クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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2009年11月

【再録】隠れ名車の話【2006年】

HDDやバックアップCD-Rを整理していたら3年半前に書いた原稿が出てきたので、ちょいと手直しして再録掲載。2006年のGW頃に某誌の依頼で書いた「隠れ名車」がテーマの原稿です。しかし探している画像ファイルはいまだ見つからず……困った、こまった。


センタータンクのおかげで使える三列目に

 両側スライドドアに三列シート、もちろん多彩なシートアレンジ……といった具合にミニバンには欠かせない要素を、全長4055mmというコンパクトなボディで満たしているのがHondaモビリオ。しかも、三列目のシートが実用的なレベルに達しているのだから驚かされる。
 その秘密はコンパクトカーの大ヒット作、フィットでおなじみのセンタータンクレイアウトにある。フロントシート下に燃料タンクを配置する、ホンダ独自の車体設計のおかげで、リアの床が低くでき、三列目に座っても足を抱え込むような姿勢をとらずに自然に伸ばせる。
「センタータンクレイアウト」のメリットを引き出し、コンパクトカーにイノベーションを起こしたという点では、モビリオをこそ評価されるべきだし、隠れた名車として記憶に残しておくべき一台だと思う。


Black Fridayに関係なくダラダラとつぶやく

未来永劫、安定して使えるエネルギーなんてないと思って、そのときそのときでせつな的にやっていくしかないのだろうと思う。もちろん持続性の可能性が大きいものはいくつもあろうだろうけれど。
いま止めても、10年後に止めても、環境負荷がさほど変わらないなら、耐用年数いっぱいは利用したほうがスマートだと思うけどな。

原稿を書くスピードを上げるのは、決断力。なにを書かないかを決めるのが一番のコツだと思う。

それにしてもGMの2モードハイブリッドは複雑すぎる。ふたつのモーターがそれぞれモーターとジェネレーターになるのだけど、使い分ける必要性も意味もわからない。単なるパテント回避なのか、これ?

個人的にはEVはエコ(環境対策)のためというよりも、ピークオイル後の世界において、移動の自由を守るための可能性を高めるモノとして期待しています。いつまでもガソリンが手に入ると思っていないし、自分が生きている間に、そんな状況になるかもと思っているので。

世界経済がダメになる、そんな意見をよく見かけるけれど、ダメになって何が困るのかを具体的に示してほしいものです、それぞれの立場で。たとえば一気に破綻して停滞してしまったとして、明日から何が食べられなくなるとか。株価がどうなると直接的にイノチを奪うわけじゃないですよね?

モノの比較というのは、その前提条件を共有することが重要。たとえばターボエンジンの燃費にしても、ターボ有無以外は同一条件なのか、ターボ化にあわせてギア比の見直しをするのかという差異だけで違ってくるし。そもそも同じエンジンで比較するのか、同程度の出力で比べるのかでも評価は変わってくる
高速燃費を気にするひとにとっての“高速”とは法定速度をはるかに上回るスピードのことである、なんちって。


構造を複雑にするほど、ゴミは溜まりやすいが、溜まったゴミが見えづらいので気付かない。

純正ホイールも安くなりました

デフレ、デフレといまさらながら騒いでいるといったトレンドでもありますが、そのおかげでかつては高価だと思っていたものが、ずいぶんと手ごろになってきています。

たとえば、メーカー純正のアルミホイール。かつては種類も少なかったし、値引きも少ないし、そしてそもそも希望小売価格が高い! というイメージでしたが、そうでもないよう。

先日、ホンダアクセスがインサイト用に追加したME-005 アルミホイールの価格は、税込み14175円/本。1本あたり7.8kgという重量は、15×5 1/2J(インセット45)というサイズから考えるとチト重いようにも思えますが、純正品としての破壊テストをクリアしているのは安心感につながるというもの。

それにしても、リム形状も含めて、いかにも純正っぽいデザインはいまどき貴重といえるかもしれません(苦笑)





寝る前に、本日の つぶやきを……

人間には「他人に教える」ことで何かしらの満足感なりを覚える性質なり本能なりがあるのだろうか。だから、こうした場で「あれって何だっけ?」的につぶやくと、いくつもの答えが返ってくるのかも
ひとは”教えたがり”なわけじゃなくて、情報(知識)を共有しあうという本能を持っているのかもしれません。だから神によって言語がバラバラにされたと伝承されているのかも?


