クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2011年01月

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山本晋也 【Yamamotosinya】 (Ysplanning) on Twitter

おはようございます。素揚げにすると美味というまぼろしの川魚を探すという企画を動かしている夢をみました

子育てにおける、情報の非対称性。

子どもが大きくなるにつれて、光熱費が倍以上に増えている……前年比で、水道が28→34立方メートル、ガスが41→50立方メートル、電気が550→750kWhでした。倍増というのは言い過ぎでした。

二晩、寝かせたバナナケーキがかなりオイシイ。

Cd値という空気抵抗係数だけでなく、前面投影面積とかけた、空気抵抗が小さそうなクルマのデザインが刺さるのだな、自分。なんでだろう? 幼少期にみた未来のクルマ像が潜在意識に焼き付いているのか? ここ10年くらいで自分が乗ってきたクルマでいうと、Cd値はわりあいに優秀なモデルが多かったかも。初代インサイト(0.25)、ゼロクラウン(0.27)、二代目インサイト(0.28)などなど……

さて、親子で昼メシを食べ終わったので、腹ごなしの散歩にでも出掛けますか!

作家ばかりで校正がいないと誤植だらけになってしまう可能性がある、という話か?

そういえば、昨日のったSAIの個タクの運転手サンによれば、以前のっていたクラウンより燃費がいいので、おなじだけのアガリを出すのに半分くらいのイメージといっていたけれど、であればタクシー会社がプリウスを走らせたくなる気持ちは十分わかる。

自分が確認した中ではラインを流れている5台中、4台は左Hだったけどなぁ。ブログ本体側の取材もあったのだから情報を共有すればいいのに。

偶然かもしれないけれど、700万を超えたころに開発が行なわれたと想像できる08以降のモデルに大規模リコールがあったことを思うと、このくらいの規模になるとコワイのかなぁ、と。

夕飯は、パスタだなぁ順当に考えると。うどんという手も無くはないけど……

3970*1682*1184mm 795kg……というスペックはすごく軽いとは思うけれど、10年以上前に3940*1695*1355 820kgというクルマに乗っていた自分には、軽さという面ではそれほど刺さらない。ただ、Cd値の0.186は刺さる

R06AとKFの数値を見比べていると、後発として追いついたところ、追い切れなかったところが興味深い

ハンドリングを変えるのに、予算が限定されているとしたら、サスペンションよりデフセッティングを選ぶという手もあるかも。どうしよう? そのままに、そもそもタイヤを見直すか。

ま、VWのXL1コンセプトも、ダイハツUFE-Ⅲを思い出すと、まだまだマイルドってかんじはあるな、正直。

さて寝よう。おやすみなさい。久しぶりにビールなんて飲んだので、すぐに寝付けそうです(笑)

MRワゴンのR06Aから歴代エンジンに思いを馳せる



R06AMRワゴンのフルモデルチェンジに合わせて、スズキが軽自動車用の新エンジンを積んだというのは既報のとおり。

それが「R06A」型。これまでの流れをうけた3気筒エンジンです。


軽自動車の規格が660ccになってからのスズキのエンジンといえばF6A・K6Aという3気筒のシリーズが基本的な流れ。途中1992年あたりにF6Bという4気筒DOHCも登場していますが、あくまでスペシャリティモデル専用の特別なユニットでありました。

その基本スペックは以下のとおり。

F6A:ボア65×ストローク66mm

K6A:ボア68×ストローク60.4mm

R06A:ボア64×ストローク68.2mm


軽自動車用ということもあって、排気量はほぼ同じわけですが、3気筒エンジンという共通点はあるものの、ボア×ストロークでみるとかなり違うイメージ。いや、F6AとR06Aのボア×ストロークが近いイメージなので、基本的なキャラは似ているのかもしれません。

というわけで、歴代のスズキ660cc・3気筒エンジンについて思い出してみようと考える次第。まずF6Aは鋳鉄ブロックのタフなキャラクターというイメージが強烈。基本はSOHCヘッド、DOHCはスポーツバージョンという位置づけでありました。ブロックは丈夫ではありましたが、およそ80kg(ターボ)という重さはいま見ると欠点といえましょうか。

一方で、少々ロングストローク気味なプロフィールながら高回転域までシュンと回るのが感触としての印象深いところ。スペックからは想像できない”ハイレビング・エンジン”なのであります。


その次の世代となったK6Aは基本がDOHCで、SOHCは市販バージョンには存在しません。また上で整理しているようにショートストロークなプロフィールとなっているのも特徴。将来的にストロークを伸ばすことで軽自動車の規格変更に適応させようという狙いがあったのかと思うほどのショートストロークぶりは実用エンジンとは思えないほど。またアルミブロックの採用により軽くしたのが特徴で、デビュー当初の単体重量は68kg(ターボ)。アルミオイルパンなどのマイナーチェンジにより最終的には約53〜61kgへと軽量化が勧められております。

