クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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2006年02月

ただいま98キロ!

久しぶりにジムでひと汗かいてきました。さらにバッティングセンターで50球の打ち込みもプラス、もう手があがりません。というわけで、本日は仕事ができません。
さて、ジムについて。去年の秋口に健康になるゾ~と入会して以来、徐々にペースダウンしてますが、なんとか週イチのノルマはこなしてます。
しか~し、まったく痩せる気配はなし。今日も風呂あがりに体重を測ってみると……、なんと98キロ! 痩せるどころか、むしろ増えてるかも?

まぁ、運動したあとはメシが美味いから仕方ありません。
というわけで、ジムの近所のマックから、今日の日記でした。

3ホイラーのタイヤは?

しばらく進展していなかった、自己流3ホイラー論。
前回は、3ホイラーはモノコックボディよりフレーム的な別体フレームとしてボディとフレームの間にサスペンション機構を備えたたいいんじゃないか、というところまで話が進んでいたような気がします。
というわけで、駆動系のイメージはインホイールモーターの電気自動車。そして、タイヤの取り付け方法は、こんな風なキャスター式でどうでしょう? この画像は椅子に使われているものですが、このように向きが360度変わるように取り付ければ、進行方向や路面の凹凸に対して最適なタイヤの位置決めが可能になるのでは、と思っております。もちろん軸の付け根を自由に動くようにしていては、コントロールしきれないですから、そこはステッピングモーター&ギアを使って、状況に応じた最適な角度に固定したいものです。こうすればタイヤのグリップさえ確保できれば、不整地での走破性も期待できます。さらに真横に動くことも可能でしょう。

で、こうすると何がいいかって、タイヤを支えるサスペンションがいらないこと。
もちろん四輪でもシャシーとボディの間にサスペンションを入れれば、タイヤはノーサスで支えられそうに思えますが、それぞれの接地性を考えると、やはりサスペンションがないというのは難しいように思われます。
ですが、三輪の場合は接地バランスが崩れることがないのでボディを分離してサスペンションで支えておけば、シャシー単体としてはノーサスでも成立するのではないかと。
さらに想像すれば、三輪の間にバッテリーなどEVを構成する要素を配置したら、どうなるでしょうか。おそらく、そうした3ホイラー・シャシーはいくらでも流用が効くのでは? つまりシャシーは一種類で、タイヤサイズやボディ形状を変えるだけで車種バリエーションを増やすことが簡単にできるような気もします。
はて、いかがでしょうか。

水素社会は遠い!

燃料電池、水素エンジン……。次世代エネルギーとして水素は、その最右翼とされているわけですが、まだまだ普及にはいくつもの壁があるなぁ、と。
たとえば、この画像にあるような水素ステーション。ずいぶん前に見学に行ったときに撮影したものです。一見すると、現状のガソリン給油装置と同等の扱いやすさを持っているように見えます。実際、使い勝手はそう変わらないでしょう。ただ安全基準のレベルが違います。なにせ、目に見えない水素ですから漏れていても分からないわけです。そこで水素センサーと化学消火器を組み合わせた専用の設備が必要なのだそうです。
そして、整備においても同様のことがあります。水素は目に見えません。そのため作業中に漏れ出しても分からないわけです。そこで、現状の法規(というかルール)では、燃料電池車などの整備時にはタンクに入っている水素をいったん全部抜き取るという方法がとられています。そりゃ何かあってピットエリアの上に溜まってしまうと、やはり爆発などの危険性がありますから当然です。ちなみに現状では大気に放出してしまう方法がとられているそう。
ですが、一般ユーザーが使うようになったとき「整備のたびに燃料タンクを空にします。補充分のコストもお願いします」じゃ許されないでしょう?
もちろん整備前に水素を回収して、整備後に充填すればいいのでしょうが、そうなると整備工場ごとに結構な規模のシステムが必要となりますから、やっぱり現実的じゃないかもしれません。
まぁ法規を変えれば済むようですが、こんな話ひとつとっても、いわゆる水素社会の到来は、まだまだ遠いなぁと思う次第であります。

ホンダの新しい軽自動車

ホンダから注目の新型軽自動車ZESTが登場しました。
予想通り、ホイールベースは2420mmですから、プラットフォームは従来の軽モデルであるライフのまま。エンジンも同様ですし、4ATのギア比やファイナルも同じ。14インチタイヤを履くターボグレードでは4.7mという大きめの最小回転半径も共通です。
そして、車高は1635mm(FF)とライフより高くなっております。ちなみにライフの全高は1575~1595mmですから、ちょっと大きくなっているようです。

で、まずはスペック&画像を見ての感想。
・パッと見は、カッコいいですな。
・室内長1810mmというのは広い!

