クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2010年01月

ハイブリッドカーの静音問題について

2009年の国内販売ランキングのトップがプリウスなことからもわかるように、ハイブリッドカーの普及は一気に進んでいます。そうして話題を集めるようになりはじめたのが、そのEVモードでの静音問題。その対策について国土交通省から以下のレポートが発表されました。

「ハイブリッド車等の静音性に関する対策について(報告)」の取りまとめ

 ハイブリッド車や電気自動車は、登録台数が増加しており、今後更に増加していくことが予想されている。一方、これらの自動車は構造的に音がしなくて危険を感じるという意見が自動車ユーザーや視覚障害者団体等から寄せられていることから、国土交通省では、昨年7月より「ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会」(委員長:鎌田 実 東京大学高齢社会総合研究機構長・教授)を開催し、ハイブリッド車や電気自動車等の静音性に関する対策について検討を進めてきました。
 その後、同年11月に対策案を取りまとめるとともにパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今般、「ハイブリッド車等の静音性に関する対策(報告)」が取りまとめられましたので、お知らせします。(報告書は別添1、取りまとめにあたっての委員長コメントは別添2のとおり。)
 この報告を受け、国土交通省は、本日「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」を定め、一定の要件を満たした装置を任意で装備できるようにし、自動車メーカー等の関係者に周知しましたので、併せてお知らせします。(ガイドラインは別添3のとおり。)


細かい内容については、このブログでも追って紹介する機会を設けたいと思っていますが、とりあえず今回の発表内容についていえば、意外なほど常識的で、実践的で、具体的で、不満が少ないという印象。データについても説得力のあるもので、机上の空論と片付けてしまうようなものではないと思われます。

ただ、ひとつ懸念するのは、慣れたエンジン車と同様の音を出すことがデファクトスタンダードになってしまわないかということ。あと10数年経って、EVのほうが多数派になったときに違和感ありまくりになるようなサウンドだけは避けて欲しいところであります。

セーフティドライビングの基本について、つぶやいた

適当に、自己流で扱っても、ちゃんと動くという前提意識を変えていかないといかんのだけど、ユーザーにそれを望むのは筋違いなんだろうな。でも使うのも、責任を担うのもユーザーだし、自衛のためにも自ら学習する必要はあると思うね。

クルマを運転するって、本当はいろいろなことを知らないと危ないのに、最低限の技術さえあれば、商品知識は不要と思い込ませたことが、もろもろの問題につながっているのかもね。

公道上で起きることなんて100%バグをとることは不可能なのだからドライバーの心構えも重要なのですが、それを求めちゃいけないのかな。ま、自衛したいひとだけは知っておくべきでしょうけれど。

危険回避でガツンとブレーキを踏んだときには問題ない(理想的)な制御ができるABSでも、街乗りレベルのスッと軽く足を乗せるようなブレーキング時にマンホールにのるとブレーキ抜けが起きるのは仕方ない。むしろマンホールの蓋を確認して、ブレーキをコントロールするのが“免許“を有する者の行動

そういう説明をキチンとしないで「ABSがついているから安全」とか言っちゃうから誤解を招くのだろうな。わかりやすさは大事だけれど、端折りすぎはどうかと思う

ABSアリにしか乗ったことがない世代は逆に問題少ないと思うのよね。ABSとかブレーキアシストのない時代の記憶が体に残ってる世代が危ないと思う。

ABSのブレーキ抜けが出やすいのは、個人的な印象でいえばフロント軸重の軽いクルマ。つまりミッドシップレイアウトのクルマです。あくまで個人的な印象ですけど

で、やっぱりバグが出る条件というのはあるわけで、たまたまそうした路面環境で過ごしているひとにとっては「常にバグが発生している」状態だからストレスも溜まるし、その事象が経験値になるから「信用できない」という気持ちになるのも納得できる。

Facebook、はじめました。

いまさらというか、ようやくというか、Facebookをはじめました。

登録している名前は「h」抜きの
Sinya Yamamoto


使い方、楽しみ方、なんにも分かっていませんので、いろいろとお教え下さい。よろしくお願いします。

TOYOTAの大リコールについて

北米をはじめとする世界市場においてトヨタが「アクセルペダルが戻らなくなる」という不具合による大型リコールを実施するというニュースが話題を集めています。車種的にもRAV4やカローラといった国内でも馴染みのあるクルマだけに気になっているひとも多いのでは。

というわけで、まずは北米トヨタのサイトでリコール情報を確認してみることに。


2009-2010 RAV4,
2009-2010 Corolla,
2009-2010 Matrix,
2005-2010 Avalon, Certain
2007-2010 Camry
2010 Highlander except hybrid models,
2007-2010 Tundra,
2008-2010 Sequoia


ほとんどが、ここ一年に現地生産されているモデルのは気になるところ。またカローラと名前はついていますが、日本仕様とは別物といえるクルマであったりもします。


What is the likelihood that my vehicle will experience this condition?
The condition is rare and does not occur suddenly. It can occur when the pedal mechanism becomes worn and, in certain conditions, theaccelerator pedal may become harder to depress, slower to return or, inthe worst case, stuck in a partially depressed position.