今日の取材は、それにしても面白かった。ある程度信頼されていることもあるのだろうけれど、取材先の本音が炸裂したトークで、このまま記事にするのは憚れるほど。半端なクルマ好きが貴重な個体をダメにするのなら他のクルマに乗り換えて欲しい、くらいのイキオイだったし。


電車で隣あわせた他人の会話で頓珍漢だったり間違っているのに気付いても他人だからスルーしてしまうように、ツイッターで気になるつぶやきがあってもスルーしてしまう。ただ、その発言で誤解が広まっていくのを漫然と見つめていることは、どうなのかと悩むことも。逆いうと、日常的に周囲(他人)の会話に「つっこみ」を心の中でいれていて、不完全燃焼感を持っているひとにとっては、つっこみやすい場としてのツイッターに価値を覚えるのかもしれませんね。

“カントク”としての適性を振り返る

最近、編集監督デビューなんかしちゃった自分ではありますが、ホントのとこらはチームを引っ張るとかは苦手なのです。

それはナゼなのだろう? 唐突に、そんなことを考えたりして。

実際、編集長もやったことありますから、そのときには一応管理職っぽいこともしたし、また編集長として一冊の本にまとめる作業の経験はあったりします。ただ、そのころからチームリーダーとしての適性のなさを自覚していたので、そうした仕事に固執することなく、さっさとフリーランスへの道を歩んだわけですが。

適正がないと自覚した理由というか、事象はおおきくふたつ。ひとつにはチームメンバーを育てるスキルのなさ、もうひとつにはチームを存続させようという意思の弱さが挙げられます。

前者は堪え性のない性格と手の早さから、最終的に自分で処理してしまうというのが問題だと自覚していたのですが、どうにも直らず、でありました。

そして後者。もともと組織やチームへの依存性が少ない性格のせいかもしれませんが、組織への思い入れがなく、またチームと自分を重ね合わせてみない、むしろ別の存在として位置づけて認識する傾向にあります。よってチームの持続性も求めないとなるわけです。

そういう意味では、たとえば月刊誌など継続性のあるチームを率いるのは苦手だし、適正がないといえます。

しかし編集カントクとなれば話は別(と考えます)。

映画監督になぞらえたポジションで、映画のように一作を作りきったら解散することが前提のチームであれば、メンバーをじっくり育てる必要もありませんし、解散する前提の組織ですから依存性・持続性なんぞハナから必要ありません。むしろ、テーマや予算から最適なスキルを有したメンバーを集めて、それぞれを信頼して仕事を割り振るのが編集カントクの仕事でありますからチームを引っ張らなくてもいいし、メンバーの仕事を自分がかわりに行なう必要もありません。みんなが向かうゴール地点を示すことさえできれば編集カントクの仕事はほぼ終了といえます。だから、飽きっぽい自分でもなんとか務めることが出来たのかも……って、もちろん名前にかけた洒落ですから本気になさらぬよう(笑)

昨日から今朝にかけてのつぶやき。

古いクルマを愛でたり、チューンドカーでサーキットを走ったり、はたまた純粋にドライブを楽しんだりすることは大賛成なのですが、それを白い目で見る人がいたりすることもキチンとわかった上で、責任持ってクルマと遊びたい、と思う。

イメージ先行な切り口になりがちなのはメディアの反省点で、規模が大きかったり、えらい立場になるほど陥りやすいので気をつけたいところ
ビギナー向けの記事を批判するマニアって、円周率をおよそ3と教えるのを批判するひとに似ているような気がする

小さい商圏は別として、基本的にドメスティックビジネスは先細りですね。個人的にはあと15年食えるマーケットを見つければ、それでいいという感じではありますけれど。

仕事が少ないなら、それを前提にもっとワークシェアしていくと休日も増えて、あくせく働かなくて済むんでないの? みんな週休3日でズラシテ働けばいいじゃない。コア休日を日曜にして。


新聞を毎朝読まなくなって約7年、テレビを見なくなって3年余り。受け取る情報量は減ったのかもしれませんが、フィルタリングに使う労力がゼロになったメリットは、そうしたマイナスを補ってあまりある印象。フィルターが目詰まりしたというほうが適切かな?




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