ただポジティブな印象なのは、それだけ。

正直、このモデルの投入で国内販売を増やそうというのなら疑問です。
たしかに直近の軽自動車販売台数でいえば
1位:ワゴンR 2位:ムーヴ 3位:タントとなっていますから
背高系モデルに人気が集まっているように思えますが、
やっぱりアルトやミラやエッセといった背の低い、いわゆるセダン系モデルも地味ながら売れています。だって1月の台数でいえばライフよりもアルトの方が売れているくらいなんです。

つまり販売の現場では背高系とセダン系の両方が求められているのでは?
そして販売台数を稼ぎたいのなら、その両方を用意することは必須では?
と思うのですよ。
また、ライフとゼスト(まだザッツも残っていますが)のラインナップでは、全高1550mm以下のタワーパーキング対応サイズのモデルを持たないことになります。これも疑問です。たとえば本田技研のお膝元である宇都宮あたりでも、駅前の駐車場ではタワーパーキングって見かけますし。けして軽自動車セールスの中心エリアにはタワーパーキングが少ないから問題ないとは言い切れないと思うのです。
それに、このクルマじゃライフと食い合いをするだけで販売台数を増やすというのは難しいと思われます。やっぱり価格的にもこなれたセダン系モデルを追加しなければ軽自動車マーケットにおけるシェアは増やせないのでは? と思ったりして。

もっとも近年、ホンダの軽自動車シェアが下がっているのは販売店での自社登録(ホントは登録じゃなくて「届出」?)が減ったからといわれていますし、この3月から全系列の販売店で軽自動車が買えるようになるそうですから、ZESTの投入で台数が増えるのは間違いないのでしょう。
ただ、やっぱり全高1500mm級のセダン系を出さなきゃ、台数を大幅に増やすのは難しいと思うんだけどなぁ。

結局、付加価値の高いモデルを出したかったのかしらん、というのが結論。

まっ、本音をいえばライフやゼストに使われているプラットフォームやパワートレーンのまま、ちょっとホイールベースを短くして、全高を低くしたセダン系モデルに乗ってみたいだけなんですけど。やっぱり、かつてのトゥデイの印象があるもので。
トゥデイ、ほんとに乗りやすかったし、あの手のクルマでは速かった。GA2シティとビートを足して二で割ったような乗り味で、まさにホットハッチといえる走りでした。
あの感動をもう一度! と願ってやまないわけです。

たまにはクルマ雑誌を買ってみる

自動車雑誌メインで仕事をしているフリーライターながら
意外に自動車関係の雑誌って買わないんですよ。
仕事をいただいている雑誌を贈ってもらっているので
それなりに最新刊がそろっていて、わざわざ買うのは
勿体ない、なんて思ったりするものですから。

それでもタマには買っちゃうんですね~、クルマ雑誌。
そして今日、コンビニで買ったのがXaCAR(ザッカー)です。

この雑誌、仕事をしたことは一度もないのだけれど
旧知のジャーナリストやフォトグラファーが活躍しているし、
なにより同姓同名の編集者がいるから妙に親近感があるのです。
で、ついつい買っちゃうわけです。

ただ、同じ名前のスタッフがいるおかげで、同業者から
「ザッカー見てるよ、大活躍だね」なんて言われることもあって、
「それボクじゃないですよ」と答えたときの気まずさったら……。

ミニバンの三列目

先日、ミニバンに多く採用されているスライドドアに
三列目の乗降性を優先したものがあってもいいのでは?
という記事をアップしましたが、いただいたコメントの多くが
三列目ってほとんど使わないでしょ
というものでした。
たしかに、多くのユーザーにとってはそうなのかもしれません。
でも、こんな仕事をしていると6人でミニバンで移動なんていう
ケースを経験することもあって(事実上のフル乗車です)、
やっぱり三列目から直接降りれるようなドアがあったらいいなぁ
と思うことしきり、なのであります。


具体的には高速道路を走っていて、三列目の乗員がトイレに行きたくなったとき
パーキングエリアなどで二列目の乗員もいったん降りなきゃいけないのです。
そりゃ皆が元気なら問題ないのですが……
二列目の乗員が爆睡状態だったりすると気が引けるものです。
そんなとき三列目の乗員が単独で降りれるドアがあるといいなぁと思うのですね。

また安全面を考えても三列目用ドアがあるといいのでは、と思ったり。
たとえば車両火災が起きてしまった場合、二列目の乗員が降りてからでないと
三列目の乗員が脱出することができないのですから……。
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