クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2010年02月

2/27 tweet

製品などのよさを示すのに「誰でも同じように使える」というけれど、本当にそれがいいことなのかと疑問に思うこともある。
道具って、使い手によって寿命やトラブル発生率が変わると思うのだけど、だから上手く使うとエコなんて切り口あんまり見ない気がする。


出る杭、じゃないけれど目立たないようにしているメリットというのは確実にあるわけで。デメリットを考慮していも、多くのケースでは目立たないほうがいいのかも

なんでCR-Zは、こんなに注目を集めているんだろう。スポーツカーというかクーペスタイルには、本能に訴えるなにか特別なモノがあるのだろうか。

ヒールアンドトゥのしやすさを考えてペダル表面の処理をデザインしたというクルマは、やはりスポーツカーの精神が盛り込まれていると感じざるを得ない、みたいなこと書いちゃうのか?


テレビを買うのだから、同様に新聞や雑誌をタダで読めるようにすれば電子出版の端末も売れるのだろう、と誰もが考えていると思うのだが、そういった話が主流にならない理由はなんだろう?


広告をいただくことには慣れていても、広告を出すことには不慣れというか、宣伝費を使うことを「勿体無い」と思っている節があるからな。

クルマが好きそうなひとたちのつぶやきを見るにつけ、いかに自動車雑誌などのメディアがイメージ重視で情報を流してきたかを反省することも。

電車に乗っていると、具合悪くなってくる。
公共交通機関は、ガマンで成り立つモビリティだな。


進化か退化は、主観もあるとして、最適化はしているのだろうから、新しい世代に互するには、ジジイとして工夫しないと。 精進します

2/26 tweet

いろいろな見方があるだろうけれど、フツーの消費者は社長の人格とかキャラクターで商品を選んでいるのかな? エバンジェリスト級のファンならともかく、経営者のキャラクターなんて気にしてないと思うわ。というか、経営者の顔や名前を知っていることのほうが珍しいと思う。


なんかもうね、お祭りをするのに、まず警備体制から決めていくみたいな本質を外して、責任問題が生じそうなところから詰めていくのがダメなんだと思うわけです。


消費者物価指数が17年前の水準ということを、変化の少ない安定した社会と前向きに捉えてみてはどうだろうか。

ホンダがTMSで示した「LOOPコンセプト」みたいに、ひとつのスマートキーで所有しているクルマやバイク、家までも共通のカギになると便利かも。セキュリティの問題は少なからずあるだろうけれど。そういえばクルマと家のカギを共通化するセルシオマンションとかあったなぁ。

ブランドの信頼性も大事だけれど、少々のことなら許される「ゆるさ」をブランドにすることが、これからの時代にマッチしていくのでは?と思ってみたり。ただ、それで主流になるっていくと、いつかは許されなくなるのかも。そう思うと、個人的にはAppleの先行きにチト不安もあったりする。ま、いまのMacOSについていえばスゴク安定していると思う(個人的には大きなトラブル経験はない)ので、杞憂でしょうけれど。

昔は同じ方向に向かっていたから二兎追してもよかったけれど、それぞれの向きが変わったときに、両方の兎を追いかけるためには変えないとね。片方の兎を追いかけているままじゃいかんのですよ。

成果物よりも予算と納期を重視することで結果的に何が得られるのだろう

いまの商業誌は二兎追しすぎているというか、それが魅力を失わせていることに気付かないとね。

2/25 tweet

スポーツカーは加速が鋭いとか、高い速度が出るとか、そうしたイメージからもそろそろ脱却したいところ。せめて「よく曲がる」で判断しようよ、みたいな。クルマの変革をいうならば、「走る・曲がる・止まる」といった基本性能の言い方を「止まる・曲がる・走る」といった風に逆転させてしまうのがいいのかもしれない。ん、この切り口どこかのメディアでやらないかな、「止まる・曲がる・走るのスポーツカー・ランキング」とか。

「止まる」を最優先事項にして比較すると、ブレンボなどのビッグキャリパーをつけいてるクルマ……ではなくて、軽くて・グリップの高いクルマが有利になるはず。そうするとスポーツカー(走りが楽しめるクルマ)のイメージ像というのがずいぶん変わってきそうな気がする。


CR-Zのスペック表を見る限りは、相変わらずホンダにとって「トーションビーム式サスペンション」は『車軸式』なんだな。あのくらいの可動範囲では「独立懸架とは呼ばん!」というスピリッツが感じられて興味深い。

CR-ZのFactBookで気になる一節 『インサイト*同等の空力性能(CDA値=CD値×前面投影面積)を達成しています。』 うむ、意味深ですなw

スポーツカーとしてではなく、必要十分なサイズの手に収まるクルマとしてCR-Zが売れてくれるといいな。


iQのパッケージングでもうちょっとわかりやすく空力をイメージさせて、そこにCR-Zのパワートレイン(6MT)というクルマがあったら、すこし新しい感じで触手が伸びそうな予感。(iQ+CR-Z)÷2なーんて妄想している果てに、スズキTwinハイブリッドが、バッテリーだけ今風にして再販されないかと思ってみたり。

