クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2009年02月

ガソリン価格がジワジワ上がっているわけですが

昨年とくらべれば、まだまだ「高い!」という印象を受けるわけではありませんが、ガソリン価格が着々と上昇しているのを感じます。

実際、都内であればハイオク120円なんてプライスボードを見かけることもあるくらい。


というわけで、WTIの原油先物価格を見てみれば、直近で1バレル:44.78ドルをつけています。ほんの10日前までは1バレル:34ドル台でしたから、一気に上昇中という感じ。

しかも同時に円安が進んでいますからダブルで厳しいわけです。

もちろんWTIの生産量はたかが知れていますから、現物の価格というよりも市場への影響という意味が大きいわけですが、この二つの価格をそれぞれのタイミングの為替で円に換算すると以下のようになります。

10日前 34.80ドル×90円=3132円

現時点 44.80ドル×98円=4390円


環境問題とは関係なく、財布の中身を考えると、あらためて燃費運転の意識を高めたほうが良さそうですよ。

なんですか、これ?

地下鉄に乗ったら、車両に「リサイクルカー」というプレートが。

空き缶などの素材からリサイクルしたってことなのでしょうか?

ギンプラ

ちょっと用があって、銀座まで。

といっても、ガタガタになった虎の子のズームレンズが修理からあがってきたので受け取りに行っただけ。松屋を覗くヒマもありませんでしたからギンブラという感じでもありませんでしたが。

500cc増えて、50万円高くなる?



正しくは「463cc増えて、本体51万円(税込53万5500円)安くなる【当初間違いで・高くなる・と書いてしまいました。すみません。】」わけですが、スバルからインプレッサWRXのATグレード「WRX STI A-Line」が登場しました。

スペックだけみると、オートマとのマッチングも期待できますし、これはこれで結構速そう。ちょっとEVっぽい一直線に加速する乗り味が想像されます。

しかしながらオートマということよりも、315万円という価格に魅力を感じます。しかし、この価格がDCCDなどの駆動系によるものだと考えると(WRX STI A-Lineは『VTD-AWD[不等&可変トルク配分電子制御AWD]』を採用)、ハイテク4WDってのはホントお金がかかるものなんだと実感できますね。


【追記】
わかりづらい書き方で、混乱された方ごめんなさい。
従来からの2リッター・ツインスクロールターボ+6MTのWRX STIの価格が368万5500円と、2.5リッター・シングルスクロールターボ+5ATの「WRX STI A-Line」よりも大幅に高いことを記したかったエントリでした。

なお駆動系のほかに、ブレーキも従来からのSTIはブレンボなのに対してSTI A-Lineはフロント2ポット、リア片押しのようですから、このあたりも価格差が生まれる理由になっているようです。

Hondaはエンジンを見捨てない!?

Hondaから「バイオエタノール製造技術確立に向け、新たな研究施設を建設」という発表がありました。リリース内容は以下の通り。


Hondaは、食用として供さない植物の茎や葉など、セルロース類を原料としたバイオエタノールの製造技術確立と実用化に向け、千葉県およびかずさアカデミアパーク※1研究所等立地推進協議会(会長:堂本暁子 千葉県知事)と、「かずさアカデミアパークへの研究所等の立地に関する協定書」を締結し、新たな研究施設の建設を決定した。



ハイブリッドカー「インサイト」の好調っぷりや燃料電池車「FCXクラリティ」の洗練度をみると、Hondaは電気で動くクルマへシフトしているようにも思えますが、どっこいまだまだ内燃機関の未来を守るべく歩みを止めていないよう。

前々からバイオエタノールの研究をおこなっているとの発表はありましたが、今回の施設建設の目的は『将来の実用化に向け、精度の高い評価を可能とする、より大規模な実験装置を用いた研究が必要となり、新たな施設の建設を決定した。』ということ。研究レベルから実用化に向けたステップアップでありますから、内燃機関派(そんな派があるのかは別として)にとっては、心強い発表ではないでしょうかね。

トライトン、ふたたび。


2006年に一度輸入されたタイ生まれのピックアップ「ミツビシ・トライトン」が、若干の変更を受けて、ふたたび日本導入されるとのこと。

変更点は、2DINオーディオスペースの新設やニューカラー(レッドメタリック)などといったところですが、それにしても相変わらず、このルックスは新鮮味があるというか、なにか可能性を感じさせるフォルムというか。昔からWキャブのトラックってけっこうスキなんです(ハイラックスとか、流行ったこともありましたし)。

ところで一部改良されたトライトンですが、パワートレーンは従来と同じくV6ガソリン+4ATの組み合わせ。もし新長期規制をクリアできるディーゼルエンジンと5速MTなんてグレードが導入された日には、ちょっと食指が動いてしまいそうです。


【追記】
画像は初期に導入された個体です、あしからず。

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