クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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2010年05月

5/31 tweet

取材するほどのモータースポーツへの興味は深くなるものの、実際のレースイベントへの関心が薄れていくのは、もはや結果としての数字さえあればいいと思ってしまうからなのかも知れません。ベテランになるほどプレスルームで座っているというのも納得しつうある今日この頃。

そういえば「 #EV になるとミッションが不要で構造がカンタンになる」というけれど、たしかに多段変速装置はなくてもいいけれど、不要なわけじゃなくて”あってもいい”からなぁ。ま、せいぜい2段変速もあれば十分だろうけれど。


”保険”としてABSやESCを評価することに異論はないけれど、年中それらを作動させているドライバーは運転を見直したほうがいいと思う。あくまで”保険”なのだから。


他人と関わるということは、感謝されることもあれば、恨まれることもある。関わりが深くなるほどに、そうした感情も強くなりがちだから、リスク管理からすると浅い関わりにしておくのが吉なのだろうか

優秀な営業(接客)は相手のプロフィールを覚えている、といったことを耳にするけれど、こちらが伝えた記憶もないことを口に出されると逆にギョッとして身構えてしまうし、イヤなきもちになることもある。
ロイヤルカスタマー扱いされるということは個人情報を握られているという不安を招く。流れ作業的に処理されるほうが”個”として扱われていないことで、相手に情報を掴まれていないという安心感あり。実際には握られているのでしょうが。

相手に覚えていられるということがストレスになる。そもそも相手が自分のことを記憶しているかしていないかを考えながら対応していることがストレス。基本的には忘れられていると思って対応するようにしているが、その流れで覚えられていたときの気まずさもなくはない。

スーパーカブに リコール 改善対策 サービスキャンペーン の3本立てが発表されていますよ。これは珍しいんでないの? リコール出ているのはスーパーカブ110シリーズですね。速度計や制動灯はリコールなのね。 そしてハンドルストッパーの不具合は改善対策 でもって、ケーブル保持クリップ周囲の亀裂はサービスキャンペーン

白地に黒文字というのは紙(反射原稿)では読みやすいけれど、液晶モニタだと違う色のほうが読みやすいのか? 電子出版もむかしのDOSパソコンみたいな黒地に白文字のほうがよかったりして。

2000年以降の実質GDP成長率、日本の1.5%は低いと思っていたけど、イタリアは1.2%なのね。さらに就業者一人当たり成長率では日本は1.6で、イタリアは-0.1……。マイナスとは予想外。


自分のブログをケータイで見ると、長すぎるのに閉口。そして反省……おやすみなさい。

自動運転ツイート

次世代レーシングとして自動運転によるレースを妄想ツイート

レース業界が盛り上がりを欠けているのだとしたら、なにかイノベーションを起こさないといけないだろう。大きな変革として、ドライバーをなくすというのは、どうだろうか? と思ってみる。

無線コントロールするのではなく自律走行するクルマでのレーシングというのは、ツマラナイだろうか。いまだって子供の頃から育て上げたりしているわけで、もはやドライバーというのは操縦する装置という側面もあるだろうから、その意味ではプログラムで走るのだってさほど変わらないのでは?

自動運転というのは未来を感じさせる技術でもあり、フィードバックも期待できるかもしれない。

駆け引きはなくならないでしょうね。 コンピュータ同士でチェス打たせても常に同じようにはならないでしょう?

自動運転でレーシングをするとなると、それぞれのプログラムの関係からクラッシュも増えるでしょうが、それでもケガ人は出ないわけだから安心して刺激を味わえるという面で観客を適度に刺激するというメリットがあるのでは、とも妄想。

固定コースでは人間並の自動運転を可能にしている(たしかVW)実験車があったように思います。サーキットなら可能では?

