クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2007年12月

残り3時間、今年を振り返る

2007年いろいろありました。


色々な人に出会い、話を聞きました。

あんなクルマ、こんなクルマに触れました。

様々なことを知りました。

結局、40冊ちょっとの雑誌に原稿を載せてもらいました。



イイことばかりじゃありませんが、つらいばかりでもありません。

むしろ楽しい日々のほうが多い、幸せな一年でありました。

ともかく、みなさまありがとうございました。


2008年もよろしくお願いします。

いまからおしるこを作ります。では!

GT-Rは買えませんでした

本日、年末ジャンボ宝くじの当選番号が発表されました。
















カスリもせず。
当選金は600円でした(20枚買ったから確率通りの最低ライン)


やっぱり、ではありますが。ザンネンです

地球温暖化(気候変動)について思う

地球温暖化問題懐疑論へのコメントという東北大学の明日香壽川氏が作ったサイトがあります。

こちらでは地球温暖化に対して『産業革命以降の人為的な二酸化炭素排出に原因するという流れに懐疑的な意見について反論』しています。

内容は非常にわかりやすく、一般人向けに書いているようです。

だから、それはそれで勉強になるわけですが、以下のような表記もあって、それはそれで萎えてしまったりするわけです。
 なお、人為排出による二酸化炭素が温暖化の原因となっている証拠を示せ、という批判あるいは要求をよく聞くが、温暖化のサイエンスに関して異なる知識レベルを持つ様々な懐疑論者が、一体何を持って「二酸化炭素が温暖化の主原因である証拠」と認めるのかが明確でないため答えようがないというのが率直な反応である。もし、仮に批判者が、、生物や化学の対照実験の結果のようなレベルの「証拠」を要求しているのであれば、地球がもう一つと大型のタイムマシンが必要となる。
 「20世紀後半から起きている温暖化は二酸化炭素が主な原因」という人為的排出二酸化炭素温暖化説は、数学の定理のように厳密に証明されたものではなく、科学の議論の大部分と同様、仮説であるといえる。ただし、この議論はひとつの決定的な証拠によって真偽が定まるような仮説ではない。

要は『二酸化炭素が温暖化の原因』というのは状況証拠によるものであって、証明なんてできるわけがない、と言っています。また懐疑論者のレベルが様々(研究者と議論する知識レベルにない人もいる)だから説明しようがない、ということを言っているようです。


ただ、明日香壽川氏の発言は一部ミスリードを狙っている気もします。たとえば
 地球大気の温室効果をもたらす最大の要因が水蒸気であることは正しい。また、海のあるもとでは、大気中の水蒸気量はほぼ飽和水蒸気量に比例して増加すると思われるので、温度に対して水蒸気の温室効果が正のフィードバックになることも恐らく正しい。実際に、温暖化予測に用いられる3次元気候モデルにおいては、水蒸気による赤外線の吸収・射出は二酸化炭素と同様に当然考慮されている。
 しかし、水蒸気はすべての波長の赤外線を吸収・射出するわけではない。二酸化炭素、メタン、N2O、フロンなどは、水蒸気の吸収の弱い波長帯の一部を強く吸収・射出する。その吸収波長帯の赤外線によるエネルギーのやりとりに関する限りは、水蒸気よりも重要である。
と書いてある部分ですが、『恐らく正しい』という物言い、『関する限りは、水蒸気よりも重要である』という書き方、これらに他意があると思えませんか。

こうした書き方をするのであれば、水蒸気が吸収・射出しない赤外線の波長帯がどの程度あるのか、そして二酸化炭素などが吸収・射出する波長帯が温暖化に対してどのくらいの影響があるのかをわかりやすく書いておいてほしいものです。

個人的には、この部分こそ地球温暖化問題に対する最大の疑問なのです。つまり「地球温暖化は人為的に排出された二酸化炭素によっている。温暖化ガスとして水蒸気の影響は少なくないが、人為的な影響が少ないので無視してよい」という部分に対する疑問であります。

『無視してよい』理由がいまいち理解できないんですね。

このあたりの理解度を高めること、来年の課題です。

勉強不足からくる疑問

最近「ヨーダンピング」という言葉が示すものがわからなくなりました。

もちろん勉強不足だからなのでありますが、様々な人が「ヨーダンピング」という言葉で示しているものが違うような気がするのです。

だから自分の言葉で書く原稿では使う気のない用語のひとつ、ではあります。


たしかにコーナリングの収束感を示すのに使いやすい言葉だとは思いますが、ヨーダンピングという言葉本来の意味とはチト違うような気がするのです……。


忘年会、暴走中

今年最初で最後の忘年会がまだ続いています。

歌ってます。

元気です。


身に覚えのある話「オーバーアチーバー」とは

あなたの会社こんな人いませんか?:がんばりやさんのマネジメントという長めの記事を読んで思いあたる節がビンビンです。
一応、かつては管理職らしきこともやりましたからマネージメントの真似事くらいはしたことがあって、そういった意味でも身に覚えのある話なのですが、むしろこの記事でテーマとなっている「オーバーアチーバー」という存在に思うことが多いのです。

この記事では「オーバーアチーバー」とは社内におけるトップパフォーマーと位置づけられていますが、言葉をかえれば「給料以上に働く社員」といえるでしょう。

そして、悲しいかな出版業界は、こうした「オーバーアチーバー」によって支えられている(というか、オーバーアチーバーの存在を前提としている)のであります。

残業代が出るわけじゃないのに徹夜で原稿を待って、入稿する編集者。
朝早くのロケから帰社して、翌朝までに取材した材料を処理する編集者。

そうした普通の感覚からみれば異常な仕事振りの編集者によって雑誌作りは支えられています。
少なくとも、自分が知っている自動車雑誌は、そうしたオーバーアチーバーなスタッフによって作られています。

だから多くの企業が年末休みに入っている今日も、編集部には人が一杯いるよう(さきほど電話してみたら、そんな雰囲気でした)。

そろそろ休まないと体を壊すんじゃないかと、かげながら心配してみたり。

また、そうした編集者の姿勢に「こちらも頑張らなきゃ」と思ってみたり。


というわけで、この話はちょっと“つづく”かも



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