いろいろ話題になったけれど「回生ブレーキ」を使いこなすにはフロント駆動のほうが楽しめそうな気がするのですよね。リア駆動のHEV、そんなに乗ったことないので断言はできないけれど。
機械(製品)に100%の安全性を求めるのは不可能なこととはいえ、消費者としては当然の感情というか「権利」。ただ、その裏には使い手たる消費者自身が安全性のアシを引っ張らない程度には努力する「義務」があると意識したいところ。


公式RTによって自分のTLにフォローしていないユーザーの発言が出ることを嫌がるひとがいるのは承知していますが、個人的には公式RTによる出会いや発見のほうが魅力大。実際、公式RTが実装されて以来、多くの方をフォローさせていただいております。

馴れ は怖い(笑)

165/40-16! 初めて目にしたときは衝撃的だったナンカンの16インチタイヤも、いまになるとフツーに感じるから不思議なもの。


馴れや知識が感動を薄れさせてしまうのならば、年齢と共に物忘れが激しくなるののもいいことかもしれません(笑)

初代・2代目インサイト所有経験者としてCR-Zに思うこと



Honda が新型ハイブリッドカー「CR-Z」を発売しました。ハイブリッド+スポーツということで注目を集めているようです。エクステリアデザインにしても東京モーターショーでのコンセプトモデルでほぼ完成していたわけですし、また1.5L i-VTECエンジンとIMAによるハイブリッド・パワートレインにCVTと6MTが用意されるなどなど事前情報の通りで、正式発表されたからといって大きなサプライズはありません。個人的には2,268,000円~という価格が、予想よりも安くて、ちょっと驚きですが、ま想定の範囲内ではあります(笑)。

とはいえ、過去・現在と所有してきたホンダのハイブリッドカー(初代・現行インサイト)と比べれば、初代が210万円(5MT)だったし、現行も最廉価の189万円のグレードですから、やはりちょっと高い気がするのも事実。とはいえ、エンジンで比べれば、初代インサイトが1リッター3気筒、2代目が1.3リッターで、CR-Zは1.5リッターですから(モーター出力はどれも10kW)、エンジンの差だけでいえばこの価格も妥当なところと思える次第。

ともかく6MTがあるということで、初代インサイトを5MTで駆っていた自分としては、冷静さを装いながら胸踊る存在というのも正直なところ。

では、所有欲が湧くのか? と聞かれれば、ザンネンながら答えは「ノー」であります。なぜかといえば、理由はシートポジションにあります。いかにもスポーツカーらしい雰囲気のローポジになっているということで、以下のようなイラストも発表されているわけですが、これが実は自分にとっては、かなりのネガティブ要因。



というのも、初代インサイト時代に、その低いドラポジのせいもあってか(根本的には肥満が原因なのですが)ヘルニアを患ってしまったからなのであります。仕事をセーブしたり、ダイエットをしてみたりと、いまは問題なく生活をしておりますが、ヘルニアのあの痛みを思い出すと、こうしたローポジのクルマに日々乗るというのは、ちょっと勘弁という感じなのです。

だから、個人的には、もっと乗り降りしやすいポジションで、違和感なくスポーツドライビングを楽しめるような新しいスポーツカー・パッケージの提案を望みたいところで、そういう意味ではCR-Zはハイブリッドという新しいパワートレインながら、パッケージとしては旧来のスポーツカーの延長でしかないようにも思うわけです。もちろん物理的な要件を考えれば、重心高を低く、前面投影面積を小さくするのが大切なのは重々理解できますが、ユニバーサルデザインじゃないけれどスポーツカーでも乗り降りのしやすさは意識してほしいところ。ましてCR-Zは購入層として団塊世代のチョイ下あたりを考えているということですから、腰にやさしいスポーツカー的なパッケージをわかりやすく提案したほうがよいのでは? と生意気に思ってみたり。

もっとも、まだ触れてもいないので実際に乗り降りを繰り返したときに、スペックほどには負担がないのかもしれないので、あくまで現時点での感想レベルの話ではあります。


ちなみにメディアでは省燃費なスポーツカーといったうたわれていますが、カタログ値でいってもJC08モードで22.8km/L(CVT)、20.6km/L(6MT)ですから、あまり省燃費を期待してしまうと肩透かしをくらってしまうかも。そのあたりの期待値と実際の差によって落胆させないような工夫も販売時には配慮してほしいものです、はい。

305/40R22 114W

こんなサイズのタイヤ、どんなクルマに履かせるのだろう?

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