クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2009年01月

ただし重量税を見直すべき

次世代のクルマはいずれにしても電気モーターで駆動することになるのでしょうが、そうなるとバッテリーを搭載するぶんだけ重量増になる傾向があります。

そうしたトレンドにあわせて、HEVやEV、FCVについては重量税を見直すべきじゃないでしょうか。現在の技術レベルでいって200kgくらい余裕を持たせれば適正なのでは?


フィアット500 DIESEL 販売開始?

タイトルのニュースを見て、すわディーゼルエンジン・グレードの日本投入か! と色めきたったのですが、よく考えてみるまでもなく、正確には『フィアット500 by DIESEL 販売開始』のお知らせであって、ディーゼルはディーゼルでもファッションブランドの方でした。



フィアットとDIESELのコラボレーションモデル フィアット500 by DIESELを販売開始

イタリア発のプレミアム・カジュアル・ブランドDIESELとフィアットの感性が融合した、フィアット500 by DIESELの販売を、本年3月21日(土)より、全国のフィアット正規ディーラーを通じて開始致します。

だ、そうです。


チューナーが旧車を救う?

国内の自動車市場がネガティブな状態にあるのは言わずもがなですが、現状ではその解決には「不安なくクルマを買えたくなる」ような消費者マインドをうながすくらいしか方法は思いつきません。

しかし、「クルマを買い替える必然性が増す」状況になったら、どうでしょう?

たとえば排ガス規制を厳しくして、ちょっと古いモデル(排ガス記号でいうと『E-』とか『LA-』のクルマあたりまで)は触媒の大型化やエンジン制御の変更などの排ガス対策をしない限りは継続車検がとれないようにすれば、クルマ流通の活性化や対策パーツの開発・販売などでそれなりに市場は活性化しそうな気もします。

もっとも、こうしてユーザー負担を増やすような方策は、結果的に消費者マインドをさらに冷え込ませ、少しばかり自動車関連の売り上げは伸びても、それ以外のジャンルで財布のひもがキツくなって内需としてみるとマイナスになる可能性も大ですから、もろに両刃の剣なのではありますが……。

※ポイントは「触媒の大型化やエンジン制御の変更で対策可能」ということ。いわゆるコンピュータセッティングができるチューナー(そう自称する人は数多といます!)の活躍できる場が増えるというわけ。そのためには排ガスの測定を簡易的(ローコスト)にできるようにしなくてはいけなかったりと課題もありますけれどね。





さらに2008年販売実績を読む

前のエントリでも記したように2008年・暦年での主要8メーカー国内販売実績は以下の通り。

1位 トヨタ:1,470,043台
2位 スズキ:679,215台(590,280台)
3位 日産:678,126台(140,614台)
4位 ダイハツ:642,487台
5位 ホンダ:624,499台(200,928台)
6位 マツダ:244,624台(57,315台)
7位 富士重工:206,743台(121,693台)
8位 三菱自工:189,844台(123,831台)


さて、この数字はメイクスというか大まかなブランドごとの販売実績を示すわけですが、明らかにOEMである届出車で台数を稼いでいるメーカーが二つあったりします。車種別の販売実績を使えば、正確なデータが導き出せますが、ザックリと国内での生産・販売実績を計算してみると興味深い結果になりそうな予感。

まずはランキングの数字も万単位でザックリと直してみます。

1位 トヨタ:147万台
2位 スズキ:68万台(59万台)
3位 日産:68万台(14万台)
4位 ダイハツ:64.2万台
5位 ホンダ:62.4万台(20万台)
6位 マツダ:24.4万台(5.7万台)
7位 富士重工:20万台(12万台)
8位 三菱自工:19万台(12万台)

各社とも登録車のOEMもありますが、それほどの台数を計上はしていないだろうとの仮定のもとに、()内の届出車をそれぞれの生産メーカーに足して、ランキングを並べかえてみましょう。なお日産に関しては供給メーカーが二社ありますが、便宜上半々にわけて足すことにします。

すると、こうなります。

1位 トヨタ:147万台
2位 スズキ:80.7万台(71.7万台)
3位 ダイハツ:64.2万台
4位 ホンダ:62.4万台(20万台)
5位 日産:54万台
6位 三菱自工:26万台(19万台)
7位 富士重工:20万台(12万台)
8位 マツダ:18.7万台

広島方面の危うさと、日産の落ち込みが目立ちます。とはいえ、ブランドごとの販売実績は、すなわち販売網の活力であって、この計算上のランキングは生産と国内市場の関係を示しただけに過ぎません。しかし、あらためて届出車ではビッグ2(スモール2のほうが合ってますかね)の占める台数が多いことに驚くというか、その事実を再確認させられます。数年後にはFHIの12万台分の市場がダイハツにプラスされる可能性が大きいわけですから、まさにガチンコの勝負。そしてホンダとMMCの差が意外に少ないのも驚きです。

2008=2007-FHI or MMC?

自動車メーカー各社から2008年の販売実績速報が発表されました。これにより、暦年での実績が出揃ったわけです。様々な見方はできるでしょうが、グローバルが当たり前の時流に反してドメスティックに軸足を置くフリーライター(?)としてはなにより国内販売が気になります。

というわけで、主要8社の2008年国内販売ランキング。

1位 トヨタ:1,470,043台
2位 スズキ:679,215台(590,280台)
3位 日産:678,126台(140,614台)
4位 ダイハツ:642,487台
5位 ホンダ:624,499台(200,928台)
6位 マツダ:244,624台(57,315台)
7位 富士重工:206,743台(121,693台)
8位 三菱自工:189,844台(123,831台)

※()内は届出車
※商用車・軽自動車含む


で、この8社の合計は4,735,581台となります。ちなみに昨年が4,940,177台ですから、204,596台減ったわけで、つまりランキング下位のメーカー、いずれか一社がまるまる消えてなくなったのに相当するということ。こうしたデータを見ると、国内自動車販売は危機的状況にあるとしか思えません。


しかし、前年のデータと比べてみると、一言で新車が売れていないとは言えないような気もします。

(参考)2007年ランキング
1位 トヨタ:1,587,335台
2位 日産:720,975台
3位 スズキ:676,246台
4位 ダイハツ:626,868台
5位 ホンダ:621,884台
6位 マツダ:254,136台
7位 三菱自工:226,915台
8位 富士重工:225,818台

微妙にランキングが入れ替わっている点にも注目ですが、こうして見比べると全メーカーが販売台数を減らしているわけではありません。ダイハツ、スズキ、それにホンダが微増しています。しかもスズキとホンダについては届出車の販売台数が減っているというデータもありますから、より利幅の大きい小型車が売れたことが想像できるわけで、全メーカーがおしなべて厳しい状況とはいえなさそう。もっとも暦年のデータですから直近の経済状況というか市場ムードとはチト違うとは思いますが……。

まだまだあるぞ、ゼロカロリースイーツ

またまたゼロカロリーのスイーツを見つけました。今度はアサヒフードアンドヘルスケアのスリムアップエイド 0kcalスイーツであります。



108gのゼリーが4個で680円という定価も、それなりに手のだしやすい印象。しかしまぁ自分が食事療法をしているから思う部分も多々ありますが、メタボ対策が必須ともいえる日本において、こうしたゼロカロリースイーツのマーケットはかなり有望なのでは? 個人的には、ゼロカロリー(&ローカロリー)のファミレスなんかが出てきてくれると嬉しいというか、流行するのではないかと思ったりするのですが、どうでしょう?


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