そして、こちらがリコールのお知らせに書かれている原因で、『becomes worn』ですから、つまり“摩耗”が主たる理由といえそう。

一方、同様のアクセルペダルに関するリコールは中国においても発生(RAV4)していると報道されています。中国現地法人のリコールのお知らせによれば、その理由は下記の通り。

此次召回车辆由于加速踏板的踏板臂和摩擦杆的滑动面经过长时间使用,在低温的条件下使用暖风(A/C除外)时,在滑动面发生结露,使摩擦增大,使用加速踏板时有阻滞,可能影响车辆的加减速。


漢字を頼りに読めば、エアコンを使わずに暖房をかけたときの結露が原因でアクセルペダルの動きが悪くなる、といったことが書いてあるよう。これが共通の原因とすれば、中央に置かれるヒーターユニットと近い位置にアクセルペダルのある左ハンドル車特有の問題という見解にもなります。

とはいえ、北米市場におけるリコールについては、この温度上昇や結露については「関係ないのでは」という声をツイッターで見かけますから、そもそもの設計の問題が大きいといえそう。

続いて出されたリリースによれば、アクセルペダルのサプライヤーは“CTS社“とのこと。

Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America (TEMA) hasbeen working closely with supplier CTS on a revised design thateffectively remedies the problem associated with accelerator pedals.


文面に『the revised design』とあるように、原因は定かでないながら設計上の問題であるようです。


それにしても大型リコール、続報が気になります。

iPadが話題の日のつぶやき

囲い込みなエコシステムに将来性はないような気がするのだけど、どうなんだろう?

出先でのメモならソフトキーボードで対応できそうだし、680gという重さを考えても使い勝手はよさそう。もっとカンタンなメモ用にペン対応のソフトと専用ペンでもあったら、と妄想。
本棚表示のギミックとかいらんと思うけど、ああいうアニメーションは時間稼ぎには効くのかな?

ビジネスベースでなく使えるフォーマットがあったり、電子書籍系のハード共通で開けるといいと思うですよね。音楽でいうところのmp3みたいな。誰もが自分のサイトなどから無料配信できるためには。

iPad、普段はドックにさしておいてフォトビューアとしても使えるという提案。一家に一台を目指している感じですな。テレビや固定電話に変わるリビングの必需品?

子供や高齢者など握力が弱い世代のことを考えると、ストラップがつくようにしてほしいですね、iPad。

wi-fi版のiPadがキーボードドックと合わせて7万円以下だったら、とりあえず買っておこうという気分になりつつあります。それにしてジョブスのデモを見ていても、ちょっと遅い感じがありますね。

外でメモをとるだけならポメラで十分というか、ポメラのほうが適しているわけで、そう思うと業務仕様としてのiPadへの物欲はすこしばかり冷めてきます

キーボードdockが用意されているのは好印象。これだけで仕事の道具として使えそうな雰囲気。


自省を込めていえば、制作請負のダメだなぁと思うところは、自分にとってのお客様(出版物であれば版元)の顔を見て仕事をすすめざるを得ないから、そのコンテンツが売れるか売れないかを最優先にできないところで、徐々にそれがクセになってしまうところにもありそうだ。

雑誌みたいに売切じゃなくて、ストックになると考えると、売上目標とか定価設定とか従来のノリとは変わってくるわけですが、売上のヨミが難しい。数撃ちゃ当たる方式で多量にアップするのがよさそうだ。

クルマの使用条件を考えると、回路の冷却は空冷よりも水冷のほうが合っているのだろうな。だとするとEVになってもラジエターは必要で、ならばグリルは消えないのかもしれない。ま、フロントに置く必要はないかも、だけど。

電車ってのはつながっているから有効で、どこかで分断されたときから、「網」じゃなくなるから、価値が一気に下がっていく怖さもある。

クロネコをはじめとする宅配業者はアイドリングストップが常識ですが、まだまだ酒屋などには認知されていないのでしょうかね

国内専用のカローラの年間販売台数が9万台程度ならば、「カローラは全車ハイブリッド」くらいのイキオイで展開したらと思うことも。1.3L3気筒エンジン+THSみたいなパワトレで。

それにして、ハードとして見たときにヴォクシー&ノアの魅力がよく分からないのだけど。「バルブマチック」エンジンには興味津々ですけれど。

たとえば旧体制で旨味のあったひとが、ニュートラルなタチイチだと思うほど素直じゃないわけです。

2009年の販売台数を振り返る・その2

というわけで前回のエントリでしめしたように2009年の新車販売総合ベスト10は以下の通り。
プリウス トヨタ 208,876
ワゴンR スズキ  201528
ムーヴ ダイハツ  182325
フィット ホンダ 157,324
タント  ダイハツ  145432
ヴィッツ トヨタ 117,655
パッソ  トヨタ 98,883
インサイト ホンダ 93,283
カローラ トヨタ 90,178
アルト  スズキ   87386



登録車のトップがプリウス、届出車のトップがワゴンRというのは今更なので触れませんが、このランキングからいえるのは日本市場においてはトヨタ(ダイハツ)、スズキ、ホンダの3メーカーがあれば事足りるのでは、ということ。もちろん選択肢が豊富なほうがいいですが、その他メーカーがトップ10に顔を出していないのは意外。

そして、実はミニバンに分類される登録車がベスト10に入ってきていないのも意外かもしれません。もっともヴォクシー+ノアの兄弟車を合わせると131,769台が売れています(ヴィッツより多い!)から、それを考えればミニバン市場が無視できないことは自明ではあります。

もちろん軽自動車はワゴンRやムーヴ、それにタントといったハイトワゴンが上位を占めていますが、総合ランキングの10位にアルトが入ってきているのには、ちょっと注目したいところ。9位のカローラと並んで、この2台には伝統のチカラを感じるところもあったりします。指名買いが多いのでしょうか?


とまあ、とりあえずの印象はこんなところ。

考察は、さらに続く予定です。


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