クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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2009年01月

ガソリンスタンド、というビジネスの終了を意識する

昭和シェルやエネオスが赤字決算だからというわけではありませんが、ガソリンスタンド(サービスステーション)というビジネス、そしてスタンドで給油してクルマを動かすというモデルが終わりに近づいているのではないかと思う今日この頃。

たしかにガソリンは乗用車にとって現時点では理想的なエネルギー源ではありますが、一方で、ほぼ自動車しか使わないエネルギー源でもあります。その安定供給ために多くの設備やコストをかけていくメリットが将来的にもあるのかどうか、いま一度考え直す時期のような気もします。

たとえばEVについていえば給電設備のインフラが整備されていないことが欠点として挙げられますが、もはやエネルギーを外出先で手に入れるという考えを改めなければいけないのかもしれません。

たとえば10年前のケータイ電話は待受けだけでもバッテリーが一日もたなかったわけで、とても今のように使うことはできませんでした。そのために予備バッテリーは必須だったり、一部のケータイでは電池駆動させたり(自分が持っていたモトローラには米国仕様として単三電池6本で作動させるためのオプションパーツがあったものです)していました。

それが気付けば、2~3日は充電しないでもヘーキで使えるような時代になったわけで。EVにおいても同様にバッテリーが進化することが予想されますから、ならば給電ステーションというビジネスは一過性のものであって、わざわざ街道沿いの一等地を使って行なうビジネスにはなり得ないと思うのはおかしなことでしょうか。

もっとも、だからこそ水素という新たな給油インフラを作りたいとい思う層があったりするのかもしれません。

いずれにしても、脱石油社会が現実とならなければ、果たしてどうなるかは分からないのではありますけれど。

近所のコンビニにあった!

毎年恒例の東京オートサロン取材は、実際は違っても、その年最初の仕事だという印象の強いものです。そんなわけで今年もオートサロンで取材をして原稿を書いたコチラの本「オフィシャルブック東京オートサロン2009」が昨日発売されています。




そして、何に驚いたって、この880円のムック本が、近所のコンビニに置いてあったこと。そのコンビニの雑誌棚はいまどき珍しくモーター誌がかなり入っていてジェイズ・ティーポも入れてあったりとマニアックさ(?)もあるのですが、このムックを入荷しているとは予想外。普段、チューニング誌はほとんど扱っていないのですけどね。

そういえば、今年のロケ初め、原稿の書き初めをしたのは、ジェイズ・ティーポで、オートサロンの前々日のことでした。なんだかバタバタして始まった一年でしたが、早くもまったりモードで、のんびりしています。こんなことでいいのでしょうか(笑)←いやいや笑っている場合じゃありません!


英ポンド、急上昇中

先日、ポンド安を話題にイギリスからの輸入がお得では? という話題でエントリをあげましたが、あっという間にポンドが上がってしまいました。



1ポンド=118円くらいだったのに、一週間少々で、130円オーバーとは!


安い高いという前に、不安定すぎて困ります。

これだけ激しく動かれてしまうと、為替を元にした話題(輸入車の価格など)を雑誌で扱うのは難しい感じ。いや、ブログなどのメディアであっても、カンタンに触れてはいけないネタなのかもしれません。


精進します。


「禁煙、月1~3回の飲酒、BMI(体格指数)25~27」

毎日新聞の記事によると、『がんや心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患を起こさないで今後の10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1~3回の飲酒、BMI(体格指数)25~27」の人であることが、厚生労働省研究班による約9万6000人の調査結果に基づく推計で判明した。』そうです。

自分の場合かつてはヘビースモーカーでしたが、すでに禁煙していますし、また飲酒もほとんどいたしません。

そして現時点での体重は75kgで、身長は165cm。

つまりBMIは75÷2.7225で、およそ27.5。

もうちょっと絞れば、とりあえず今後10年のリスクを抑えられそうです。


精進します。


デフレへの潜在的な欲求が強いのかも?

インフレを起こすべきか、起こさざるべきか?というブログ・エントリを読んで、そしてデフレの長所として『なにもしないでも現金だけを保有している高齢者が、実質の金融資産を着実に増やします。』と書いてあることから思うに、現在の経済停滞というか、デフレスパイラルは、社会の総意によるものなのでは、と考える次第。

上記は国立社会保障・人口問題研究所による2010年の日本の人口ピラミッドですが、あえてこのデータを見なくても、周知の事実のように、日本の人口分布でいえば年金を受け取る世代や10年未満に受け取りを開始する予備世代が多数派です。

こうした世代にとっては『デフレによって実質の金融資産が着実に増やす」ことはウェルカムであり、たとえ「経済停滞は困ったものだ」と口では言っていても、本能というか潜在意識では「デフレ様様」と感じている可能性大(しかも潜在意識なので自覚していなかったりします)。

そうした潜在意識が社会的なマインドを作るというと、ちょっとオカルトちっくな印象もあるかもしれませんが、実際影響は無視できないのでは。

ところで、年を重ねるほどに資産の余裕が生まれるという状況は今に始まったことではありませんが、かつてに比べて、資産を有する層の「デフレへの潜在的要求」が強まったのは核家族化が進んだことによるものとも思え。

高齢になって収入が少なくなり、増えることが考え辛い状況で、多少なりとも資産があればそれを守りたくなるのは自然であります。仮に、永続的な三世代同居が前提としてあれば、孫世代への資産投入は(うまくいけば)将来的な家計にプラスになるわけで、生活レベルの向上につながりますから、運用としても理に適ったもので、いわゆるインセンティブが働くわけです。
しかし、世代ごとにバラバラの財布となる核家族であれば、そうしたインセンティブは働きません。つまり資産を有する高齢者にとっては「実質的な資産や年金が増えるデフレは歓迎すべき状態」であって、それによる子孫世代のマイナスは無視されてしうまうのかも。

もっとも、さらに本能的な「自己DNAの維持・保全」にための「子孫の繁栄」という欲求もあるでしょうから、シンプルに判断することはできないのでありますが……。


ケータイには縦書きがあいますね

恥ずかしながら昨日、初めて経験したものがあります。

それが「auoneブック」。いわゆるケータイブックであります。


といっても、立ち読み(サンプル)をいくつかダウンロードして読んでみただけなのですが、ここで気付いたことがひとつ。

それは「ケータイ画面と縦書きの親和性のよさ」。

たまたま最初に読んだコンテンツが横組がデフォルトで、そのまま読んでいたのですが、ふと思いついて縦組にしてみると、非常に読みやすい。あくまで個人的な感想というか想像ですが、おそらくケータイサイズ程度の縦長の画面に日本語の長文を表示するには縦組という表示があっているのではないかと思うわけで。

しかし、こうして縦組・横組をユーザーが自由に選択できるとなると、英数字の表記というか入力については、どちらでも違和感なく読めるようにする必要がありそう。このブログでは基本的に英数字は半角にしているのですが(これは横組での基本です)、将来的にビューワーやブラウザで縦・横の表示が自由に選べるようになることを考慮すると、英数字も全角にしておいたほうがいいのかしらん。


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