また以前、当ブログで触れたこともありますが、将来的なロングストローク化を睨んでブロック高のある設計なので、コンロッドが長いのも特徴で、そのせいか連桿比は3.771(F6A:3.327)とかなりピストン側圧の少ないプロフィールとなっているのも好印象。

かといってスポーティな性格かといえばそうでもなく。基本がDOHCということは、実用的なDOHCエンジンとして仕上げられているということ。スペックから想像すると期待はずれといえるほど中間トルクに振ったキャラクターを感じます。



そしてMRワゴンから搭載がはじまった「R06A」は、K6Aとは異なり、完全に660ccという排気量を考えた設計というイメージ。ボア径をコンパクトに、ストロークを伸ばすというプロフィールへ一新されています。単にロングストローク化と聞けば、より回らないというか、つまらない実用エンジンを想像してしまいますが、R06Aのボア×ストロークがF6Aに近いことを考えると、もしかするとキレのあるシュンとしたフケを味わえるエンジンになっているかもという期待も膨らむところ。

このあたりは、個人的に乗ったことのないエンジンなので、完全に想像ではありますが、ロングストロークだからといって否定する必要はないと考える次第。

とくに、ライバルとなるダイハツの主力エンジンとして2005年にデビューしたKF型エンジン(ボア63×ストローク70.4mm)も、同じくロングストロークなプロフィールながらヒュンと回る軽快なフィーリングなのですから。

このKF型エンジンといえば単体重量およそ47kgという軽量さもウリですが、後発のR06Aが約52〜56kgと後塵を拝するカタチになっているのは残念というか、ターゲットとしていなかったというか。また、この重量に収まったなんらかの理由があったのだとしたら、それはそれで気になるところではありますが。

そんなわけで、名機とうたわれたF6Aのキャラを現代的にアレンジしたというか、最新の技術で復活させたエンジンなのではないかと勝手に想像して期待を高めているところ。あんまり自分の中でのハードルをあげてしまうと失望してしまうかもしれませんが、それはそれ。近いうちに触れてみたい気になるエンジン、それがR06Aです。

VWのSEV!?

フォルクスワーゲンがコンセプトカーというか、省燃費車の市販バージョンにちかいショーモデル「XL1」を発表。

2気筒ディーゼルエンジンと7速DSGを組み合わせ、さらにモーターをプラスしたプラグインハイブリッドとすることで、100kmを走るのに1Lの燃料も必要としないという驚きの一台。

ガルウイング・ミッドシップというスーパーカー的なクルマながら、ボディは3970*1682*1184mmと日本でいう5ナンバーサイズ。カーボンを多用したことで車重は795kg……。

たしかに、このスペックはすごく軽いとは思います、ただ10年以上前に3940*1695*1355mmのボディサイズで820kgというハイブリッドカーに乗っていた自分には、軽さやボディサイズという面ではそれほど刺さらないというか、10年以上経って、カーボンを使ってもこの程度の進化しかしないのか、と思ってしまうのも事実。

そう、自分が10年前に乗っていたのはホンダの初代インサイト。アルミと樹脂で構成されたボディ、リアのタイヤをカバーした処理などはVW・XL1にも通じるものがあるというか、燃費スペシャリストとして生まれたという点からスピリッツとしては同じものを感じます。


もちろん10年以上の月日による進化で驚くべき点もあって、それは空気抵抗係数。インサイトのCd値は0.25といういまでも市販車としては最高レベルにありますが、VW・XL1のそれは0.186と圧倒的な存在感のある数値で迫ってきます。これは刺さる!

というわけで、以下にプレスリリースを全文掲載。
Volkswagen unveils the XL1 Super Efficient Vehicle in Qatar

The new Volkswagen XL1 Super Efficient Vehicle (SEV) has been unveiled at the Qatar Motor Show. Pioneering construction techniques, an advanced plug-in hybrid drivetrain and innovative packaging all play a part in allowing the XL1 to return 313 mpg on the combined cycle while emitting 24 g/km of CO2 to set a new benchmark for vehicle efficiency.

Powering the XL1 is a compact 800 cc TDI two-cylinder common rail diesel engine developing 48 PS. It's linked to an electric motor producing 27 PS, resulting in a total of 75 PS – a modest output yet more than enough when the low kerb weight (795 kg) of the vehicle is taken into account.

The TDI engine is linked to an electric motor and a seven-speed DSG gearbox with an automatic clutch mounted between each unit. The electric motor can either work independently of the TDI engine or in tandem when accelerating. In pure electric mode the XL1 can travel up to 35 km before the diesel engine cuts in. Accelerating from rest to 62 mph can be achieved in 11.9 seconds; the electronically limited top speed is 99 mph.

