自動車販売不振の理由として「若者のクルマ離れ」が挙げられることが多いですが、だからといって「若者にウケるクルマがない」ことを、その原因に求めるのは間違いでしょう。
そもそも「若者がクルマを買う」ようになったのはバブルの頃(1980年代半ばから後半にかけて)だったのでは? それ以前はサラリーマンであっても自家用車を手に入れるというのはそれなりに一大イベントだったように思います。バブルというのはちょうど自分自身が大学に入った頃で、大学生が当たり前のように自分のクルマを所有する時代をリアルに過ごしてきた経験からすれば経済状況的に「若者でもクルマを買える」ようになっただけで、それによって若年層のマーケットが一気に広がったに過ぎません。さらに、その世代につづいたのは数の多いベビーブーマー世代ですから、その後もヤング層市場は拡大していったわけです。
では、バブル期の「若者でもクルマを買えた」という状況がなぜ起きたかといえば、「若者でもクルマを買えるだけの収入があった」からといえましょう。実際、大学生のアルバイトでも年収200万円前後(月収15~18万円)というのは珍しくなかったように思われます。なにしろ時給1200~1500円なんて当たり前の時代でしたから。
つまり、現在の「若者のクルマ離れ」とは「若者にクルマを買えるだけの収入がない」ということが主たる理由であって、「若者がクルマに魅力を感じていない」というのは二次的、三次的な理由・事象なのではと思う次第。こうしたことを主張する人は少なからずいますし、だからといってそれが正しいとも限りませんが、ともかくトレンドに流されず主たる原因の正しい究明をすべきでしょう、今だからこそ。
そもそも「若者がクルマを買う」ようになったのはバブルの頃(1980年代半ばから後半にかけて)だったのでは? それ以前はサラリーマンであっても自家用車を手に入れるというのはそれなりに一大イベントだったように思います。バブルというのはちょうど自分自身が大学に入った頃で、大学生が当たり前のように自分のクルマを所有する時代をリアルに過ごしてきた経験からすれば経済状況的に「若者でもクルマを買える」ようになっただけで、それによって若年層のマーケットが一気に広がったに過ぎません。さらに、その世代につづいたのは数の多いベビーブーマー世代ですから、その後もヤング層市場は拡大していったわけです。
では、バブル期の「若者でもクルマを買えた」という状況がなぜ起きたかといえば、「若者でもクルマを買えるだけの収入があった」からといえましょう。実際、大学生のアルバイトでも年収200万円前後(月収15~18万円)というのは珍しくなかったように思われます。なにしろ時給1200~1500円なんて当たり前の時代でしたから。
つまり、現在の「若者のクルマ離れ」とは「若者にクルマを買えるだけの収入がない」ということが主たる理由であって、「若者がクルマに魅力を感じていない」というのは二次的、三次的な理由・事象なのではと思う次第。こうしたことを主張する人は少なからずいますし、だからといってそれが正しいとも限りませんが、ともかくトレンドに流されず主たる原因の正しい究明をすべきでしょう、今だからこそ。


発表されているイラストから想像するに、2年前に発表されたコチラのコンセプトカー「アイ・ミーブ スポーツ」の進化版と思われますが、脱着ルーフ化だけというはずはありません、コンセプトカーですし。ならば、果たしてフロントのインホイールモーターの有無は? そしてモーター制御によるS-AWCの新提案は? などなど期待が高るというもの。








