
先日、このクルマに乗ってきました。といいますか2010年最後の試乗車であります。
見てのとおり、現行クラウンのアスリート。エンジンは3.5リッターのパワフルなグレードですが、タイヤはノーマル。
で、ウェット路面を走ってきたわけです。まずはVDIMのスイッチを長押した状態で。
するとアクセルオンでリアタイヤが流れて前に進まない……と思いきや、スライドしながら前に押し出される感じアリ。つまりLSDがセットされた個体ということです。
そのLSDが、試乗のメインテーマでありましたが、ともかく驚いたのはVDIMをオンに戻したとき。後付LSDとVDIMのマッチングには不安もありましたが、そうした思いは杞憂。
考えてみれば当然かもしれません。VDIMが作動するのは各輪のスリップを感知してから。LSDによってタイヤスリップが事前に抑えられているのであればVDIMの介入が遅れるだけで、とくに問題が起きるわけもないからです。
もっとも実際には、それほど単純な話というかフィーリングではなく、もっともっとポジティブな印象だったのですが、くわしくは年明けに掲載される原稿で。
掲載が決まったら、またこのブログで紹介させていただきます。