クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2008年08月

雨の日は制限速度以下でOK

シトシトした小雨ならまだしも、最近のゲリラ豪雨でも制限速度いっぱいまで出さなきゃ気がすまないドライバーが多いようですが、制限速度は指定速度ではありません。

コンディションが悪いときは無理にそのスピードを出さなくてもいいのですけど、どうも「もったいない」と思うのか、制限速度ギリギリ(むしろ速度オーバー)で走っているドライバーも少なくないようです。

雨のときは視界も悪くなるし、また制動距離も長くなります。もちろんクルマのコントロール性も大幅にダウンします(タイヤの性能が落ちますからね)。

無理せず、自分がコントロールできる速度域で走りたいものです。


痛車ブームもここまで来たか……

キャラクター×ラジオコントロールカー=きゃらコンだそうで。

痛いラジコンですね。ええ、わかります。




しかし、ここまで来ると痛車ブームが終焉に向かっているというか、むしろブームから定番へ移行しているというか、なんというか。それにしても、ベースにランエボとインプを選んだセンスはありそうでイイ感じです。

ところで、このラジコンではキャラクターのイメージカラーにホイールを塗っているようですが、実際の痛車ではそこまで拘っているクルマはまだまだ少ないような気がしますが、どうなんでしょうか。

税込み5,460,000円のオプションパーツ?

ニスモからNISSAN GT-R(R35)用「NISMOクラブスポーツパッケージ」発売というニュースが発表されましたが、その内容はさすがというべきものでありました。

なにしろタイヤ&ホイール、サスキット、スポーツシート、チタンマフラー、ディフューザといった構成パーツからなるクラブスポーツパッケージの価格は、なんと546万円


その内訳は
タイヤやサスからなるシャシーパッケージが220万5000円
レカロと共同開発のカーボンバケットが左右で189万円
そして専用ディフューザ付きマフラーが189万円
どれも取り付け工賃込みの価格設定なので、正確な単価はわかりませんが、たとえばマフラーであればせいぜい6時間くらいでしょうから時間工賃を8925円としても、やっぱり製品価格は180万円以上となります。

こちらが、そのマフラーセットの画像

フルデュアルのチタン製ですから、それなりに手間はかかっているでしょうし、まぁ驚くほど高いという感じではありません。いや、実際に購入するとなれば驚くほど高いのですが、これを高いと感じる層はR35チューンに手を出してはいけないってことなのでしょう、おそらく。

もちろん、リリースにあるように「専用ホイール、カーボンバケットシート、チタンエキゾーストシステムは、日産自動車のスペックV仕様開発とのコラボレート商品となります」という部分に価値を見出すひとが購入するパッケージオプションでしょうし。そう、オプションと書いている理由は、このチューニングパックには保証がついているから。

具体的には
NISMOエキスパートショップおよびNISSAN GT-R 特約サービス工場のNISMOテクニカルマスターがクラブスポーツパッケージを取り付け、セットアップを行うことで、日産自動車の車両保証は継続されます。
クラブスポーツパッケージの部品の保証は3年/6万kmとなります。
ということであります。

いやしかし、それにしてもフットワークとシートとマフラーで総額546万円のチューニング(オプション)を施すオーナーとはどんな人たちなのでしょうか……。

今日もゲリラ豪雨です

このところ突然の豪雨、いわゆる『ゲリラ豪雨』も珍しくなくなってきたというか、遠雷を聞いて「お、また来るか」と予想できるようになってきていますが、本日もゲリラ豪雨に見舞われています。


しかし、絶対的な降水量は別として、これだけ短時間に大雨が振るとクルマ側でも雨対策しておかなくては対応しきれないでしょう。

具体的に言えばワイパーブレードとタイヤ。ともにゴム製品ですので見た目しっかりしていても意外に劣化していて本来の性能を発揮できないこともありますから定期交換部品なのですが、ついつい後回しにしがち。

とくにワイパーは晴れているときには用ナシなパーツですからね。

しかし、こう激しい雨が当たり前のようになってくるとワイパーが劣化していて前方視界が確保できないというのでは危険すぎます。せいぜい数千円の出費で済みますからとりあえずワイパーブレードのメンテナンスをしておきたいものです。


と、激しい雨を見ると心に誓うのですが
晴れると、うっかり忘れちゃうんだよなぁ……。







せっかく原油価格が下がってきたのに……

NYあたりでの原油価格が下がってきているのに、GUSTAV(グスタフ)のせいで週明けの市場が混乱しそうな気配。


現段階では無事に通り過ぎることを祈るばかりです。

間に合ってよかった……

今月後半に原稿を書いた本が無事に発売されていました。

それがthe 90's CarCatalogueという本。タイトルの通り、90年代のクルマを一覧できる一冊(のはず。まだ本自体は未見なので詳しい内容はわかりません、あしからず)。


表紙には90年代を代表する12台のクルマが掲載されていますが、そのうち2台の原稿は担当させていただきました。




どのクルマでしょうか?




さて、そのほか90年代の軽自動車やインポートクロカンなどの原稿を担当していますが、まさに自分が専門誌で扱っていたモデルばかりでしたから、原稿を書きつつ、当時の思い出が蘇ってきたりして、若干遅筆になってしまいました。だから間に合ったかどうか心配していたのですが、なんとか間に合ったようです幸いです。

え、どんな思い出が蘇ってきたのかって? 若き自分の行動に赤面してしまう思い出ばかりでしたが何か?

なんにせよ、いまとなってはいい思い出です。

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