表した。具体的には、「FCシステムの共同開発」「スポーツカーの共同開発」「電動化に関する協業」「軽量化技術の共同研究開発」という4つのテーマで、長期的な戦略的協業関係構築を目指していく覚書に調印した。という発表を受けて感じたことを脊髄反射的にメモ的に。そして関連画像を適当に並べてみよう、かと。
まずFC(燃料電池)について。BMWは水素といえば内燃機関のほうばかりで、FCは手がけていなかったので、トヨタと組んででも市販(おそらく限定的)しなければいけない状況に追い込まれているということなのでしょう。カリフォルニアの規制がパッと浮かびますが、さて?


ダイハツの水加ヒドラジンをつかったFCが、机上にあがるようだとオモシロイのですが、それはないでしょう。

次に電動化について。
すでにフル・ハイブリッドについては、それぞれにモノにしていますから、協業する必要なし。だから電動といった風に明記されているのだろう、と。


となると、ピュアEVですが、この分野ではじつはTOYOTAは積極的ではないので(テスラに丸投げしているくらいですから。基礎技術はかなりありそうですが)、量産効果によるコストダウンという点ではBMWとの共同開発は効いてきそう。すでに発表されているリチウムイオンバッテリーの共同開発とあわせてスケールメリットが活かせそう。



またBMWは二輪メーカーでもありますが、意外にコミューター的なEVについてはウワサを聞かない気もするので、トヨタ車体のノウハウがアッセンブリーで売られるというケースもあり、か?

そしてドイツ・トヨタ・電気自動車といえばTMGのコレ。

BMW名義のワンメイクレースとかに使われたりしたら、おもしろいかも。
そしてスポーツカーの共同開発。BMWという名前からFRプラットホーム! と思いがちですが、ミニもありますし、どちらの方向へも可能性はあると考えておくのがよさそう。


ただ、FRプラットホームというか、いわゆるMシリーズの技術要素をトヨタに移植するとなると、例のトリプルターボ・ディーゼルエンジンの供給という線が濃いか、と。

もしくは、ガソリンエンジンの開発はトヨタ、ディーゼルエンジンはBMWと分担することで、お互いのリソースを有効に使うという流れもありえそう、です。
最後に軽量化は、ずばりカーボンボディの量産効果を狙ったものでしょう。
BMWはカーボンルーフ、トヨタはレクサスLFAでカーボンモノコックと実用化していますから、基礎技術というよりは量産性や購買のメリットが大きい印象。


そんなわけで、個人的には、いまさらBMWがFCに手を出さなくてはいけなくなった背景に興味津々。
ほぼ完成しているトヨタFCを搭載するだけならば、それほど開発に時間はかからないでしょうから、このクルマが市販時には、コンセプト段階のレンジエクステンダーから、燃料電池車に変わっているのでは、とか思ってしまうわけです。