いや、まぁ現時点で実現不可能でもいいのですけどね。新しい無人レースというレギュレーションに魅力を感じるメーカーがあれば成り立つ話で。ドライバーに何十億ものギャラを払うことを考えればプログラム化というのは、ずっと進化を積み重ねることができるのでメリットも大きいかと。

自動運転のレースカー、ずっと同じような走りをするかと思いがちですが、タイヤグリップの変化に応じて走りを変えないといけないし、また周囲の状況もセンシングしながら走らないといけないので、プログラム次第でいろいろな違いが出るのでは? と楽しみな感じもあり。

接触回避しつつ、それでいてお互いに最短距離で走るようなプログラムは、一般道における自動運転でも大いにプラスになるというか、不可欠な要素でしょうから、より反応速度やセンシングの精度が求められるレーシングからのフィードバックは有効でしょうし。

そもそも自動運転のレースカーを考えたのはESCがきっかけ。四輪バラバラのブレーキ制御とか人間にはできないのだから、積極的に四輪独立制御の可能な自動運転のほうが興味深くなるのでは?

5/30 tweet

蕎麦屋のウエイティングルームで肉じゃがをつまみつつお茶を飲んで待っている、という不思議な夢をみました。はい、おはようございます


”自腹バイアス”ってかなり強烈な気がする。ポジティブ方向では買い物の失敗を認めたくないと購入したものを褒めたり活用したりしようとするし、いったん気持ちがネガティブ方向にいくと「自腹切ったのだから……」とばかりに必要以上に悪く言う傾向があるような。


最近、マウスをやめてペンタブレットげのタッチでカーソル操作のすべてをカバーしようと試しているのですが、ずいぶんと慣れました。このままマウスなしの生活に移行できたら何か違う発想が生まれるかな。

本を読まないひとがiPadやKindleを手に入れたら、しかもうっかり自腹切ったとしたら、「もったいない」バイアスから電子書籍を買ってみたりするのだろうな。それで、すこしでも読書人口が増えれば儲けモノか?

情報入手方法や原稿執筆スタイルを考えるとiPadもKindleも不要でありますが、一方で販売する立場として日常的に経験しておかねばと思う気持ちもあり。ただ、そうした邪心でガジェットを触ってもユーザー目線にはなりづらいから逆効果。自分が自然に欲しいと思うまでは手を出しません


商品としての原稿であれば、断定する方向で書くべきなのだろうけれど、断定できるほどの自信もなければ、それほど単純でもないので、現実的には断定することはあり得ないのですよ……

解決策とか問題点とか、機械的な違いを指摘しないで、コンセプトや思想といった抽象的な話に落とし込むのは好きじゃないのですが、そちらのほうがウケるのかねぇ

肩書きや所属による信用を、自分自身の信用と勘違いしているひとが、信用の担保となるそれを失ったときに、どのような立場に変わるのかは少々興味深い。

Evernoteを使ってみよう、と思ったのはいいのですが、原稿を書くときには家からでるわけでもなく、また出先で書くこともほとんどない身には、活用方法が思いつかない。


タクシーの乗車拒否じゃないけれど、サービス提供側に客を選ぶ権利があることをもっと認めて、周知していくべきでは。選ばれる客になる努力というのも必要な気がする。

きっとPCが好きなひとではキーボードのないデバイスを作り込むことはできないのではないかと思いつく。同様にクルマ好きにも次世代車は作れない、評価できないのだろうな、と想像してみる

既存のクルマがキライなひとびとが、きっと本当の次世代車を生み出すのだろう。それに対してクルマ好きが反発することは容易に想像できるけれど、それも含めて受け止められるのがプロフェッショナルなのだと思う。



お客様は神様、かもしれないけれど、軽い気持ちで、神としての絶対性が生み出す重圧に耐えられるのだろうか

しかしまぁ、次に買うクルマにはエンジンが積まれていないのだろうなぁ、と想像できてしまう時代を生きていることに感謝したいものですな

土偶と萌え絵に同じ遺伝子を感じる今日この頃。

消費者保護は大事だとは思うけれど、過保護になっちゃうのは、サービス提供者ともどもお互いに不幸になるような気もする。

選ばれる客になるためのハウツー情報とか売れるかな。いや、実際に「選びたい客」と思われることで得するわけだから。


騙すのはいけないけれど、客を差別したり、選んだりするのは、提供側の自由だし権利だということを再確認すべきではないか。



次世代車の操作系はどうなるか?