In both its styling and packaging the XL1 draws on lessons learned from the 1-Litre car (2002) and the L1 concept (2009). The XL1 has evolved to feature staggered seating with the driver and passenger placed next to each other in a body structure made from advanced new materials providing immense strength yet weighing just 230 kg.

To make such weight savings possible, and yet viable for series production, Volkswagen developed and patented a new system for the manufacture of the Carbon Fibre Reinforced Polymer (CFRP) parts on the car called the Resin Transfer Moulding (RTM) process.

In total the XL1 weighs 795 kg. In addition to the body structure, the weight is accounted for by the drivetrain (227 kg), the running gear (153 kg), the interior including a pair of bucket seats (80 kg) and the electrical system (105 kg). In total just 23.2 per cent of the car (184 kg) is made out of either steel or iron.

Further savings are made through the extensive use of lightweight materials including magnesium (wheels), ceramics (brake discs) and aluminium (dampers, steering system, brake calipers).

The styling of the XL1 is borne out of functional requirements – easy access to the interior is granted via a pair of elegant scissor doors that hinge on the A-pillar while the profile of the car has been honed in the wind tunnel, the result being a remarkable coefficient of drag figure of 0.186. The XL1's overall length (3,970 mm) and width (1,682 mm) are similar to those of a Volkswagen Polo yet its height (1,184 mm) is more akin to that of a Lamborghini Gallardo Spyder.

Although the XL1 is still very much a concept, its unveiling marks the next step towards the birth of a new class of Super Efficient Vehicles, while the advent of a process such as RTM is a significant milestone.

ところで、ブログタイトルにあるSEVとはSuper Efficient Vehicle (SEV)のことでありました、あしからず。

なお日本語リリースはコチラですが、少々情報を端折った感もあるので元リリースをおすすめします。

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山本晋也 【Yamamotosinya】 (Ysplanning) on Twitter

おはようございます。個人的なことではありますが、誕生日の朝です。まだ真っ暗、二度寝します(笑)

さて、朝食はヨメが作ってくれたバースデーケーキにするか!

生活のダウンサイジング、しないとな。今年は、なにをカットしよう?

マツダがEVを販売するというニュースを聞いて、最初に思い浮かんだ画像です、ナンチテ(苦笑)230323399

さて。そろそろ行きますか!

昼下がりの田園都市線は、驚くほどガラガラでのどかな雰囲気だわ。

上大岡についてしまった 浦賀行きに乗るですよ

追浜行きのバスに乗りました

送迎バス、アイドリングストップしてくれてもよさそうなものだけれど(苦笑)  せっかくのゼロエミッションなのにね。といいつつ黙っております

一応、送迎バスでもシートベルトはしなければ……

SAIの個タクにはじめて乗りました。予想外にリアシートのノリ心地いいですね。頭上スペースも余裕あるし。ちょっと振動が気になるところもあるけれど、たしかにプリウスタクシーのリアシートとは雲泥の差だわ、ホント。

中身がSAIで、外観がオリジン的なクルマがあったら、真剣に欲しいかも?

工場の空気を吸ってきたら「顔色がよくなった」といわれる属性です(笑) それにしても最近の工場は油臭くもなく、眼や鼻への刺激もなく、過ごしやすいことに驚かされます。

バッテリーパックのライン投入に目分量で1分近くかかっているということは、そのペースでしか……ということなのかしら。

胃もたれを感じるほどの満腹感が、とても幸せな気分。

いいものを見ました。

42歳の誕生日にいただいたお仕事は、まさにバースデープレゼントのような、たのしく充実した気持ちになる現場の取材でありました。

この取材をオファーしてくれた、編集部のS氏に感謝!

詳細は来月発売のカーマガジンにて!!

o_plant

42歳になりました

本日、42歳になりました。

日本人の平均余命からすると、人生の折り返し地点を過ぎて少し走ったあたり。”まだまだ”なのか、”これから”なのかわかりませんが。

ところで、自分が生まれた昭和44年1月といえば、初代スカイラインGT-Rが発表されたタイミングでもあります。

スカイラインといえば、先日スカイラインの父として慕われてきた櫻井眞一郎氏が亡くなられたという報道があったばかりですが、ともかく自分の生まれたタイミングとの合致、また仕事でのかかわりなどからハコスカGT-Rにはただならぬ思いがあるのも事実。

S20
 
それにしても、S20エンジンはいま見ても美しい。


ちなみに1969年生まれなわけですが、同じ年に生まれた工業製品の代表例といえば、世界的にいえば超音速旅客機「コンコルド」でしょうか、またアポロ11号により人類が初めて月面に到達したのも1969年のこと。

もっとも、コンコルドは結局採算にのることなく姿を消していますし、アポロ計画も続いておりません。

それだけ、自分もロートルというわけですが、冒頭に書いたように人生折り返したばかり。まだまだ途絶えてしまわけにはいきません。

精進します! 
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