先日、ハンドル操作と実際のタイヤ切れ角のラグがあるとしてレクサスLSにリコールが出ました。この一件をして、「機械的に連結していないことへの不安の声」もあがってはいますが、今の流れを見ていると、操舵系装置がバイワイヤ(電気信号化)になるのは既定路線といってもよさそう。

すでに加速装置(アクセルペダル)のバイワイヤは常識ですし、ブレーキについてもESC(スタビリティ・コントロール)の標準化が進みつつあるということはブレーキペダル操作に関わらず油圧を生み出す装置をつけることは必須で、加減速についても機械的な操作を行なうというよりは、ドライバーの意思を伝えるデバイスとなりつつあります。

であれば、次の一手として操舵装置がバイワイヤになることは間違いないでしょう。現実的にはステアリング系とタイヤが機械的に連結されていないと新型車として認証されないというウワサもありますが、操舵輪の存在しない特殊車両も同じ道路運送車両法の元に公道を走行しているわけですから、かならずしも操舵装置がタイヤに直結している必要はないのかもしれません。

それはさておき、これからEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)の時代になればステアリング・バイワイヤ(SBW)は当たり前になってくるのでは、と予想する次第。

そのポイントは「インホイールモーター」にあり。EVは大量の電池を積む必要がありますし、またFCVでは燃料電池スタックと二次電池を搭載する必要があり、そのあたりのユニットがボディ側のスペースを埋めてしまうことになります。

そうなると駆動モーターをボディに置くスペースを確保するのは難しくなると考えられるわけで、その対応としてタイヤホイール内にモーターを設置するインホイールモーターが主流になると思えるわけです。

そしてインホイールモーターが主流になると、いまと転舵の仕組みも変わってくることは必至。

たとえば、この画像はトヨタが2005年のモーターショーに出した『Fine-X』というFCVコンセプトですが、このクルマは”四輪独立操舵”機能が備えられ、真横に動くことやその場で向きをクリルと変えること(超信地旋回)が可能となっているという触れ込み。


超信地旋回といえばクローラーで走る特殊車両が左右のクローラーを一方は前進、反対側を後進向きに動かすことで行なう、特殊な動きではありますが、インホイールモーター+四輪独立操舵機能があれば、それと同じことがタイヤでも可能。しかも路面への負担は少ないのですから、より多用できる動作といえます。

そして、こうした真横への移動や超信地旋回を従来の丸いハンドルで操作しようとするのは無理な話。むしろ矢印キーやスイッチのほうがコントロールしやすいといえましょう。

そもそも四輪独立操舵ということは各サスペンション部などに組み込まれた装置によりタイヤ切れ角が変わるのですから、機械的なステアリング機構というものが存在しようがありません。さらにいえばブレーキとの協調制御も組み込まれるでしょうから機械的な操作などできるはずもないのです。

であれば、おのずとSBWになっていくわけです。そして、そのときにどんな転舵装置がクルマに組み込まれているのか。想像さえできません。

ただ、ひとつ言えるのは、従来の運転免許の流れを汲むのであれば丸いハンドルが備えられるだろうということ。しかし、四輪独立操舵のポテンシャルを引き出そうとしたときには、そうした従来の流れを断ち切るような新しい操作系が必要になるのではないかと予想します。個人的にはタッチパネルに指をはわせるような操作系やポインティングデバイスのようなものをイメージ。最終的には視線の方向でコントロールできるようになるかもしれません。そうなったらヨソ見もできなくなりますけれど(笑)。

しかし、どんな操作系になっても四輪の荷重をコントロールするのは操作タイミングでしょうから、その意味ではドライビングテクニックによる差というのはなくならないであろう、とも思うわけで。どんなに自動化が進もうと、ドラテクというのは永遠のテーマになるのだろうと、しみじみ思う次第。

そうなったときに”若いもの”に負けないよう、いまから経験値を積み重ねるべく意識してクルマを運転しなければ。

精進します。

5/29 tweet

Whは電力量で、Ahが容量だと思うのだけど、最近のEVを紹介する記事ではkWhに「バッテリーの容量」という言葉がつくことが多いような気がするが、これでいいのだろうか。


期待値100点に対して製品70点なのと、期待値50点に対して製品60点の場合、後者のほうが顧客満足度は高くなるのかな?


左手と右膝に違和感のある本日、こんなコンディションだとクルマに乗るのも億劫です。左足アクセル&ブレーキに切り替えられる機構とかあったらいいかもな。バリアフリー的な意味でも。

なま暖かく見守られる、という芸風がいまの時代にはウケるのかもしれないな。

後出しジャンケンを得意としているひとに、先手を打たせるのは当然ながら手間だけど、先手を打たせてしまえば勝利は近い

二年以上放置していた自転車を水洗い。タイヤのひび割れがひどくて、なんかこのまま乗る気にならない。来週になったらタイヤを替えようか


やっぱりバスの場合はシリーズHEVにして、停留所付近ではEVモードで走るのがユーザーメリットにもなるし、いいみたいですね。

シティコミューター的な #EV となると、どうしてリア駆動が増える傾向にあるのだろう? 回生ガンガンかけることを考えたらフロント有利なはずだけど、モーターでヨーコントロールしたいのか

正しいキーボードの叩き方やハンドル操作の仕方はあるのだろうけれど、結局は個々の“手ぐせ”に行き着くのかも

ホントはそろそろPCも変えていかないと絶対的にはパワー不足なのだろうけど、テキストファイルをエディターで扱っている分にはなかなか不足を感じることもなく、そのままにしております。もっと速いPCにすると生産性が上がるかな、もう人間側がボトルネックになっているかw

5/28 tweet

フリーミアムを考えるならば中沢新一の「愛と経済のロゴス」は目を通しておきたいですね……贈与には人格が宿るか……。

新車買うよりキッチンリフォームのほうが満足度が高い……とか言ったらマズイのかもしれないけれど……。

電子雑誌になってバックナンバーがビジネスになることを考えると原稿の書きかたも微妙にかわってきそうな予感

高級サルーンのマーケットは縮小するのかな。いまのタイミングだとうまく撤退するほうが吉という雰囲気な気がするわ

左手首のジーンとしたしびれがとれないまま週末を迎えそう。先週後半から今週頭にかけて書いた原稿なんて2万字少々なんだけどなぁ。カラダがなまっているというか、ジジイになったというか。精進せねば

近所のスーパーで「がんばれ宮崎フェア」をやっている。ちょっと前だったらヒステリックになって宮崎産の食べ物を関係なくても撤去していただろうに。こういうのに民度が上がったのを実感していたら甘いんですかね。

当たり前の話でしょうが、Facebookで会ったこともない”友人”たちの発言を見ていると、アジア圏の友人たちは書いていることがわかるのに、英語圏は何を書いているのかわからないこともしばしば。スラングなのか、わからんよ

そろそろルームミラーなしでもOKなように変わらないかなぁ。後写鏡ってサイドミラーがあればいいはずなんだけど。どうだったっけ? そんなことをシトロエンC3の話を聞いて思う次第。ルームミラーなくても保安基準は満たせるような気がするんだよなぁ。

タイプライターからキーボードに変わったことに気づかずに、以前のままキーを叩いているひとの滑稽さを感じるわ

製造元と販売元を資本も含めて完全に分離して販売元を定期的に潰してチャラにするというやり方が合理的なんだと思う。非良心的ではあるけれど。

今日、歯科医の待合で読んでいた雑誌(タイトル失念)にセブンアイの鈴木敏文氏のインタビューがあって、そんなかで「お互いに共通認識されていないカタカナ語は使わない。相手に考えさせるのはダメだ」といった内容が紹介されていたのが、なぜか心に残っている。

3分で出来るカップラーメンは3分でのびる。ならば65年も続いてきた体制を変えるには同じく65年が必要なのかもしれない。

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